砥上観音塚古墳
福岡県筑前町(旧夜須町)2017年3月訪問
円墳、R13,H3.5、6C末
装飾複々式横穴石室
位置:33°28′42″N 130°36′32″E (日本測地系)
33.48163822 130.60654555(世界測地系)
登山口の神社からかなりの距離があるが要所要所に案内板があるので迷うことはない

25分程で到着、大きな説明板が目印

尾根先端に構築された墳丘

石室図(説明板より)、羨道、前中後室からなる複雑な構造

石室正面、大きな墳丘も良好

入り口は狭いが入るのに問題なし、装飾石室なのに閉鎖されていないのがありがたい

羨道は短い

前室、既に奥壁も見えている

中室、ここが一番大きい、右袖石に壁画

後室、奥壁に赤い顔料で壁画が描かれる

左側壁は1枚石

右側壁も1枚石、その分中室より狭く天井も低い

奥壁壁画、右側に二艘の船、上の船は構造物がありそう、その上に星状文、その左は馬に乗った人物でしょうか

袖石壁画、下は弓を持つ人物かな、その上は同心円文

後室奥から外、床面にしきみ石、奥行きがないので視野がとれません

中室奥から

〃左側、巨石側壁

〃右側、こちらは2段積み

前室奥から

〃左側、下部の石は割と整っている

〃右側、中室に比べると石材が粗いかな

羨道奥から

墳丘背後から

見学記
筑前町砥上、砥上岳南側中腹にある古墳です。南側麓を走る県道77号の南側に砥上神社がありここが出発点、ここから県道に出ると砥上岳登山道入り口の看板があるので入っていきます。途中で道が別れている場所に案内板があるのでそこを右に行き500m程です。途中にも案内が出ているので迷うことはありません、送電線鉄塔が見えたらゴール間近。神社から25分程で到着しました。古墳は尾根筋先端に築かれ大きな墳丘が良好に残っています。南東側に開口、入り口は狭いですが入るのはそれ程困難ではない。短い羨道と前中後室という複々室とでも言うべき構造、前室はそれ程大きくはありませんが中室が一番広く後室はそれ程奥行きはありません。やはり一番の特徴は奥壁と後室右袖石に装飾があることです。赤一色ですが奥壁には目一杯描かれています、袖石はなんで右側だけなんだ。模様も単純ではなく船や星、馬?等色々です。これだけの装飾石室が閉鎖されること無く見られるのはありがたく苦労して登ってくるかいがあります。でも落書きしている愚か者がいるよ。墳丘背後に高まりがありますが古墳と言うほど形は整っておらず儀式の場としては開口部の反対側、地形図を見ると尾根先端の等高線がやや広がっているのでここは元々高まりがありそれを利用して墳丘を作ったのかもしれません。神社に駐車場有り。
円墳、R13,H3.5、6C末
装飾複々式横穴石室
位置:33°28′42″N 130°36′32″E (日本測地系)
33.48163822 130.60654555(世界測地系)
登山口の神社からかなりの距離があるが要所要所に案内板があるので迷うことはない

25分程で到着、大きな説明板が目印

尾根先端に構築された墳丘

石室図(説明板より)、羨道、前中後室からなる複雑な構造

石室正面、大きな墳丘も良好

入り口は狭いが入るのに問題なし、装飾石室なのに閉鎖されていないのがありがたい

羨道は短い

前室、既に奥壁も見えている

中室、ここが一番大きい、右袖石に壁画

後室、奥壁に赤い顔料で壁画が描かれる

左側壁は1枚石

右側壁も1枚石、その分中室より狭く天井も低い

奥壁壁画、右側に二艘の船、上の船は構造物がありそう、その上に星状文、その左は馬に乗った人物でしょうか

袖石壁画、下は弓を持つ人物かな、その上は同心円文

後室奥から外、床面にしきみ石、奥行きがないので視野がとれません

中室奥から

〃左側、巨石側壁

〃右側、こちらは2段積み

前室奥から

〃左側、下部の石は割と整っている

〃右側、中室に比べると石材が粗いかな

羨道奥から

墳丘背後から

見学記
筑前町砥上、砥上岳南側中腹にある古墳です。南側麓を走る県道77号の南側に砥上神社がありここが出発点、ここから県道に出ると砥上岳登山道入り口の看板があるので入っていきます。途中で道が別れている場所に案内板があるのでそこを右に行き500m程です。途中にも案内が出ているので迷うことはありません、送電線鉄塔が見えたらゴール間近。神社から25分程で到着しました。古墳は尾根筋先端に築かれ大きな墳丘が良好に残っています。南東側に開口、入り口は狭いですが入るのはそれ程困難ではない。短い羨道と前中後室という複々室とでも言うべき構造、前室はそれ程大きくはありませんが中室が一番広く後室はそれ程奥行きはありません。やはり一番の特徴は奥壁と後室右袖石に装飾があることです。赤一色ですが奥壁には目一杯描かれています、袖石はなんで右側だけなんだ。模様も単純ではなく船や星、馬?等色々です。これだけの装飾石室が閉鎖されること無く見られるのはありがたく苦労して登ってくるかいがあります。でも落書きしている愚か者がいるよ。墳丘背後に高まりがありますが古墳と言うほど形は整っておらず儀式の場としては開口部の反対側、地形図を見ると尾根先端の等高線がやや広がっているのでここは元々高まりがありそれを利用して墳丘を作ったのかもしれません。神社に駐車場有り。