茗荷谷古墳群

兵庫県三田市 2019年3月訪問

4基、残存2基

1号
 横穴式石室
 位置:34°57′51″N 135°11′24″E (日本測地系)
    34.96738901 135.18721383(世界測地系)
高さ10m程の巨大な墳丘、じゃなくてこれは多分自然地形


北側から登ると上部に墳丘が見えている、上部を平坦に整形しているような


これが墳丘


石室正面、南側に開口


羨道は殆ど壊失


玄室は良好、やや持ち送りがあるか


〃縦位置


下部に奥壁を据えるがやや埋まる、最上部にも大きな石を置く


奥から外、左片袖か


4号
 横穴式石室
 位置:34°57′52″N 135°11′30″E (日本測地系)
    34.96766679 135.18888034(世界測地系)
林の中の墳丘、小川の側に立地している


羨道は埋没、湿っぽい場所なので苔むしている


玄門辺りで開口


玄室良好、幅の割に背が高い


〃縦位置、上部で持ち送り


奥壁、中央部に巨石を配している


奥から外、右側が崩れそう


奥から見た天井


(見学記)
三田市東本庄、本庄小学校から武庫川を挟んだ北側300m辺りにある集落の背後の林内にある古墳群で4基中2基残存しています。集落東側に溜池がありその西側の道を通ってフェンスを超えて林の中に入っていきます。道なりに行くと小さな墓地があり側を小川が流れている、痕跡道を通って小川を越えて南東方向に行くともう一つのより小さな小川がありその向こうに墳丘が見えています、これが4号。墳丘は見逃す可能性もあるが古墳とは関係ない白い表示版がありその方が目立つ、その南側です。墳丘は割と残り南西に開口、無袖式の石室が残っています。フェンスまで戻りその辺りの林の通りやすい辺りを北西方向に行くと左手に小高い独立丘のようなのが見えてきます。その頂にあるのが1号、ここも墳丘がよく残り南向きに開口した石室が残っています。古墳よりも気になるのがこの独立丘のような地形、尾根先端をカットしたようにも見えるがそれにしても大きすぎるしこの上に石材を運ぶのも難しそう、でもどう見ても人工的な地形に見えます。古墳を作ってからカットしたんでしょうか。人間の目にはハッキリした地形ですが25000分の1の地形図ではこの地形は出てきません。ここは石室自体は平凡ですが適度に離れていて探す楽しみがあります。溜池南側に駐車スペースあり。

井桶古墳群

兵庫県三田市 2019年3月訪問

4基中3基残存、1基は残骸状態

2号
 横穴式石室
 位置:34°56′43″N 135°12′27″E (日本測地系)
    34.94850211 135.20471225(世界測地系)
尾根南側斜面に良好に残る墳丘、3,4号の間にある


南側に開口


狭いが入るに問題なし


石室も良好、やや持ち送りがあるか


奥壁は最上部以外は2列並列、特に鏡石はなさそう


奥から外、無袖でしょうか、まぐさ石が一段下がっている、右上部の石は単独ではなくその上の割った残り部分のような


3号
 横穴式石室
西端、これも良好に残る墳丘


隙間開口


石室自体は良好、奥の方が狭くなっているような


幅の割に高さがあるかも、奥壁は基部に鏡石を据えている


4号
 横穴式石室
東端、これを最初に見ました


これも良好、3基ともそうですが


激狭開口、これは無理


ここも石室はよく残っています


奥壁には小さいがはっきりした鏡石がある、上に平石を重ねる


(見学記)
三田市末、千丈寺湖西側、4基からなる古墳群ですが1号はほぼ消滅のようです。尾根のように伸びた丘陵南向き斜面に3基の古墳が並んでいてどれも墳丘がよく残っています。東側から4,2,3号、直線状に並んでいるのになんで番号が順番になっていないんだ。どれも南向きに開口、3号は隙間開口、内部はよく残っているようです。2号は無袖式の石室が完存、中にも入れます。4号も隙間開口だが無理すれば入れるかな(入らなかったけど)、ここも石室はよく残っています、幅より少し背が高いような、奥の方に幅が狭くなっているようで右側壁に段差があるように見えます。南側に広い駐車場があり(地図では末西公園)その西側の溜池辺りから北側の林の中に入っていくのが一番楽かな。

