高野坂古墳群

鳥取県岩美町 1996年4月訪問

10基以上、露出した横穴石室が多い

2号
露出した石室


家形石棺、背の低い整った蓋石、左側には四角い縄掛け突起が付く


石棺蓋石


鑿の跡が鮮明、まるで作りたての様


9号
天井部が開口


家形石棺身、蓋は壊失


奥壁


10号
方墳、L12
横穴式石室、全長8.8m,幅2m
位置:35°32′12″N 134°19′38″E (日本測地系)
    35.53981262 134.32449948(世界測地系)
墳丘移築復元、公園として保存


2段積みの墳丘


玄室、家形石棺、2号の石棺に比べて背が高く縄掛け突起も大きい


(その他)
石室残骸が幾つか分布


上記石室内部






(見学記)
横穴式石室を主体とする古墳群で2,9,10号には家形石棺が残存しています。

2号:石室が露出していて内部に石棺があります。見の部分は埋まっていますが蓋は二つの石から成り片方のみ突起が付いています。又蓋の裏側には鑿の加工跡もはっきり残っています。10号:広域農道によって古墳自体は消滅しましたが農道脇に石室を移築し墳丘を復元して古墳公園となっています。石室内部に石棺が安置されています。(中には入れない)

9号:10号上方約50mの農道脇にあります(見過ごしやすいので注意)。天井部が開口していて内部に石棺の身だけが残っています。このほかこの周りにも幾つかの石室が露出しています。

太田22号

鳥取県岩美町 1996年4月訪問

前方後円墳
位置:35°33′38″N 134°19′26″E (日本測地系)
    35.56369883 134.32116564(世界測地系)

後円部、墳丘は割と良好のようだ

小畑古墳群

鳥取県岩美町 1990年4月訪問、1996年2003年再訪

(90年当時)
ため池の手前に石室の残骸が幾つもあった


墳丘らしきのが幾つか見えている、03年現在ここを国道9号バイパスが工事中


石室


石室内部


1号(穴観音古墳)
横穴式石室、全長11.2m,高3.5m
位置:35°33′56″N 134°17′41″E (日本測地系)
    35.56869762 134.29200111(世界測地系)
石室正面


玄室、90年当時は中に入れた


奥から外


羨道奥から外


03年現在の羨道、中には入れない、石仏は側の建物に移された


3号
方墳
横穴式石室、全長12m

1号の側に移築された石室


石室正面、青いシートにくるまれているのは石棺底石のようだ


(見学記)
(1990年)
国道178号沿いにある横穴式石室古墳で,石室全長11.3mと長大なものです。残念ながら現在は石室は閉鎖され(中を覗くことは可能)中にあった多数の石造りの観音様も側の建物に移されています。この下方にも幾つかの石室が露出していて小畑古墳群を形成しています。
(追記)3号石室が国道脇に移築

(2003年)
国道9号バイパス建設に伴い石室が移築され公園になっているというので再訪してみましたが、さすがに早すぎました。国道178号沿い、1号の脇に3号墳の天井石を失った石室が移築されていましたが正式公開前のようで玄室内の石棺底石でしょうか、まだビニールシートに覆われたままでした。

熊井古墳群

鳥取県岩美町 1996年4月訪問

8基、小さな湾に面した海岸沿いに分布
(数字は仮称)

1号
位置:35°35′41″N 134°20′41″E (日本測地系)
    35.59786215 134.34199589(世界測地系)

半壊状態の石室


3号
玄室奥、入り口側は埋没


(見学記)
斜面下砂浜との境あたりにある横穴式石室の古墳群で建物裏に8基中3基確認できました。えっこんな所に有るのといった感じの古墳群です。

平野古墳群

鳥取県岩美町 1996年4月訪問

8基(番号は仮称)

3号
横穴式石室
位置:35°33′45″N 134°18′13″E?(日本測地系)
    35.56564261 134.30088941(世界測地系)

露出した天井石


1号
別の石室、古墳群は小さな谷の奥まった場所にある
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