新屋古墳

山口県平生町 2021年1月訪問

大木崎古墳の側に移築保存、説明板の文字はすっかり消えています


小口部の石はなく中に見えているのはゴミ


箱式石棺にしては重厚な蓋石


蓋石は加工されているんでしょうか、側板も1枚石のようです


(見学記)
大木崎古墳石材の側に新屋古墳出土の箱式石棺が展示されています。長さ1m程、さすがに大人は入らないだろうな。公園入口案内板には石棺蓋としか書かれていない。側板もありますがまさかそちらは復元?、そうも思えませんが。因みに案内板の表示、新屋古墳と大木崎古墳の位置が逆になっています、どうでもいいですが。

大木崎古墳

山口県平生町 2021年1月訪問

 位置:33°56′13″N 132°04′37″E (日本測地系)
    33.94023213 132.07446841(世界測地系)

歴史民俗資料館に隣接する堀川公園に石室移築


ここが玄門でしょうか、内部の石材は側壁の石材なのか


奥壁らしい石材
、どこまで元の状態なのかよく分かりませんが


資料館に作られた横穴石室模型、現在入室不可、多分モデルがあると思いますが


(見学記)
平生町平生町、歴史民俗資料館脇に石室石材が移されています。移築ではなく石材が集積されているだけ。入り口は袖石が立っていて周辺部は板石で囲われ背面も奥壁っぽくこの石材も本物なんでしょうか。全体は2m四方程度でこの石材を使うには小さすぎる感じもする。多分発掘されたんでしょうからその前の様子も写真で展示して欲しかった。側にも一見復元古墳がありますがこれも町内で発掘された大木崎古墳や東前寺古墳群(探しに行ったが見つからず)の石室を参考に作ったそうです。でも現在は入れず覗けず、これでは作った意味がありません。どうせなら余計な墳丘を造らず石室を露出させたほうが余程参考になったでしょうにね。金をかけて墳丘を作って場所だけとっています。ここは図書館もありますが全体は一応堀川公園になっていて駐車場もあります。

神出古墳群

山口県平生町 2020年12月訪問

5基

道路脇に案内板、駐車スペースから撮影


20m程行くと説明板、でもここは入り口ではない


説明板に分府図、でもこれが問題、現在位置、方位が書かれていない、等高線でもないし道路や家の様子もちょっと違う、1-3号を見るには問題ないですが


更に行くとここから入っていきます


1号
1-3号の内一番下にある


下部しか残っていない石室


西向き、斜面下方に開口、入口辺りに祠がある


もうどこから撮ったのやら


2号
1号のすぐ上に2号


反対側から、後方に3号


これも西向きに開口


斜め前から


斜め前から


割と幅広く天井石も大きかっただろうな


後方から


3号
丘陵頂部にある、これを最初に見かける


墓地によって大分削られている


埋まってますがこれも西側に開口


奥壁?、少なくとも動かされている


4号
割とはっきりした高まり、多分4号、5号は見つからず


横穴石室らしい石材露出


墳頂に立っているのが奥壁でしょうか


(見学記)
平生町大野南、5基からなる古墳群です。北側を通る道路に案内標識がありそこを曲がるとすぐに説明板があります。ただ古墳自体はそこからやや離れている、登り口も10m程離れた場所にありそこにも案内板がある。そこから50m程登ると3基の古墳1-3号がある、番号を書いた標識も立っていてわかりやすい。頂部にあるのが3号で低い墳丘が残っているがお墓で少し削られている。南側に石室一部が露出、説明板には開口と書かれているがこれで開口と言われてもな。石室自体も少し破壊されているもよう、位置も現墳丘中心部より少しずれているような。すぐ下に2号、墳丘はなく玄室後部下部だけが残存しています。更にすぐ下に1号、ここも石室下部だけ残存、玄門袖石らしきものも見えています。ただこれも開口と言われてもな。案内板や説明板が揃っているし1-3号を見るだけなら十分なんですが問題は説明板に載っている分布図、4,5号も載っているが方位や現在地が書かれてない。普通なら方位が書かれていない時は上部が北と思うけどそうでもない。周りの道路なども描かれていないので4,5号の位置がわかりにくい。歩き廻って1基発見、低い墳丘で半分近く削られている、石材も露出しているが石室構造がわかる程ではない、多分4号。5号は見つからず、少なくとも明瞭な墳丘は無かった。ここは案内などが充実しているだけに分布図が残念、最低限方位は書いてほしい。町史跡。案内板向かい側に駐車スペースあり。

白鳥古墳

山口県平生町 2006年2月訪問

前方後円墳、TL120,R64,RH8,FW62
位置:33°53′37″N 132°04′57″E (日本測地系)
   33.8969027 132.08002394(世界測地系)

県内最大級の前方後円墳、神社で後円上部が削平されている


前方部端、左奥に後円部、こちらは比較的残りがよい


(見学記)
神花山古墳から県道を2.5km程南下すると佐賀小学校の道路を挟んだ西側に神社がありそれが白鳥古墳です。全長120m県下最大の前方後円墳だが後円部上に社殿があって上部がかなり削平されているようだ。北側に伸びる前方部は端の方がだんだん高くなる様子が分かるなど保存状態はよさそう。県史跡。

神花山古墳

山口県平生町 2006年2月訪問

前方後円墳、TL30.3,R16.6,RH2.5,FW9.6,FH1.75、4C
位置:33°54′27″N 132°03′40″E (日本測地系)
   33.91078983 132.05863597(世界測地系)

前方部から後円部、独立丘稜頂部に立地、墳丘復元、左側は削られて崖になっている


後円部から前方部、復元された女王の像が建っている


後円部頂の箱式石棺レプリカ、写真は出土した女性の頭骨


(見学記)
田布施川河口の独立丘陵上に作られた前方後円墳で現在墳丘が復元され公園となっています。下の駐車場から上っていくと狭い頂部を目一杯使った墳丘が現れてきます。平井町のホームページの空中写真で見た印象より意外と小さかった。一部で葺石と埴輪復元、墳頂には箱式石棺のレプリカもあります(平生町のホームページに載っている写真と大分違う)。ここからは若い女性の人骨一体が出土したそうでその女性を復元した巨大な像も建っています。これほどの古墳が昭和19年発見とは驚き、戦後骨がアメリカに持っていかれそうになったそうだが頭骨だけかろうじて地元に保存されたそうな。西側の丘の上にも(当時は島だったそうな)古式の前方後円墳阿多田古墳があります。県史跡。

阿多田古墳

山口県平生町 2006年2月訪問

前方後円墳、TL40,R24,HR3.5,FW16,FH2、4C
位置:33°54′21″N 132°02′56″E (日本測地系)
   33.90912305 132.04641453(世界測地系)

丘の頂にある(神花山からの遠望)、かっては島だったが現在は陸続き
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