岡の宮稲荷神社古墳(仮称)

山口県光市 2022年3月訪問

 前方後円墳、TL90(推定)
 位置:33°58′09″N 131°57′03″E (日本測地系)
    33.98347 131.9484(世界測地系)
まだ未公認の前方後円墳、鳥居がある辺りが前方部端


扁額は「岡の宮」と「の」が平仮名で小さく入っている


前方部上部は広い平坦面、中程に神社本殿がある


本殿背後から後円部、まだ少し距離がある


前方部と比べてそんなに高くない後円部


後円部頂は広い平坦面になっている、何もなく端っこに小さな石の祠があっただけ


東に降りて後円部を振り返る


前方後円墳はともかくなんでこれを古墳と認識されなかったか


前方部北側側面から後円部


後円部を望遠で


北側からくびれ部辺り、画面右端辺りに本殿


同じ場所から前方部端方向


(見学記)
光市中島田2丁目、つい最近発見された前方後円墳ということで行ってみました。丘陵上に築かれていて全長90m程、実際に行ってみると確かに前方後円墳で良好に残っています。前方後円墳と確認されなくても後円部だけでもなんで古墳と認識されなかったのかと思うほどです。前方部端に鳥居が立ち前方部上後円部近くに神社本殿があり前方部は確認しづらいですが後円部はよく残っていて墳頂部は広い平坦部になっています。特に盗掘のような窪みもなく小さな石の祠があるだけでした。まだ公認ではないようで仮称だんかいです。因みにグーグルマップだと岡宮稲荷神社となっているので岡宮と書いて”おかのみや”と読むのかと思いましたが鳥居の扁額にはしっかり”岡の宮”と書かれていました。ヤフーマップではしっかり”岡の宮”と書かれています。北側に山陽本線が通りそちら側から登っていく道があります、南側から登る方が近いですが車を停める場所がありません。

長徳寺山古墳

山口県光市 2012年3月訪問

横穴式石室、残存長3m程度
位置:34°00′22″N 131°58′20″E (日本測地系)
   34.0093885 131.96975284(世界測地系)

自動車用参道脇に開口


天井部をすっかり失った石室


左側側壁は比較的残っている


右側はいかにも鏡石のような姿、左側はミニ鏡石と言った趣


石室上方から


(見学記)
光市立野、長徳寺のある丘陵中腹にあります。西側から上る車用参道の途中に天井石を失った石室が露出、2,3mくらいしか残存していません。奥壁は右側に上部が丸くなった縦長の石を据え左側は側壁と変わらない小石材を積んでいてちょっと変わった構成です。寺駐車場有り。

岩屋1号(岩屋古墳)

山口県光市 2006年2月訪問

円墳、R12-13,H3、7C初
横穴式石室、全長7.9m、玄室長6.1,幅2.34,高2.66m
位置:33°55′06″N 131°59′50″E (日本測地系)
   33.92162159 131.99475184(世界測地系)

海を望む斜面、こぶ状の丘の上に立地、画面上、案内表示の赤い矢印の上辺りにある


石室正面、羨道前が急斜面で一部崩壊


持ち送りのある玄室、右側壁がかなりせり出してきて危険な状態


奥から外、天井中央部が少し高くなっている


(見学記)
国道188号から簡保の宿を目指していきその前を通り過ぎてから岩屋の集落を目指していく(国道にも小さな案内表示があるが急な細い坂道を通らなくてはいけない)。岩屋集落の少し手前に案内表示がありそこから歩いていく。古墳は海に面した斜面のこぶ状地形を利用して造られている。墳丘も割と良好に残っていて南側に石室開口、全面に羨道天井石が転がっているなど羨道はかなり欠損しているようだが長6m程の玄室は完存、持ち送りのある背の高い玄室で天井も中央部ほどだんだん高くなっているようだ。右側の側壁持ち送り部分が大きくせり出してきていて補強材で支えているがかなり危険な状態。そのうち入室禁止になるかもしれない。それにしても平野も港もないようなこのような場所に誰が造ったんでしょうね。市史跡。
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