辻之浦古墳群(辻之浦1号)

兵庫県三田市 2019年3月訪問

実質1号のみ

1号(辻之浦1号)
 横穴式石室
 位置:34°55′21″N 135°14′24″E (日本測地系)
    34.92572628 135.23721063(世界測地系)

霊園入口辺りの道路脇に保存


よく保存してくれましたと思うレベル


羨道天井部は壊失


背の高いやや持ち送りのある玄室、内部は物置として使われていたか


〃縦位置


天井石も面が整えられている


奥から外、僅かだけど両袖かな


入り口から側壁右側、下部の石で面が整えられている




(見学記)
三田市志手原、県道49号沿いにメモリアルパークという墓地があり県道から墓地に至る道を登っていくと観音像がありその足元に古墳があります、これが1号、古墳群ですが実質これだけのようです。墳丘はよく残っているように見えるが復元かもしれない。でも石室自体はよく残っています。羨道前部の天井は失われていますが立ったまま入れる状態、玄室は更に背が高くその割には幅が狭く持ち送りが顕著です。左片袖かな、袖幅は狭い。石室自体の状態はいいけど残念なことに物置状態です。メモリアルパークの駐車場を利用可、でも墓地のパンフレットを勧められるかもしれない。

清水古墳

兵庫県三田市 2019年3月訪問

横穴式石室
 位置:34°55′28″N 135°14′20″E (日本測地系)
    34.92767056 135.23609953(世界測地系)

お寺背後の丘の上に良好な墳丘


石室開口部正面、羨道はかなり壊失


大きな開口部、玄門辺りか


ここもやや背が高く持ち送りのある玄室


〃縦位置


奥から外、こちらは石材の面が整っている


天井


奥から左方向、割石積


〃反対側、画面中央の石が引っ込むが割れたんでしょうか


(見学記)
メモリアルパーク入り口から県道を100m程北に行くと三佛山というお寺とも教会ともわからないような民家のような建物がありその背後の林の中に古墳があります。ここも墳丘石室とも良好、無袖式かな。石材は奥壁側壁ともに小型で持ち送りがあります。寺南側に駐車スペースあり。

北ノ脇古墳群

兵庫県丹波篠山市 2019年3月訪問

 現存6基

1号
 位置:34°56′46″N 135°16′38″E (日本測地系)
    34.94933621 135.27442968(世界測地系)
南側から見た1号(左)、2号(右)


尾根先端に構築、結構大きい


尾根先端側から


墳頂が盗掘で窪む


巨石露出、動かされている


2号
横穴式石室
1号から見た2号、石室露出


羨道部は天井壊失


石室正面、まともに残っているのはこれだけ


割石積の玄室


奥壁は側壁石材と変わらず


奥から外、無袖式、天井が一段下がっているのがまぐさ石でしょうか


3号
割と残る墳丘、これだけ南にずれている


天井石でしょうか


4号
藪の中に石室露出


割と後まで伸びています


四角く加工された天井石


5号
破壊された石室


6号
良好な墳丘


如何にも石室らしい石材露出


石室前部の天井石


天井石、背後から


側壁も見えているようです


(見学記)
三田市下里、県道37号から高平小学校南側を曲がって東に行き橋を渡ります。そこから南に50m程、丘の上に登る道があって突き当りに墓地があります。その北側尾根筋に6基の古墳が並んでいます。墓地の手前から既に2号の石室開口部が見えている。一番西側にあるのが1号、大きな墳丘が残り天井石が露出しているが内部埋没、隣に隣接しているのが2号、墳丘は殆流失し南側に開口、これが唯一中に入れます。その隣が最大の墳丘を持つ6号、これも天井露出内部埋没、その南側に3号、小さな墳丘に乱れた石材が露出程度です。6号北側に4号、墳丘はすっかり流失し細長い石室基部が残存、更に北側に5号が隣接、頂部が大きく盗掘され石材が僅かに見える程度です。橋の袂に駐車スペースあり。

