大池西古墳

福岡県上毛町(旧大平村)2017年2月訪問

横穴式石室
位置:33°33′22″N 131°10′19″E
溜池周辺が公園、その中に現状保存


かっては尾根筋に立地だったが今は岬の先端


墳丘は割と残る、増水すると更に水没するようだ


背後から


開口部上から、初めは開口に気が付かず、石材の一部が溜池に落下している


開口部正面、天井石が一部露出


開口部、増水するとこの辺りまで水が来るようだ


玄室は良好、土砂が流入、かなりの胴張り石室のように見える


石室を正面から見る為に溜池を大回りしてみました、大して変わりなかった


(見学記)
上毛町下唐原、大池公園内にある古墳です。かっての谷間が溜池となっていて岬のように突き出た尾根先端に立地しています。東向きに開口していますが初めは開口部真上から下を見ても気が付かず危うく見逃すとこでした。天井石巨石が露出していますが開口部は隙間程度で入るのは無理です。カメラを挿入して撮ってみると両側に袖石が見えていて両袖式、玄室内部も土砂が大分流入していますが状態自体はよさそうです。公園に駐車場有り。
5年前に見つけていた大池東古墳(仮称)は場所が高速道路になっていて消滅でしょうか、移築されていたらいいんですが。

吉岡巨石塚古墳

福岡県上毛町(旧新吉富村)2012年2月訪問

横穴式石室
位置:33°35′18″N 131°09′48″E

民家敷地内に残る完全露出した石室


反対側から、最後部天井石下部が平面に加工


石室正面、玄門のようだ、上部側壁が突き出て土圧を支えていたようだ


巨石を積み上げた玄室、持ち送りもあるようだが土圧で傾いている可能性もありそう


〃(縦位置)奥壁も巨石1枚石


奥から外、両袖式


〃(縦位置)


背後もはみ出ている


別アングルで見ると巨石ぶりがよく分かる


(見学記)

上毛町吉岡、国道10号郡家町大池橋交差点を北に曲がって県道226号に入り最初の信号のある交差点を右に曲がるとすぐ、家の前に説明板が立っています。民家敷地内ですが無人ですので自由に見学できます。墳丘がすっかり流失して石室が完全露出、名前どおりの巨石石室でそれに比べて庭はそれ程広くないので余計に圧倒的な迫力を感じさせます。羨道は壊失していますが玄室は完存奥壁は巨大な一枚石、側壁がやや傾いている感じです。ここから東側は傾斜地になっていて地形を利用して築造されたようです。庭の築山として利用されていたようですが古墳好きだったらたまらないだろうな。

山田古墳群

福岡県上毛町(旧新吉富村)2012年2月訪問

現存2基

1号
横穴式石室
位置:33°34′04″N 131°08′50″E

麓から続く鳥居列の奥にある


石室を社殿代わりに利用


石室正面、羨道はかなり壊失


玄室は完存、祠があって奥壁はよく見えない


左側壁


右側壁


玄室上部


奥から外、片袖式かな


線刻壁画






2号
横穴式石室

1号側に小さな墳丘


劇狭の開口部


カメラを突っ込んでもこの程度は何とか撮れます


思い切って入室、奥壁


〃(縦位置)


天井部、自然石を打ち欠いているような


奥から外(縦位置)


(見学記)

上毛町安曇、岩木山古墳西方300m丘陵斜面にある古墳です。斜面に赤い鳥居列があってそこを上っていくと古墳がありこれが山田1号です。石室がすっかり社殿代わりに利用されていて内部に祠もあり状態はいいのですが奥壁辺りはよく見られません。線刻もあちこちにあるようですがどんな模様か分かりにくい。すぐ西側に2号がありこちらも墳丘が残っていますが羨道入り口の天井石が傾いて僅かに開口している程度。何とか入ってみましたが羨道石室ともよく残っていました。石材は自然石ですが所々打ち欠いたような部分があります。

岩木山古墳群

福岡県上毛町(旧新吉富村)2012年2月訪問

現存3基

岩木山古墳
横穴式石室
位置:33°34′05″N 131°09′16″E

独立丘陵頂部の平坦面に構築


南側に開口、墳丘は大分削られている


狭い開口部だが思ったほどではなかった


開口部から内部、玄門が見えている


ドーム型の玄室、基部に大型石材を据える


狭い天井部、画面下が奥壁側


奥から外、両袖式


奥から左方向


奥から右方向


玄門から外、どうやら複室でここは前室のようだ


露出した天井石


その他
南側斜面墓地内に2基

石室の一部が残る、地形からして左が側壁右が奥壁かも


側壁が露出した石室、天井石は失っているようだ


(見学記)

