穴大師古墳

佐賀県多久市 2014年3月訪問

横穴式石室
位置:33°16′04″N 130°09′38″E

すっかり小さくなっている墳丘


石室正面、羨道前部天井壊失


開口部


羨道後部、中の大師像が真正面に見えている、まぐさ石がポッキリ折れている


玄室良好、あまり奥行きがない、大師像を乗せている石も石室石材でしょうか


背の高いドーム状玄室、鏡石らしい巨石を据える


奥から外、右に比べて左は袖石がある、床面にはしきみ石


楕円形の天井、天井石は1枚


羨道奥から


複雑な線刻


魚の線刻、これは分かりやすい


放射状線刻


おまけ
捜索の過程で見つけた他の古墳、結構大きい


見学記
多久市東多久町大字別府、北坊古墳から県道284号を北上、柳瀬バス停から左に逸れて集落内を通り山に向かって登っていきます。途中で道を右に逸れ(100m先に放置されたトレーラーハウスがあるので行き過ぎた時はそれが目印)果樹園脇を通り林の中を抜けていくと送電線鉄塔、その側の林の中に有ります。墳丘は大分低くなっていて天井石露出、羨道全部の天井石を壊失していますがそれ以外は良好です。玄門まぐさ石がポッキリ折れていますが特に問題はなく、奥壁は鏡石らしい巨石、上部が持ち送りがありドーム状、天井石は1枚ですがやや長め。何箇所かに線刻が有りますが魚の線刻がはっきりしています。奥壁前に大師像が鎮座していて名前の由来になっていますがこんなに大きいのを中に入れるのは苦労しただろうな。古墳側に駐車スペース有り。
余談ですが石室の写真を撮っているとデジカメの合焦アイコンが何時もと違っていました。普通は中央に大きく出るのですがこの時は中央でなくアイコンも小さい。何でかなと思っていたらどうやら顔認識モードになっているようで石仏の顔を認識してそちらを優先して合焦していたようです。このデジカメで人の顔を撮ることは殆ど無いからすっかり忘れていたよ。以前にも石室や墳丘を撮っている時この小さなアイコンが出て何でかなと思っていたけどどうやら人間には顔に見えなくてもデジカメが顔と判断していたようです。
しかし山の上にある古墳の推測位置を間違えるととんでもない目にあいますな。集落東側の山の上かと思って下から歩いて行ったけどとんだ見当違いでした。古墳らしい大きな墳丘があったけど石室は開口しておらずくたびれ儲けだった。一度下まで降りて集落の人に聞いて何とか辿りつけたけどそちらも途中の分かれ道から林の中に入るようで車で行く自信がなく長い距離歩いて行ったけど結局問題なく車で入っていける道でした。

北坊古墳

佐賀県多久市 2014年3月訪問

横穴式石室
位置:33°15′21″N 130°10′10″E

小さな神社境内にある


祠のような社殿背後に墳丘


鳥居の足元に石室開口、狭い


羨道はよく残るがかなり埋まる、途中に仕切り石、天井石がパックリ割れている


玄室完存、基部にやや大型石材他は小型


〃縦位置、ドーム状だがそれ程高くない


天井は1枚石


奥から外、両袖式かな、右袖ははっきりしない


〃縦位置、まぐさ石にヒビ


羨道奥から、仕切り石は入口側に近い


線刻、鳥?


複雑な線刻


見学記
多久市東多久町大字納所、北坊公民館背後に有ります。墳丘は比較的残り神社が建っています。南に開口した石室は羨道がかなり埋まり狭い、しかも鳥居の根本が開口部にあって入るのは多少苦労をします。羨道途中床面に仕切り石と小さな袖石が有り前室的な役割があるんでしょうか。玄室は完存、それ程高くはないがドーム状で天井石は1枚石です。奥壁に隙間があり内部は仄かに明るい。両側壁に線刻が有りますが分かりにくい。粗大ごみがあるのが残念。公民館前に駐車可。

山の上14号

佐賀県多久市 2007年1月訪問

横穴式石室、玄室長2,幅2m(凡そ)
位置:33°15′14″N 130°05′24″E

郷土資料館に移築された石室、基部しか残っていない


正方形プランの玄室


奥上から、両袖式


斜め奥上から


側に小型の石室も移築


1mにも満たない大きさ


(見学記)

多久市上の原、郷土資料館(建物西側)に石室を移築、玄室の基部しか残っていませんが2m四方くらいの大きさです。両袖式だが左右の袖幅が随分違っている。側にもう1基小型の石室があります。1mにも満たないごく小さな石室ですが一応両袖みたいで羨道もついているようななかなか本格的な造りです。館内の人に聞いてみたが名前は分からず。せっかく保存しているのに案内も説明板もありません。資料館は入場無料。

古賀山1号

佐賀県多久市 2007年1月訪問

円墳、R13.7,H3.4、7C初
複室横穴式石室、玄室長2.3,幅2,高2.5m(凡そ)
位置:33°16′48″N 130°09′35″E

斜面に立地した墳丘


石室正面、羨道天井や前室の一部壊失


前室、玄門


背の高い玄室


奥から外、両袖式


(見学記)

多久市東多久町古賀山、資料館に市内の遺跡が立体地図風に表示されていてその中に古賀山1号が石室の写真付きで紹介されていました。これは全くの予定外、早速飛んでいきました。場所は東部小学校東側100mの斜面上ですぐ上を唐津線が通っています。地図が詳しかったからすぐ分かったけど地名とかだけならかなり苦労しそうな場所でした。割と墳丘が残っていて径13.7m、南側に石室が開口、複室石室で羨道天井や前室の一部がなくなっていますが他は割と良好に残っています。玄室は長2.3m、幅2m、高2.5mくらいで割と高く感じます。奥壁下部の巨石は普通と反対に幅の狭い方を下にしている。平らな面を上にしてその上に石を重ねやすくしたんでしょうか。前室と奥壁に線刻壁画があるそうだが確認できなかった。市史跡。
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