清原古墳群
熊本県和水町(旧菊水町)2002年4月訪問、15年3月再訪
前方後円墳3,円墳1、公園
(2015年)
江田船山古墳
前方後円墳、TL62,R41,FW40,FH7.5
横口式家形石棺
位置:32°58′04″N 130°36′07″E (日本測地系)
32.97113373 130.59961298(世界測地系)
南東から見た墳丘、右が後円部、手前に周溝、上段の現墳丘は周囲をかなり削平

前方部端

西から見た墳丘

前方部隅から後円部

前方部から後円部、石棺見学施設がある

後円部から前方部

横口式石棺、巨大な縄掛突起、県内石之室古墳石棺とよく似ている

手前に側壁があり羨道となっている、左手前の石材は扉石でしょうか

屋根側面に縄掛突起、水平に付く

右側も同様、ほぼ正面からしか撮れないのでアングルがとれない

京塚古墳
円墳
舟形石棺
船山古墳から見た復元墳丘、手前が船山古墳周溝

虚空蔵塚古墳
前方後円墳、TL44,R38,RH5.5
位置:32°58′02″N 130°36′03″E (日本測地系)
32.97057821 130.59850197(世界測地系)
北東から、ここは特に変化なし

周溝が巡るが前方部端にはないようだ

南西から

塚坊主古墳
前方後円墳、TL43,R30,FW20、6C初
複室装飾石室、玄室長2.7,幅2.5m
発掘時の写真(説明板より)、石屋形のある肥後型石室、墳丘上部はすっかり壊失していた、石室を解体修理して復元

上部を失った石室復元、ガラス越しに見学

手前に閉塞石、立石は後室袖石、その手前に前室があるがわかりづらい

横から見ると前室が分かるが羨道に近い感じ、後室に石屋形、その手前に屍床があるがこれもわかりづらい

石屋形

石屋形正面から、奥壁に装飾がある

石屋形天井石に巨大な縄掛突起がある

奥壁装飾、鋸歯文でしょうか

復元墳丘

屋外に展示、石室天井石だそうです、左奥東屋に清水原石棺

清水原石棺
家形石棺、身は組合式、蓋は刳抜式、蓋石にヒビが入っているのかな

寄棟式の蓋石、丸い縄掛突起

こちらはヒビが入ってないような

蓋石は内側まで見事に繰り抜かれている

(2002年)
江田船山古墳
墳丘西側、墳丘周囲は復元、上部は元のままか

前方部隅から、周溝が巡り、くびれ部両側に造出がある

横口式家形石棺、後円部施設内に保存、ガラス越しに見学できる、銀象眼太刀が出土したことで有名

京塚古墳
復元墳丘

虚空蔵塚古墳
前方後円墳、TL44,R38,RH5.5
位置:32°58′02″N130°36′03″E
復元墳丘横から、前方部はかなり削平されていた

前方部隅から、周りを前方後円型の周溝が巡る

塚坊主古墳
復元墳丘、手前に置かれている石(矢印)が玄室、前室の天井石

前方部隅から

清水原石棺
側の県道拡張工事のさい出土、塚坊主古墳の側に保存

蓋は刳り抜き、身は組合式

(見学記)
菊池川を望む清原(せいばる)丘陵の西端にある古墳群で現在前方後円墳3基(全て国史跡)と円墳1基が復元され公園として整備されています。園内には歴史民俗資料館(無料)もあるが無人の小さな建物で縄文から古墳時代の出土物が展示されているが船山古墳出土品はレプリカだけ。むしろ中庭の苔むした舟形石棺に興味が行くが何も説明はない。
江田船山古墳
やはり一番のお目当てはこれ。銀象眼の文字が彫られた太刀が有名で本などにはよく出てくるが墳丘のことが書かれていたことは殆どなく、お目にかかれて嬉しかった。更に驚いたのは後円部に上るとドアがあり石室でもあるのかなと思って入ると中には横口式家形石棺が。ビックリしたな~、こんなのがあるなんて初めて知ったよ。ガラス越しに見ることになりますが内部照明付き、入り口はいつも開いているようで随時見学できます。他の古墳は復元墳丘を見る程度、塚坊主古墳には石室があるが保存施設の中で見学は出来ない。側に県道拡張工事のさい出土した家形石棺が展示されている。
前方後円墳3,円墳1、公園
(2015年)
江田船山古墳
前方後円墳、TL62,R41,FW40,FH7.5
横口式家形石棺
位置:32°58′04″N 130°36′07″E (日本測地系)
32.97113373 130.59961298(世界測地系)
南東から見た墳丘、右が後円部、手前に周溝、上段の現墳丘は周囲をかなり削平