洞中古墳群

兵庫県丹波篠山市(旧篠山町)2000年4月訪問、2019年3月再訪

前方後円墳1,円3、現存3(2?)基

(2019年)
円墳、R22,H5
横穴式石室、全長15m、玄室長6.6,幅2.4,高3.5m
丹波最大の横穴石室
位置:35°03′02″N 135°17′29″E(日本測地系)
   35.05377109 135.28859264(世界測地系)
南側から見た墳丘、天井石露出、高さは当然今の5割増しくらいあったんでしょうね


背後から


石室正面側から、谷中で左(北側)が低くなっている


石室正面、羨道前部破壊


羨道後部、ここだけでも巨大


玄室、奥壁上部が抜かれているので明るい


玄室奥から、自然光なので石材の質感がよく分かる


〃縦位置


天井、持ち送りがあるのでやや狭い


側壁、石材は結晶片岩でしょうか


反対側、巨石も凄いけどかなり硬い石材、よく加工して運んだものです


2号
前方後円墳、TL35
横穴式石室、全長10.7m、玄室長5.0,幅1.9,2.5m
位置:1号南100m
尾根先端を整形して造られた墳丘、到着時は日陰だったので日が当たるまで2号を先に撮影


尾根切断部


墳丘反対側


後円部席室正面側


開口部、狭いが入るに問題なし


長い羨道、天上の石は結晶片岩のようだ


持ち送りの強い玄室


〃縦位置、奥壁は3段、これはこれで巨石だが1号を見た後ではそれ程感じず


奥から外、両袖式、袖の位置が少しずれているのかな


〃縦位置


狭い天井


側壁、1号に比べればやや小ぶり、でも緻密に積んでいます


〃反対側、やはり結晶片岩のようです


羨道奥から、中央に異物が写っている


(2000年)
1号
石室正面、羨道下部が墳丘裾まで残っている


墳丘背後、奥壁が抜かれている


羨道、玄室、神戸大地震で石材の一部が落下、奥壁が抜かれていたのは以前から


巨石を使った玄室


玄室、天井


奥から外、崩壊した石材が転がっている


3号
小さな尾根を切断して構築された墳丘、現地説明板では2号墳となっている


前方部斜め後方から


後円部西側に石室が開口


玄室


左片袖式、羨道はかなり埋まるが玄室はよく残っている


(見学記)
(2019年)
丹波篠山市曽地中、次の目的地の途中にあるので19年ぶりに再訪してみました。改めて見てみると狭い谷間の中、2号の前方後円墳に至っては谷の最奥部に立地しています。尾根を切断しているようで切断跡も残っています。羨道には怪しげなものがあったけど狸の死骸だった(汗)、死んだばかりのよう、さすがにそのままでは撮影に邪魔なので外に運び出しておきました。もうそろそろ前方後円墳の時代が終わる頃の横穴石室を持つ前方後円墳や県内でも有数の規模の石室を持つ1号がこんな狭い場所に立地していたとはね。ここに何らかの生産集団がいてもこの古墳を造るのは経済的に無理かな、どんな集団が造ったんでしょうか。2号側の県道カーブ辺りに駐車スペースあり。
後から調べてみると3号は2号南方、駐車した辺りの道路向かいにあるようです(汗)。でも墳丘削平石材露出だそうですがストリートビューで見てもそれらしきものは見当たらなかった。

(2020年)
1号
谷中を走る県道を南下すると1号墳の墳丘が見えてくる。径22m、高5mの円墳で西側に石室が開口している。巨石を使った丹波最大の両袖式石室で全長15m、玄室長6.6,幅2.4,高3.5m。羨道は基部は先端付近まで残っているが天井部は大半壊失、玄室奥壁も上側が抜かれてトンネル状になっているがそれ以外よく残っている。阪神大震災で石材の一部が落下、そのため柵があって玄室には入れないがその巨大さはよく分かる。石室の大きさに比べて現墳丘はそれ程大きくなく本来もっと大きかったようだ。それにしてもそれ程大きくない谷の中にこんな巨大な石室が何故という感じです。市史跡。