上毛町宇野、独立丘陵状にある古墳です。地図だとはっきり出てこない程低い丘ですが現地に行くとはっきりわかります。頂が広場のようになっていて東側に低い墳丘が見えてます。南側に石室開口、先行した二人が二人とも劇狭の開口部と言っていたので覚悟していったのですが確かに狭いことは狭いのですが入るのが困難と言うほどではなかったです。複室石室で前室は大分埋まり側壁は片側しか広くなっていません。玄室は完存ドーム状の両袖式石室です。丘陵南東斜面が墓地になっていてこの中に石室が2基露出していますが1基は側壁露出、もう1基は玄室角がかろうじて残っている程度です。南側参道登り口辺りに駐車可。

穴ヶ葉山南古墳群

福岡県上毛町(旧大平村)2012年2月訪問

10基以上、残存は3号のみ

3号
円墳、R13
横穴式石室、全長5.6m、玄室長2.2,幅2.1,高1.65m
線刻壁画
位置:33°33′34″N 131°10′12″E

産廃処理場内に移築復元、正面に開口しているが冬だというのに藪の中


開口部


ほぼ正方形の玄室、奥壁は1枚石、床面には敷石


左側壁


右側壁、側壁は共に2枚で上に重なりなし


奥から外、両袖式


羨道奥から、天井が一段下がっている


袖石の線刻壁画


(見学記)

上毛町下唐原、穴ヶ葉山古墳群南側に産廃処理場がありその中に3号が移築保存されています。石室だけでなく大きな墳丘も復元されていますが草茫々、石室開口部もよく分からない状態です。草をかき分けて中にはいると両袖式の玄室があり床面に敷石が敷かれています。2.5m四方でそれ程規模は大きくありませんが奥壁などは1枚石で構成されています。玄門袖石などに線刻がありますがどんな模様かよく分かりません。それにしてもなんで産廃処理場内なんて一番入りにくい場所に保存したんでしょうね。この日も正面の門は閉まっていて入れないし、施設内の道路が下から通じているようなので丘の下に廻ってみましたが盲腸のような道路で出入り口はなく仕方なく斜面をショートカットして入っていきました。説明板もなく見学困難、保存の意味がよく分かりません。

穴ヶ葉山古墳群

福岡県上毛町(旧大平村)2001年4月訪問、2012年2月再訪

円墳3基、公園として整備

遠景:東側からの遠望、画面中央右側が古墳群、画面左端辺り丘の上に穴蛾は穴ヶ葉山南3号


1号
円墳、R41×32m
横穴式石室、TL10.4m、玄室長3.4,幅2.4,高2.2m
木の葉模様線刻壁画
位置:33°33′39″N 131°10′16″E

斜面方向横向きに開口、手前に墓道が伸びる


長い羨道、左側に線刻壁画があるはず


巨石の奥壁


斜面上方から、こちらがわからは墳丘一段に見える


2号
円墳
横穴式石室

下から見た光景、開口しているのが2号、奥が1号


群中一番小型、墳丘も元の状態のままかな


開口部、手前が少し開いているのかな


短い羨道


自然石を使った玄室


〃(縦位置)天井石の色合いが違う


奥から外、両袖かな


〃(縦位置)


3号
円墳
複室横穴式石室
線刻壁画

一番上平坦面に立地、墳丘はよく分からない


開口部、羨道は壊失


複室石室、前室玄門


小さな前室


巨石を基部に据えたドーム状玄室、上部の石もほぼ自然石


〃(縦位置)


狭い天井部


奥から外、両袖式


〃(縦位置)


前室奥から


(見学記)

丘陵斜面にある円墳3基からなる古墳群で現在公園化されている。と言っても駐車場と遊歩道がある程度だが。斜面中腹にあるのが1号墳で径40m高5mの円墳です。墳丘が復元され他と違って斜面に平行に石室が開口しています。前面に長い墓道があり石室は全長10.4m、巨石を使った両袖式ですが入り口に柵があり中には入れません。羨道左側壁に線刻壁画があるが全く見ることは出来ない。木の葉の壁画だと言うことだがこれが名前の由来だろうか。すぐ下に小型の2号墳があり石室が開口しています。斜面の頂部に3号墳があります。墳丘は藪に覆われて分かりがたいですが北側に石室が開口羨道はかなりか遺失しているようですが複室構造の石室で玄室は殆ど未加工の丸みを帯びた石を積み上げていて背の高いドーム状の玄室で床面には小さな玉石が敷かれています。ここにも線刻壁画があるそうだが確認できなかった。1号が国史跡。駐車場有り。

大池東古墳(仮称)

福岡県上毛町(旧大平村)2012年2月訪問

複室石室
位置:33°33′26″N 131°10′27″E

偶然見つけた発掘中の古墳


羨道、前部は壊失のもよう


前室玄門


床面には緻密に敷石、手前はしきみ石


巨石を使った玄室、後部には敷石がない


 〃(縦位置)、奥壁巨石上部が幅狭くなっているせいか側壁が突き出ている


奥から外、両袖式


 〃(縦位置)


