金子石塔塚古墳(奥場2号墳)
岡山県総社市 1988年4月訪問、2019年1月再訪
円墳、R266C後半
横穴式石室、全長11.6m、玄室長5.5,幅1.9,高2.4m
家形石棺
位置:34°40′43″N 133°42′35″E (日本測地系)
34.68183637 133.70707827(世界測地系)
(2019年)
30年ぶりの訪問、登り口に案内表示ができていた

石室前にも説明板設置

長い羨道は奥の方しか残っていない

開口部から石棺が見える、以前は棺身が見えない程埋まっていたようです

大型石材を使った玄室、側壁は基本3段

石塔塚と言えばやはり石棺、でも石棺の印象が強すぎて石室の記憶が殆どなかった(汗)

井原市浪形石で作られた家形石棺、これも以前は開けられていたようです

蓋石に4つの角型縄掛突起

蓋石尾根には平坦面が殆どない、家形石棺でもやや古式な印象

奥壁は巨石1枚石

〃ストロボ無し

奥から外、右片袖式、十分明るいから照明装置はいらないだろ

石棺奥から、よく破壊されなかったものです

左後方から

しつこく右後方から

奥から天井、ストロボ無し

奥から左方向

〃右方向、それ程緻密な積み方という印象はありません

奥場1号
古墳群を形成していて南側尾根筋西側斜面に1号がある

上から見ると非常に良好な墳丘が残っているが

下から見ると大きく盗掘、石材も見えていない

(1988年)
石室開口部

玄室、刳抜式石棺、以前は蓋が開かれ石棺も土砂で埋もれていたが石室内が清掃され蓋も元に戻された

石棺は地元浪形石製、光のせいもあるが貝殻石灰岩製の石棺が白っぽい、県内に同じ浪形石の石棺が他に4基ある、江崎古墳、王墓山古墳、こうもり塚古墳牟佐大塚古墳

奥から外

(見学記)
(2019年)
序でがあったのでここも久しぶりの訪問、31年ぶりだ。ここは超有名だから初心者の頃既に行ってますね。周辺の様子は全く記憶にない、石室も石棺のイメージが強すぎて石室自体は余り印象に残っていない。金子池辺りから案内板が出ていて容易にたどり着けます、石室前にも説明板が設置されていました。尾根上に築かれた墳丘もよく残っている。石棺で有名ですが奥壁も長方形の巨石1枚石と滅多にない奥壁です。見た感じ上部が僅かに外側に傾いているように見えたけど安定性をはかっているんでしょうか。しかしこれ程の古墳なのに史跡指定はされていないようです。
南側尾根筋西側斜面にも大きな墳丘があります、奥場古墳群を構成していてこれが1号、石塔塚が2号です。南側が大きく盗掘を受けていますが石材は全く見られず。盗掘が墳丘中央まで達しておらず横穴だったら石室後部辺りは残っているかもしれない。前回も訪問していたけどすっかり忘れていた。金子池の中を通る堤がありそこに駐車可。
(1988年)
径30mの円墳で南側に石室が開口、右片袖式全長8.5mで玄室に刳抜式の家形石棺があります。県内に5基ある地元浪形石製(貝殻石灰岩)の石棺で蓋石の背が高く縄掛け突起も突き出た古いタイプのものです。かっては石棺が半ば土砂に埋まり蓋石もはずされていましたが現在は中が清掃され蓋石も元に戻されています。
円墳、R266C後半
横穴式石室、全長11.6m、玄室長5.5,幅1.9,高2.4m
家形石棺
位置:34°40′43″N 133°42′35″E (日本測地系)
34.68183637 133.70707827(世界測地系)
(2019年)
30年ぶりの訪問、登り口に案内表示ができていた

石室前にも説明板設置

長い羨道は奥の方しか残っていない

開口部から石棺が見える、以前は棺身が見えない程埋まっていたようです

大型石材を使った玄室、側壁は基本3段

石塔塚と言えばやはり石棺、でも石棺の印象が強すぎて石室の記憶が殆どなかった(汗)

井原市浪形石で作られた家形石棺、これも以前は開けられていたようです

蓋石に4つの角型縄掛突起

蓋石尾根には平坦面が殆どない、家形石棺でもやや古式な印象

奥壁は巨石1枚石

〃ストロボ無し

奥から外、右片袖式、十分明るいから照明装置はいらないだろ

石棺奥から、よく破壊されなかったものです

左後方から

しつこく右後方から

奥から天井、ストロボ無し

奥から左方向

〃右方向、それ程緻密な積み方という印象はありません

奥場1号
古墳群を形成していて南側尾根筋西側斜面に1号がある

上から見ると非常に良好な墳丘が残っているが

下から見ると大きく盗掘、石材も見えていない

(1988年)
石室開口部

玄室、刳抜式石棺、以前は蓋が開かれ石棺も土砂で埋もれていたが石室内が清掃され蓋も元に戻された

石棺は地元浪形石製、光のせいもあるが貝殻石灰岩製の石棺が白っぽい、県内に同じ浪形石の石棺が他に4基ある、江崎古墳、王墓山古墳、こうもり塚古墳牟佐大塚古墳

奥から外

(見学記)
(2019年)
序でがあったのでここも久しぶりの訪問、31年ぶりだ。ここは超有名だから初心者の頃既に行ってますね。周辺の様子は全く記憶にない、石室も石棺のイメージが強すぎて石室自体は余り印象に残っていない。金子池辺りから案内板が出ていて容易にたどり着けます、石室前にも説明板が設置されていました。尾根上に築かれた墳丘もよく残っている。石棺で有名ですが奥壁も長方形の巨石1枚石と滅多にない奥壁です。見た感じ上部が僅かに外側に傾いているように見えたけど安定性をはかっているんでしょうか。しかしこれ程の古墳なのに史跡指定はされていないようです。
南側尾根筋西側斜面にも大きな墳丘があります、奥場古墳群を構成していてこれが1号、石塔塚が2号です。南側が大きく盗掘を受けていますが石材は全く見られず。盗掘が墳丘中央まで達しておらず横穴だったら石室後部辺りは残っているかもしれない。前回も訪問していたけどすっかり忘れていた。金子池の中を通る堤がありそこに駐車可。
(1988年)
径30mの円墳で南側に石室が開口、右片袖式全長8.5mで玄室に刳抜式の家形石棺があります。県内に5基ある地元浪形石製(貝殻石灰岩)の石棺で蓋石の背が高く縄掛け突起も突き出た古いタイプのものです。かっては石棺が半ば土砂に埋まり蓋石もはずされていましたが現在は中が清掃され蓋石も元に戻されています。