みよし風土記の丘(七ツ塚古墳群)

広島県三次市 1993年4月訪問

前方後円墳1,帆立貝式2,円墳49基
位置:34°45′38″N 132°54′11″E(15号) (日本測地系)
34.76376301 132.90048342(世界測地系)

分布図(説明板より)


奥5,手前6号


9号(前方後円墳、TL35.2,R22)








11号(帆立貝式)


15号(円墳、R31.2,H2.8)
最大の円墳、丘の最高所にある


15号付近、墳丘が密集


20号(円墳、R17.4)


24号


34号から15号方向


15号から北側、左遠方が9号


31号から11号方向


11号から東北側


(東支群)
40号


41号


42号
横穴石室天井石が露出している


石室天井石、横穴石室があるのこの支群の3基だけ


48号


49号
48,49号も天井石が露出


天井石


50号


手前が42号の石室、42号で50号の墳丘が一部削られている

みよし風土記の丘(浄楽寺古墳群)

広島県三次市 1994年4月訪問

前方後円墳1,帆立貝式1,方墳4、円墳114基
位置:34°46′00″N 132°54′07″E(1号) (日本測地系)
34.76987335 132.89937233(世界測地系)

1号(帆立貝式、TL35,R26.7)


後円部


手前が前方部


手前2号、奥1号


5号、奥2,1号


左より6,7,8号


8号


12号(円墳、R45,H6)
両群を通じて最大の円墳




16号


30号、奥32号


31号


32号


33号


35号


37号(円墳、R25,H3)


〃箱式石棺


38号、奥41号


41号


55号、奥54号


57号


59号


60号


61号(方墳、L20.9,H2.3)
数少ない方墳


63号、奥61号


84号


累々とした墳丘


遠望


(見学記)
高杉町,小田幸町,江田川之内町にかけての美波羅川沿いの丘陵に分布する大群集墳でその大部分が「みよし風土記の丘」として保存整備されています。園内に県立歴史民俗資料館があって本古墳群だけでなく県内の遺跡が展示説明されています。ちなみに「本」もここで売っています(¥2200)。資料館周辺から東の丘に分布するのが七ツ塚古墳群,更に北側にあるのが浄楽寺古墳群です。前者は前方後円墳1,帆立貝式2の他はすべて円墳で54基からなっています。丘の最高所近くの9号が前方後円墳で全長30m,すぐ側の10,11号が帆立貝式,南側の15号が最大の円墳で径28m,この辺りが古墳群の中心のようです。更に南側の40号がほぼ同規模の円墳でこの辺りにもう一つの支群があり,42,48,49号で横穴石室の天井が露出していますが横穴石室が見られるのはここだけです。北側の浄楽寺古墳群は帆立貝式2,方墳4,円墳112基からなるこの地域最大の群集墳です。1号が帆立貝式で全長30m,12号が径45mの円墳で群中最大,粘土槨が2基あるようですが見学できず,37号が径30mの円墳で墳頂に箱式石棺が見えています。他は墳丘が延々と続いているのを見学するだけ,「本」の著者も書いていますが見学の目玉がないのがちょっと残念。この他園内に酒屋高塚古墳の竪穴石室,篠津原3号墳の横穴石室(庄原市,切石造り)が復元展示されています。

岩脇古墳

広島県三次市 1988年4月訪問、1993年再訪

円墳、R31,H3.5、5C
竪穴石室、箱式石棺4,石蓋土壙
位置:34°48′15″N 132°50′19″E (日本測地系)
   34.80736671 132.8360447(世界測地系)

中央が主墳、回りに陪墳5基


主墳から見た陪墳群


墳頂の埋葬施設


(見学記)
江の川と馬洗川の合流地点西側を走るR54から高谷山に登る道がありその途中の三次ロッジ北側にある径31mの円墳で古墳公園として保存されています。保存状況もよく臼状火山のようななだらかな裾を引く美しい墳丘でやや広い墳頂には中央に竪穴石室がありその周りに4基の箱式石棺と1基の石蓋土壙墓があって家族墓的な性格の古墳です。周辺にも2~3基の小円墳があります。三次市街地を見下ろす景観の良い場所で石室の見学も可。県史跡。

糸井大塚古墳

広島県三次市 1988年4月訪問

帆立貝式、R65,H10
位置:34°44′41″N 132°54′07″E (日本測地系)
   34.74793136 132.89937309(世界測地系)

水田の中にある大きな墳丘、左が前方部


小さな前方部が区画として残っている


(見学記)
風土記の丘からR375を2km程南下すると東側水田の中に大きな墳丘が見えています。全長65m,高10mの帆立貝式古墳ですが前方部は短く低平で造出の付いた円墳といった感じです。墳丘裾は耕作でかなり浸食されていますが周りの水田に幅の広い周庭帯が明瞭に残っています。
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