玄室右側


〃 左側、こちらの方が石材の大きさが揃っている


前室奥から、右側は破壊されているようだ


その他1
近くで見つけた多分古墳、大池東は正面遠方


石室のようです


その他2
丘陵頂部、古墳かな


見学記

上毛町下唐原、高速道路工事現場に石室墳があるそうなので探してみましたがそれは見つからなかったけど(多分消滅かな)、代わりにため池北東側に別の発掘中の石室を見つけました。ブルーシートが被っていたけど誰もいなかったのでちょっと見学させて貰いました。シートを被っているけど墳丘はあまり残ってなかったもよう、羨道も前部は壊失するも後部残存、複室石室で前室も一部破壊されていますが後室は完存しています。羨道は小型の石材ですが後室は大型石材使用、奥壁は巨石1枚石ですが上部が大分幅が狭くなっていす。普通なら他の石材を詰めるはずですがその代わりと言うか側壁が大分せり出してきています。前室には敷石後室も前半分だけ敷石が敷かれていますか何故か後部には全くありません。ここだけ石材が持ち出されたのは不自然ですから石棺とか石槨とか何か施設があったのでしょうか。高速道路関連の発掘と思われますがすぐ後ろ側にも割と新しい県道が通っているけどこの時は発掘しなかったのかな。付近でトレンチが入った場所がありましたが何も無し、ただその側で藪がすっかり取り払われて古墳らしいのがあり石室石材が露出していました。その側の杉林の中頂部にも古墳らしきものあり、前方後円墳かと思ったけど前方後円墳集成には載っていませんでした。

百留横穴墓群

福岡県上毛町(旧大平村)2012年2月訪問

確認49基
位置:33°32′34″N 131°11′00″E

全景、東側から、横一直線に並ぶ。丘陵背後西側にも支群がある。


かっては内部が埋もれていたが今はすっかり整備され見学しやすい


その1
かっては内部が埋もれていたが今はすっかり整備され見学しやすい


横穴内部、朝日が射し込んで飛んでしまった


その2
正面、ここだけ少し突き出ているが元々の地形なんでしょうか


内部横穴墓でよく見られる死床が殆どありません


奥から外


閉塞施設でしょうか


〃反対側、しかし内側からどうやって閉じる?


その3
四角い外枠が二重になっている


内部は背が低い、天井に丸く削った跡が残る


その4
入り口も外枠も四角


内部、天井がややドーム状


ここも閉塞用の溝がある


その5
外枠上部に庇がある


背の低い内部、内部はどこも特徴がなくあまり面白くありません


その6
入り口外枠も四角、溝は排水溝でしょうか


左と上に赤い円紋が残る


左側円紋、直射日光が当たるのに大丈夫でしょうか


上部の赤い円紋


群中唯一前室があります


その7
二重の外枠


左右に小部屋があるみたいです


その8
この辺りから小型化してきます


上記左側、内部に敷石


内部、一面の敷石


その9
やはり内部に敷石、大きい横穴にはないが小横穴には敷石があります


その10
南端辺り、前部が削られている


その11
丘陵北端辺り、狭いせいか密集状態


時には隣の横穴と壁が抜ける


その12
西側支群、東側は横一直線なのにたいしてこちらは多少上の方にも横穴があります


内部はやはり敷石


岩盤がずり落ちて一部塞がれている





(見学記)
上毛町百留、県道16号に案内標識がありそこを曲がると遠方に横穴群が見えてます。49基確認されていて横穴群でこれくらい大規模だと普通なら水平だけでなく上下方向にも重なっていることが多いのですがここは殆ど横一直線に並んでいますね。大半の横穴で床面に敷石がありますがないのもあります。ない方はむしろ大きな横穴の方が多いです。東側中央辺りに赤い顔料が残っているのがあります(1号)。円文などはっきり残っていて千数百年風雨に晒されていただろうによく残っているものです。内部もこの横穴だけ前室がありここだけ特別な感じです。この右手側に規模だけなら1号より大きいのが2基あり内部内側に閉塞施設かと思われるほぞ穴が掘られています。ただ内側から閉塞すると外に出られないしどうやって閉塞したんでしょうね。丘陵北側や西側にも幾つかありますが東側と特に離れているわけではなく殆ど連続しています。北側のは場所が狭いせいか密集状態中には隣の横穴と壁が抜けているのもあります。ここのは全般に残存状況が悪い。西側にも幾つかの横穴があります。こちらも場所が狭いせいか幾つかは上側に開いています。こちらもみな敷石が敷かれているようです。中には岩盤がずり落ちて塞がれているのもあります。こちらは日当たりが悪いのか水脈のせいかかなり湿っぽい。横穴墓は公園になっていても塞がれていたり見学困難なのも多いですがここは大変見学しやすい場所でした。駐車場有り。町史跡。
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