寺山古墳群
和歌山県和歌山市 2008年3月訪問
27基以上
1号
円墳、R10,H2
横穴式石室、玄室長0.75,幅1.75,高2m
位置:34°13′58″N 135°17′28″E (日本測地系)
34.23607932 135.28832889(世界測地系)
北向きに開口した石室

羨道部壊失

奥行きがあまりない割に背が高い

2号
方墳、L10
横穴式石室、玄室長2.5,幅2.2m
1号から見た墳丘、西と北に2段積みの石垣が残る

頂部に石室露出、天井壊失

こちらは南向きに開口

玄室奥上から

両袖式の玄門、左右の袖幅が随分違う

3号
円墳、R10
横穴式石室、玄室長2.5,幅1.7m
南側から見た墳丘

奥上から見た玄室、北東方向に開口

手前上から見た玄室

片袖式の玄門、羨道埋没

斜め奥から

4号
3号南側の低い尾根上に4-7号が並ぶ

7号
横穴式石室、全長4m
東向きに開口

石室内部

玄室は土砂が流入、側壁も土圧で傾いているよう

8号
長円墳、14×16m
北石室、全長5.5m、玄室長2.7,幅2.1,高2.5m
南石室、全長3m、玄室幅1.1,高1.5m
東向きに2基の石室が開口、高さのレベルが随分違う

北石室正面

羨道、土圧でかなり歪んでいる

良好に残る玄室、三段積みの奥壁は上部の石が巨大

奥から外、両袖式

南石室開口部

側壁が膨らみ気味だが良好に残っている

11号
横穴式石室
墳丘

石室開口部

_2と反対側

12号
円墳、R10
横穴式石室、全長6.2m、玄室長3.6,幅1.7m
石室正面

石室上部が露出

露出した天井石

背の高い玄室

奥壁

奥から外、側壁はせり出し天井石は傾きかなり危険な状態

13号
方墳、L8
横穴式石室、全長4.5m、玄室長2.9,幅1.2m
石室正面

石室はかなり破壊埋没

左が奥壁、右が側壁

14号
方墳、L10
横穴式石室、全長5.8m、玄室長1.8,幅2.3m
墳丘、石室正面

開口部

羨道

やや持ち送りのある玄室、幅の方が大きいT字型

奥壁上部

奥から外、巨大なまぐさ石

15号
方墳、L25
横穴式石室、全長8m、玄室長3.1,幅2.1,高2.8m
墳丘、石室正面、墳丘石室とも群中最大

開口部、羨道はかなり埋もれて狭い

奥壁

奥から外、両袖式、途中で太い竹が入室を邪魔している

20号?
石材が露出している程度

22号?
露出した天井石

(見学記)
和歌山市新庄、和歌山高校背後(南側)の丘陵斜面にある古墳群です。東側に林の中に入っていく道がありますが古墳群は西の方に集中していて100m以上歩いて道が消えてきて間違った場所に来たかと不安になりかけた頃やっと古墳に巡り会えます。27基以上から成る石室墳で説明板も何もないですがOBITOさんのサイトで個々の位置関係が書かれていたので何とか各番号が分かりました(でないと後の整理が大変だったかも)。方墳と円墳が混在していますがはっきり方墳と分かるのは2号だけ、2段になった石垣が北と西側に見えてます。他にこのようなのがないから後世のものでなく当時のものでしょうか。他に8号が長円墳で双室墳、東向きに2基の石室が開口、北側は全長5.5mで羨道玄室ともよく残っていますが羨道が全体に大きく北に傾き今にも崩壊しそうで怖い。玄室は良好、奥壁は3段+αですが上部の方が石が大きい。南側のは全長3m程の小型石室です。群中央辺りに最大の15号がありやはり最大の石室が東向きに開口しています。全長8mで羨道玄室ともよく残っていますが羨道が埋まり気味の上に玄門前に太い竹が生えていて入るのが困難、ここに入るにはメタボを解消した方がよさそう(笑)。他にも石室は幾つもありますが状態がよいのはこの2基くらい、他は半壊だったり埋まっているのが多い。
学校が休みだったのでテニスコート脇の学校駐車場を利用させて貰いました。
27基以上
1号
円墳、R10,H2
横穴式石室、玄室長0.75,幅1.75,高2m
位置:34°13′58″N 135°17′28″E (日本測地系)
34.23607932 135.28832889(世界測地系)
北向きに開口した石室

