天王森古墳・天王森西古墳

山口県下松市

天王森古墳(旧東光寺東古墳)
 前方後円墳、TL43,R21,RH3.6,FH3.3
 位置:34°01′01″N 131°52′17″E (日本測地系)
    34.0202178 131.86892798(世界測地系)
丘陵頂部に位置、西側からの眺め、周りで大規模工事中だったが古墳自体は無事だった


南側から、右が後円部


後円部南側から前方部、周囲は大分削られているようだ


東側から、手前が後円部


前方部、現状では後円部とそれ程高さは変わらない


前方部から後円部、くびれ部はかなりくびれている


後円部から前方部、市街地が望める


〃、ほぼ主軸線上


くびれ部に神社、石の祠


天王森西古墳からの遠望


天王森西古墳(旧東光寺古墳)
 前方後円墳
 位置:34°00′59″N 131°52′10″E (日本測地系)
    34.01966224 131.86698375(世界測地系)
天王森古墳からの遠望、車がいる辺りに駐車可かな


高まりはあるが前方後円墳の墳形ははっきりせず、「前方後円墳集成」には載っていない


南側が後円部なのかな


後円部?西側から


前方部?


前方部端、遠方に天王森古墳が見えている


(見学記)
下松市桜町3丁目、丘陵頂部に天王森古墳(旧東光寺東古墳)があります。古墳訪問する前はグーグルマップで確認しますがこれは周囲にコンクリのアパートが幾つもあり道は狭そうでしたが何とか駐車できそうと思って訪問してみました。行ってみたら状況一変、大規模工事が行われていてアパート群は影も形もなし、場所を間違えたかなと思いました(汗)、地元の方に聞いてみたらアパートは社宅、それを取り壊して住宅開発をするそうです。ただ幸いなことに古墳自体は市の管理で保存されるようです。古墳は前方部を北西に向けた前方後円墳、墳丘はかなり変形を受けていますが何とか前方後円墳らしい姿を残しています、全長43m程。ここから南西200mの所に天王森西古墳(旧東光寺古墳)があります。林の中で墳形はわかりにくいけどと天王森古墳をほぼ同じくらいの規模でしょうか、前方部は北北西を向いています。後円部に観音堂があり上部は平坦、元々なのか御堂建設で削られたのか、前方部はお墓が建っています。「前方後円墳集成」では天王森古墳が西側にずれていてむしろ天王森西古墳の位置に表示され西古墳はない。

宮原古墳

山口県下松市 2006年2月訪問

円墳
横穴式石室
位置:34°01′53″N 131°51′23″E (日本測地系)
   34.03466052 131.85392925(世界測地系)

大きな墳丘が残るが前面が削られている


開口部、元々なのか破壊されたのか羨道は短い


巨石を使った玄室、長6m程、左右下部の側壁が特に巨大


奥から外、両袖式


(見学記)
行政区は異なりますが北側にある徳山市の向原古墳群と同じ丘陵上にあります。国道2号と新幹線が交差する地点の東側、保存環境は割と良さそう。南側から国道をまたぐ陸橋を渡るとすぐの場所にあります。墳丘は割と残っているが南側が削られていて石室が開口、羨道天井石の巨石が露出しています。羨道は元々短いのか前部が破壊されているのか分からないが現存長は短い。中にはいると玄室完存長さは6m程度でしょうか、奥の方はかなりの巨石で特に左右の側壁は奥壁より巨大、表面を平らにしたようなたがね跡らしきのも残っています。奥壁は現在1枚だけど上のが落下したみたい。奥の方の巨石に比べて手前側は石が小さく積み方もやや荒い感じです。側壁の一部がせり出していて補強材として材木をあてていたようだがもはや腐りはてています。説明板は立っているが参考になるようなことは書かれていない。市史跡。国道を挟んだ尾根南側にも小さな円墳があるようだ。実は最初これが宮原古墳かと思ってた。市の史跡にしては説明板も何もないのでおかしいなと思って再度捜索。地元の方に聞いて本物を発見、危ねー危ねー。
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