八橋狐塚古墳

鳥取県琴浦町(旧東伯町)1997年4月訪問

前方後円墳、TL87,RH6
竪穴系横口式石室
位置:35°30′01″N133°40′04″E

墳丘東側、周囲がかなり削られている


後円部正面、海を望む丘陵緩斜面に立地


前方部から後円部


後円部から前方部、左手前くびれ部に小石室がある


石室内部、階段式石室だそうで意外と立派


(見学記)

9号線をさらに東に行き東伯町に入ってすぐ右側に老人ホームみどり園の案内板がありそれに従っていくとホームの北側に公園となって保存されている狐塚古墳があります。全長87m,高6mの前方後円墳で海に向かって伸びる尾根上に位置しています。墳丘は多少削られているようですが保存状況は良好,完全裸の状態で全周を廻ってみることが出来ます。東側には造出も残っています。かっては後円部側に掘割があって丘尾切断の様子が観察できたそうですがホームの建設でこの部分が削られたのでしょうか見ることは出来ません。前方部上のくびれ部に小型の石室が開口しています。覗くだけで入ることは出来ませんが入口が階段状を成している竪穴系横口式石室だそうです。町史跡。

大法3号(三塚の谷古墳)

鳥取県琴浦町(旧東伯町)1997年4月訪問

円墳、R14、6C後半~末
横穴式石室、玄室長4.1,幅0.9,高1.2m
位置:35°26′46″N 133°42′05″E

手前の道路で石室移築


自然石乱石積みの玄室、下にやや大きな石を据え平石を乗せている


奥から外、幅が大変狭い


(見学記)

法万地区東の大法橋を東に渡ってすぐ県道を北に50m程行くと墳丘と説明板があります。県道の拡張工事によって北に6m(たったの)移築保存されました。墳丘径は12mですが川原石を使った横穴式石室は長さ4.3mに対して幅が0.9mと大変細長い石室です。この幅では遺体を置くだけで精一杯でしょうね。

三保古墳群

鳥取県琴浦町(旧東伯町)1997年4月訪問

畑の中の高まりに公園として保存
5,6基密集
位置:35°28′34″N 133°41′01″E

6号
石室下部のみ残存、公園となっていたが全く未整備だった


不明
石室正面、羨道壊失、移築かも知れない


玄室


奥から外、板状の袖石を使った玄門


(見学記)

さらに南方一ツ屋地区の北側の丘の一角に三保古墳群(多分その一部)が保存されています。周辺は農地開発によって削られここだけが少し突き出ていて標識も建っています。20m四方ほどの狭い範囲に古墳が5基あります。墳丘はかなり小さくなっているようで横穴式石室の奥壁が突き出ています。発掘調査された6号墳は墳丘は全く無く石室長3m、幅1mの横穴石室が露出していますが、石室下部しか残ってないのでただの石囲いのようです。しかも草茫々。玄室のある石室が1基ありますが一部セメントで補強されているところを見るとこれは移築された物のようです。玄室の大きさは一辺2m程の小型ですがこの構造が以前紹介した三明寺古墳や福庭古墳等と同じ物です。狭い玄室の中で蝙蝠が1匹休んでいて中でストロボをバチバチ焚いても一切無視された。「日本の古代遺跡(鳥取)」ではここが史跡公園として保存されていると書いていますが公園としての施設は全く無く草茫々の状態です。

笠取塚古墳

鳥取県琴浦町(旧赤碕町)1997年4月訪問

前方後方墳
位置:35°30′19″N 133°39′38″E

前方部から後方部


陪墳と言っても結構大きい


左前方部、右陪墳


(見学記)

下別所地区,国道9号の北側,赤崎港を見おろす崖の上に位置する全長52mの前方後方墳です。後方部頂に交通安全祈念塔(変換ミスではないよ)が建っていて少し削平されていますがそれ以外は保存状況はよいようです。ただ全体が松林や薮に覆われていて余りよく見ることは出来ません。前方部側に陪墳らしき古墳が1基有ります。

笠見大塚古墳

鳥取県琴浦町(旧東伯町)1997年4月訪問

前方後円墳
位置:35°29′37″N 133°40′54″E

左が後円部


(見学記)

狐塚東方、笠見地区の南側の尾根上にある全長34mの前方後円墳です。周辺が開発されて残された小さな林の中にぽつんとたっています。南側から見ると前方後円墳らしく見えます。

別所古墳群

鳥取県琴浦町(旧赤碕町)1997年4月訪問

八橋狐塚からの遠望


円墳、R32,H5.4
位置:35°30′17″N 133°39′51″E

周溝を持つ円墳


2号
前方後円墳

後円部


5号
円墳
位置:35°30′15″N 133°39′56″E

道の駅「ポート赤碕」に保存、海岸の丸石を使った葺石を持つ


頂から見た周溝、17号箱式石棺は移築


17号
海岸の石を使った箱式石棺


(見学記)

別所2号墳
笠取塚から小さな谷を越えた東側に墳丘が見えています。「日本の古代遺跡(鳥取)」によればここに前方後円墳の別所2号墳があるはずですが,説明板も何もなくて良く判りません。家に取り囲まれていますが2号墳だとすれば前方部は消滅しているようです。

別所尻古墳
2号墳のすぐ東側,県営住宅地の北はずれの崖際に立地する径32m,高5.4mの円墳です。墳頂に神社がある他は周溝,葺石も残っていて保存状況は良好です。ただ住宅造成の際周溝のすぐ外側を1m近く削っているため周溝部分がまるで基壇のようになっています。側に小円墳が2基有ります。町史跡。

別所5号墳
さらに東側に道の駅”ポート赤碕”があってこの建物の背後に5号墳が保存されています。これも崖際に立地していて径31m,高5.2mの円墳で一部に海岸の石を使った葺石も見ることが出来,墳頂からは八橋狐塚が遠望できます。側には海岸の丸みを帯びた石を使った17号墳の箱式石棺が移築保存されています。なお別所古墳群は他にも幾つもの古墳があるようですが殆ど消滅しているようです。
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