3号
1号の南側100mにある。全長35mの前方後円墳で墳丘はほぼ裸の状態で前方後円墳らしいかわいい姿を見せている。小さな尾根の先端を整形して築造している様子がよく分かる。後円部西向きに石室が開口、左片袖式で全長10.7m、玄室長5.0,幅1.9,高2.5mでやはり墳丘に似合わず長大な石室です。入り口はかなり狭く羨道も大分埋まっているが玄室は良好、大きな空間が残っている。1号に比べて石材が小さくこちらの方が先に造られたようだ。なお現地の説明板では2号墳となっている。市史跡。

三ノ宮古墳群

兵庫県丹波篠山市 2019年3月訪問

4基

1号
 横穴式石室
 位置:35°07′00″N 135°20′36″E
    35.11987741 135.34053014(世界座標)
林道から見た1号、ここから直接行っていけないこともない


尾根先端に立地


墳丘は割と残る


正面から、羨道埋没


この辺りが玄門、覗けるが入室不可


巨石天井石露出、ここも隙間がある


天井石は2枚


奥壁は側壁と同じく小型石材


側壁


玄門辺り、両袖式


2号
林道が急カーブする辺り


石室前部崩壊


左側羨道側壁は割と残る


石室背後から


巨石天井石露出、隙間があって内部が覗ける


正面からは傾いた天井石で見づらい


奥壁、荒々しい石材


奥から外、何とか入室出来る程度


3号
3号と同じ尾根に立地、順番に行けばこちらの方が先


割と大きな墳丘だが石材見られず


4号
丘陵頂部に立地


石材数個散乱


(見学記)
丹波篠山市中、大芋小学校北東隅に交番がありその脇から丘に登っていく道があります。フェンスを越えると草茫々、これは厄介かなと思いましたが茫々なのは最初の10m程度、後は普通の山道、とは言え完全に廃道状態です。丘陵頂部手前、山道が大きくカーブする辺りに石室がありこれが2号、前部はかなり崩壊していますが玄室後部は石室と分かる程度に残存、奥壁も何とか見えています。頂部にもう使われていないコンクリ製の水道タンクがありその側の頂部にあるのが4号、墳丘は残っていますが破壊された石材が数個露出程度、コンクリ片も混じっていて紛らわしい。そこから南側の尾根筋を下っていくと尾根が左右に別れ付け根辺りにあるのが3号、背は低いが割と大きな墳丘、でも石材は見えず。左の尾根先端にも古墳のような高まりがありますが円形になっておらず自然地形のようです。右側の尾根先端にあるのが1号で天井石露出、羨道は埋まっていますが玄室は天井の隙間から内部が覗けます、入るのは厳しいかな。ここは登ってくる途中の山道からも見えていたので帰りはショートカットして山道に戻りました。交番の脇に駐車スペースあり。

一ノ宮古墳群

兵庫県丹波篠山市 2019年3月訪問

神社前から


1号
 位置:35°04′50″N 135°21′02″E (日本測地系)
    35.08376913 135.34775335(世界測地系)
石段脇に大きな墳丘が見えています


階段途中から


石材が露出


下方に石列が続く


下方から、右側壁かな


横から


頂部で天井石が残る、内部埋没


2号
石段を上がった辺り、藪の中に緩やかな墳丘


その3
社殿かなり後方尾根筋にありました


古墳?、石室?


