鎮西山南麓古墳群

佐賀県上峰町 2014年3月訪問

横穴石室多数も良好なのは多分1基のみ(番号は仮)

1号
横穴式石室、玄室長1.7,幅1.5
位置:33°21′21″N 130°25′17″E (日本測地系)
    33.35914755 130.41906296(世界測地系)

植え込みに囲まれているが道路脇で直ぐ分かる


石室正面、狭い開口部


短い羨道、玄門には構造らしきものがない


玄室は小型で玄門からでも殆ど奥壁しか撮れない


〃縦位置、小型ながら一応ドーム状


奥から外、両袖式、袖石は殆ど置いているだけ


2号
僅かな高まりに石材露出


奥の方が何とか残る


奥壁


3号
墳丘は割と残る


開口部、内部は埋没


4号
はっきりとした墳丘が残る


開口部


多少埋没するも石室は良好のようだ


5号
基部だけ残った石室


右が入口側でしょうか


6号
石室だなと思う程度


7号
ここも基部だけ残る


8号
基部だけ、左が羨道右が玄室か


奥壁


9号
畑段差部分に露出、袖石でしょうね、大きさからして1号より規模が大きそう、側壁も一部残る


見学記
上峰町堤、船石遺跡から県道46号を北上、高速下を潜ると鎮西山公園の案内があるのでそれに従って行きます。途中に駐車場更に行くと登山口駐車場更に車で入っていくと左側にやや開けた場所がありそこに4基の古墳があります。植え込みに囲まれているのがあり小型石室が残っています。玄室は長1.7幅1.5m程、両袖式ですがまぐさ石はなく羨道天井が一段下がっています。石室に入れるのはこれだけ、すぐ上に上部を失った石室露出更にその上に2基ありますが隙間から覗ける程度です。登山口駐車場に戻って西側の竹林の中に4基並んでいますがどれも石室がかなり破壊されています。更にその手前水田段差部に石材露出、柱状の石と大型石材が見えていますが石室のどの辺りなのかな。
山を超えて下った麓に奥の院古墳群があるそうですがあまり状態は良くないようなのでパス。

船石遺跡

佐賀県上峰町 2014年3月訪問

古墳2、支石墓2

古墳1
横穴式石室
位置:33°20′20″N 130°25′43″E (日本測地系)
    33.34220457 130.42628564(世界測地系)

神社境内にある、遺跡自体は低い舌状地形の先端にある


石碑の土台や左の石も石室石材のようだ、奥に船石


墳丘背後


僅かに石材露出


隙間から撮影するもかなり困難、切石石室でしょうか


古墳2
社殿脇に天井石が残る、鼻血石と呼ばれている


支石墓1
船石と呼ばれている巨石


まさしく船の形


下部に支えている石もある


支石墓2
_1:古墳1の墳丘にあり亀石と呼ばれている


見学記
上峰町堤、佐賀東部中核工業団地東方にある船石神社境内にある支石墓2古墳2からなる遺跡です。いかにも舌状台地の先端といった場所です。境内に巨石が有りそれぞれ亀石船石鼻血石と呼ばれていますが亀石船石が支石墓です。特に船石はいかにも船といった格好ですこぶるつきの巨石下には支石も残っています。亀石は大分小さく古墳の墳丘に寄り掛かるような状態ですが動かされているのかな、あの位置では墳丘に取り込まれてしまうよね。社殿脇にあるのが鼻血石で石室天井石だそうです。はっきりした高まりがあるのが古墳で背後で一部側壁が露出しています。内部を覗くも隙間が狭くて狭くてよく分からないけど巨石を使った新しい感じの石室です。床面にプラスチック波板が敷かれているけどかっては中に入れたのかな、今はそれらしい開口部は全く見当たらないんですけどね。県史跡。
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