前方部端

西から見た墳丘

前方部隅から後円部

前方部から後円部、石棺見学施設がある

後円部から前方部

横口式石棺、巨大な縄掛突起、県内石之室古墳石棺とよく似ている

手前に側壁があり羨道となっている、左手前の石材は扉石でしょうか

屋根側面に縄掛突起、水平に付く

右側も同様、ほぼ正面からしか撮れないのでアングルがとれない

京塚古墳
円墳
舟形石棺
船山古墳から見た復元墳丘、手前が船山古墳周溝

虚空蔵塚古墳
前方後円墳、TL44,R38,RH5.5
位置:32°58′02″N 130°36′03″E (日本測地系)
32.97057821 130.59850197(世界測地系)
北東から、ここは特に変化なし

周溝が巡るが前方部端にはないようだ

南西から

塚坊主古墳
前方後円墳、TL43,R30,FW20、6C初
複室装飾石室、玄室長2.7,幅2.5m
発掘時の写真(説明板より)、石屋形のある肥後型石室、墳丘上部はすっかり壊失していた、石室を解体修理して復元

上部を失った石室復元、ガラス越しに見学

手前に閉塞石、立石は後室袖石、その手前に前室があるがわかりづらい

横から見ると前室が分かるが羨道に近い感じ、後室に石屋形、その手前に屍床があるがこれもわかりづらい

石屋形

石屋形正面から、奥壁に装飾がある

石屋形天井石に巨大な縄掛突起がある

奥壁装飾、鋸歯文でしょうか

復元墳丘

屋外に展示、石室天井石だそうです、左奥東屋に清水原石棺

清水原石棺
家形石棺、身は組合式、蓋は刳抜式、蓋石にヒビが入っているのかな

寄棟式の蓋石、丸い縄掛突起

こちらはヒビが入ってないような

蓋石は内側まで見事に繰り抜かれている

(2002年)
江田船山古墳
墳丘西側、墳丘周囲は復元、上部は元のままか

前方部隅から、周溝が巡り、くびれ部両側に造出がある

横口式家形石棺、後円部施設内に保存、ガラス越しに見学できる、銀象眼太刀が出土したことで有名

京塚古墳
復元墳丘

虚空蔵塚古墳
前方後円墳、TL44,R38,RH5.5
位置:32°58′02″N130°36′03″E
復元墳丘横から、前方部はかなり削平されていた

前方部隅から、周りを前方後円型の周溝が巡る

塚坊主古墳
復元墳丘、手前に置かれている石(矢印)が玄室、前室の天井石

前方部隅から

清水原石棺
側の県道拡張工事のさい出土、塚坊主古墳の側に保存

蓋は刳り抜き、身は組合式

(見学記)
菊池川を望む清原(せいばる)丘陵の西端にある古墳群で現在前方後円墳3基(全て国史跡)と円墳1基が復元され公園として整備されています。園内には歴史民俗資料館(無料)もあるが無人の小さな建物で縄文から古墳時代の出土物が展示されているが船山古墳出土品はレプリカだけ。むしろ中庭の苔むした舟形石棺に興味が行くが何も説明はない。
江田船山古墳
やはり一番のお目当てはこれ。銀象眼の文字が彫られた太刀が有名で本などにはよく出てくるが墳丘のことが書かれていたことは殆どなく、お目にかかれて嬉しかった。更に驚いたのは後円部に上るとドアがあり石室でもあるのかなと思って入ると中には横口式家形石棺が。ビックリしたな~、こんなのがあるなんて初めて知ったよ。ガラス越しに見ることになりますが内部照明付き、入り口はいつも開いているようで随時見学できます。他の古墳は復元墳丘を見る程度、塚坊主古墳には石室があるが保存施設の中で見学は出来ない。側に県道拡張工事のさい出土した家形石棺が展示されている。