(見学記)
丹波篠山市市野々、一之宮神社周辺にある古墳群ですが実質1号だけでしょうか。神社は山裾の赤い鳥居が目印ですが奥の方まで入っていかないと気が付きません。長い石段がありその左側に一目で墳丘をわかる1号があります。長い石室の天井が露出していますが内部は埋没しています。石段の反対側にあるのが2号、藪に包まれていますが何とか墳丘が分かる。社殿の背後に4基程ありますが石材露出程度だそうだけど全く分からず。尾根を登っていった場所に石材露出したのがありましたが石室かな。神社前に駐車可。

福井四ノ宮1号

兵庫県丹波篠山市 2019年3月訪問

福井四ノ宮1号
 位置:35°06′46″N 135°20′08″E (日本測地系)
    35.11598891 135.33275329(世界測地系)

民家裏、谷筋出口辺りに立地


墳丘一部流失、このワイルド感がいい


西側で側壁露出、よく崩れなかったな


開口部正面、多少土砂流入


石室内部、左側壁が露出しているのでそちらから土砂流入が多い


中間辺りから、隙間が多いので内部は明るい


奥壁は格好良い1枚石のようです


奥から外、入口辺りは天井水平だが中間部はかなり傾く


(見学記)
丹波篠山市福井、大百合古墳群から丘陵裾を通る道路を400m程東に行くと谷筋に集落があります(豊林寺の案内板あり)。更に100m程東、あまりハッキリしない谷筋奥に大きな農家がありその北側にある古墳です。山道を入っていくとすぐ石室が見えます。斜面をカットした造った墳丘で南向きに開口、封土左側が大きく流失して側壁が露出しています。石室自体は割とよく残っていますが土砂が何カ所かで流入、ちょっと入りにくい。側壁に隙間があるので内部は明るい、奥壁は縦長の巨石1枚石のようです、玄門は右片袖式かな。側壁が露出しているせいか石材の一部が脱落、その為天井石の1枚が傾いています。
すぐ西側谷筋、豊林寺のある集落に坂本古墳(坂の下古墳)があり民家庭先に石室が露出しているそうですが集落内を2,3回廻っても全く見つからず、人に聞こうにも誰とも会わず。帰ってからの情報ではひょっとして消滅しているかもしれません。あったと思しき場所も確かに見ているのですが空地になっていた、消滅したばかりだったかもです。更に既に訪問しているのに気が付きました、名前が違っているから気が付かなかった(汗)。

大百合古墳群

兵庫県丹波篠山市 2019年3月訪問

横穴石室1基他

全景
下の墓地からの眺め、右後方尾根筋に立地


1号
尾根筋先端に立地


2号
穏やかな高まり


3号
高さの割に大きな墳丘


上部が窪んでいるが石材見当たらず


4号
これも上部が窪む


5号
横穴式石室
位置:35°06′44″N135°19′35″E (日本測地系)
   35.11543343 135.32358746(世界測地系)
墳丘背後から、1-4号の列より西側にずれて立地


西側から見た墳丘


開口部は埋没


天井石がずれて開口、玄門辺り


カメラを突っ込んで撮影、玄室は殆ど埋まっていない


側壁奥壁とも乱石積み


奥から外、羨道は完全埋没


6号(仮)
7号下方


7号(仮)
尾根筋最上部の急斜面に立地、多分古墳


(見学記)
丹波篠山市福井、丘陵麓近くの尾根筋に立地する古墳群です。福井郵便局西方600m新しく墓地が出来ていて(南を通る国道173号から見えている)北東隅辺りのフェンスを超えて東側の尾根に登り下から5番目の古墳に横穴石室があるというので数えながら登っていくと5番目はかなり急斜面に立地している。こんなのに石室があるのかと思ったが案の定なかった。その下側に墳丘があり石室が開口していました。よく見れば3,4番目の墳丘のすぐ西側に接している、もう直線状に並んでいるとばかり思っていたから気が付かなかった(汗)。石室は西向きに開口していますが羨道埋没、でも玄室天井の隙間から中に入れます。石室は割石積み、奥壁側壁とも石材はそれ程大きくはない。改めて尾根上の古墳を数えてみると5基程ありました。どれも頂部が盗掘などで凹み石材は全く見られません。石室だけ見るのならフェンス門扉からほぼ真っすぐ斜面を登っていったほうがよさそうです。墓地に駐車スペースあり。
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