羨道部壊失

奥行きがあまりない割に背が高い

2号
方墳、L10
横穴式石室、玄室長2.5,幅2.2m
1号から見た墳丘、西と北に2段積みの石垣が残る

頂部に石室露出、天井壊失

こちらは南向きに開口

玄室奥上から

両袖式の玄門、左右の袖幅が随分違う

3号
円墳、R10
横穴式石室、玄室長2.5,幅1.7m
南側から見た墳丘

奥上から見た玄室、北東方向に開口

手前上から見た玄室

片袖式の玄門、羨道埋没

斜め奥から

4号
3号南側の低い尾根上に4-7号が並ぶ

7号
横穴式石室、全長4m
東向きに開口

石室内部

玄室は土砂が流入、側壁も土圧で傾いているよう

8号
長円墳、14×16m
北石室、全長5.5m、玄室長2.7,幅2.1,高2.5m
南石室、全長3m、玄室幅1.1,高1.5m
東向きに2基の石室が開口、高さのレベルが随分違う

北石室正面

羨道、土圧でかなり歪んでいる

良好に残る玄室、三段積みの奥壁は上部の石が巨大

奥から外、両袖式

南石室開口部

側壁が膨らみ気味だが良好に残っている

11号
横穴式石室
墳丘

石室開口部

_2と反対側

12号
円墳、R10
横穴式石室、全長6.2m、玄室長3.6,幅1.7m
石室正面

石室上部が露出

露出した天井石

背の高い玄室

奥壁

奥から外、側壁はせり出し天井石は傾きかなり危険な状態

13号
方墳、L8
横穴式石室、全長4.5m、玄室長2.9,幅1.2m
石室正面

石室はかなり破壊埋没

左が奥壁、右が側壁

14号
方墳、L10
横穴式石室、全長5.8m、玄室長1.8,幅2.3m
墳丘、石室正面

開口部

羨道

やや持ち送りのある玄室、幅の方が大きいT字型

奥壁上部

奥から外、巨大なまぐさ石

15号
方墳、L25
横穴式石室、全長8m、玄室長3.1,幅2.1,高2.8m
墳丘、石室正面、墳丘石室とも群中最大

開口部、羨道はかなり埋もれて狭い

奥壁

奥から外、両袖式、途中で太い竹が入室を邪魔している

20号?
石材が露出している程度

22号?
露出した天井石

(見学記)
和歌山市新庄、和歌山高校背後(南側)の丘陵斜面にある古墳群です。東側に林の中に入っていく道がありますが古墳群は西の方に集中していて100m以上歩いて道が消えてきて間違った場所に来たかと不安になりかけた頃やっと古墳に巡り会えます。27基以上から成る石室墳で説明板も何もないですがOBITOさんのサイトで個々の位置関係が書かれていたので何とか各番号が分かりました(でないと後の整理が大変だったかも)。方墳と円墳が混在していますがはっきり方墳と分かるのは2号だけ、2段になった石垣が北と西側に見えてます。他にこのようなのがないから後世のものでなく当時のものでしょうか。他に8号が長円墳で双室墳、東向きに2基の石室が開口、北側は全長5.5mで羨道玄室ともよく残っていますが羨道が全体に大きく北に傾き今にも崩壊しそうで怖い。玄室は良好、奥壁は3段+αですが上部の方が石が大きい。南側のは全長3m程の小型石室です。群中央辺りに最大の15号がありやはり最大の石室が東向きに開口しています。全長8mで羨道玄室ともよく残っていますが羨道が埋まり気味の上に玄門前に太い竹が生えていて入るのが困難、ここに入るにはメタボを解消した方がよさそう(笑)。他にも石室は幾つもありますが状態がよいのはこの2基くらい、他は半壊だったり埋まっているのが多い。
学校が休みだったのでテニスコート脇の学校駐車場を利用させて貰いました。