塚山古墳

大分県国東市(旧安岐町)2016年2月訪問

6C後半
T字型横穴式石室、全長5m、玄室長1.8,幅3,高4.5m
位置:33°27′01″N 131°43′22″E (日本測地系)
    33.45360823 131.72034456(世界測地系)

石室図(説明板より)珍しいT字型でドーム状の玄室


海岸近くの丘陵上に立地、手前の藪はコセンダングサのくっつき虫で突破が大変


墳丘は割と残っているようです


羨道天井石が露出、傾いている


玄門、やや右に偏る


奥壁下部、奥行きが無いので全容が撮れません


奥壁丈夫、背が高い


右側側壁


〃上部


左側側壁


〃上部


〃ストロボ無し


ドーム状の高い天井


奥から右方向袖部、袖石が突き出る


反対側は突き出ていない


羨道奥から、天井石がずり落ちている


(見学記)
国東市安岐町塩屋、海岸沿いを走る国道213号安岐商店街入口交差点で北に曲がって県道34号を400m程行き細い道を西に曲がって町道に突き当たると左に曲がって行くと案内板が出ています(倒れていたけど)。そこを曲がるとすぐに空き地がありその奥に古墳があります。説明板が立っていてその脇に開口、羨道天井石がずり落ちネットが張られていますが入室可能です。玄室完存、T字型と言う程ではないですが横長で奥行き1.8mにたいして幅は3mあります。そして最大の特徴は背の高いドーム状石室で4.5mの高さがあります。ドーム状の玄室は平面プランが正方形に近いのが多いですが横長のは珍しいですね。しかし奥行きがなく背が高い石室は写真に撮りにくい。空き地に駐車可。県史跡。

番所ヶ鼻1号

大分県国東市(旧国東町)2016年2月訪問

前方後円墳、TL33,R15,RH3.3,FH2.1
位置:33°34′33″N 131°44′06″E (日本測地系)
    33.57915376 131.73256116(世界測地系)

海に面した丘陵先端辺に立地、後円部上が削平されているようだが2段築成の様子が分かる


前方部端は削られている


前方部隅から後円部


前方部から後円部


後円部から前方部、右側に2段築成の跡が残る


(見学記)
自動車教習場すぐ東側にある前方後円墳です。ただ市史跡なのに説明板も標柱も何もありません。周りが畑で墳丘上はミニ果樹園、細長い墳丘が残っているので何とか分かりますが藪や林の中だったら分かりにくかったかもね。

狐塚古墳

大分県国東市(旧国東町)2016年2月訪問

円墳、R45
位置:33°35′31″N 131°43′11″E (日本測地系)
    33.59526233 131.71728388(世界測地系)

西側から、牧場があって接近できず


(見学記)
畑の中にある大型円墳で樹木に覆われています。近くまで車で行ってみたら周囲が牛の放牧場で口蹄疫予防の為立入禁止の看板があって近づけず。まー近づいても殆ど分かりませんが国道沿いに車を停める場所がないので私としては無理して接近したのにな。国道側に説明板が立っています。市史跡。

西山古墳群(鬼塚古墳他)

大分県国東市(旧国見町)2001年5月訪問、16年2月再訪)

11基

鬼塚古墳
円墳、R13、6C
横穴式石室 全長8.5m、玄室長3.8,幅2.3,高1.95m
線刻壁画
位置:33°40′28″N 131°35′07″E (日本測地系)
    33.67775174 131.58284705(世界測地系)
(2016年)
丘陵頂部近くの緩斜面に立地、墳丘は復元


背後に斜面をカットした跡が残る


石室前部は復元のようです、柵があって中には入れない


羨道と玄室


羨道前部と玄室に敷石


奥壁は大小2個の石材を並べる


この辺りに線刻壁画があるはず


玄室左下部側壁にも線刻、さすがに確認は無理



位置:33°40′27″N 131°35′04″E
鬼塚西側林の中にハッキリした墳丘


頂部に石材、一応四角い石囲い


上記反対側から


(2001年)
墳丘


石室内部、中には入れない


説明板(線刻壁画)


(見学記)
(2016年)
国東市国見町中、再訪、前回はバイクだが今回は車。トンネルの両側に案内板があるが東側の方から行ったほうが距離は短そうだが道路が急、西側からの方が距離は長いが(2km以上)道は良さそうです。古墳脇に駐車スペース有り。古墳の説明は前の見学記で書いたとおり。説明板に11基からなる西山古墳群中の1基と書かれていたので周辺を探してみました。南側の果樹園西端の林の中に1基ありました。石材散乱、横穴石室だったようです。

(2001年)
国道273号にある国見トンネルの両側に案内表示があるが東側の表示に従っていく方がよい。急な坂道を上っていくと丘陵頂部近く南向きの緩斜面に古墳が整備され側に小さな駐車場もある。径10-13mの円墳で山側にカットした跡も残っている。南側に石室が開口、線刻壁画を持つが入り口に柵があり中にはいることは出来ない。側の説明板に載っている図で我慢。来る前は海を望む岬の古墳という印象があったが以外と海が見えず南側の谷平野を望んでいる。比高も100m程あり非常に高い場所に感じる。県史跡。
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