天仲寺古墳

福岡県吉富町 2008年1月訪問

円墳、6C後半
複室石室、全長9.7m、前室長0.6-0.8,幅2.7,高1.8m、玄室長4.1,幅3.2、高2.6m
位置:33°35′53″N131°10′32″E (日本測地系)
   33.6013594 131.17316169(世界測地系)

石室正面、羨道壊失、現状では崖に面した場所にある


前室、左がかなり傾いている、説明板の数値もちょっと疑問


玄門、玄室、奥壁がすっぽり填って見える


前室右側


前室左側、天井


僅かな高まりがあるが墳丘かな、二重周溝を持つそうだ


(見学記)
町役場の西側、天仲寺公園となっている独立丘稜頂部にある石室墳です。墳丘は僅かに高まりが残っている程度ですが説明板の所から階段を下りていくと崖際に石室が開口しています(丘陵そのものが古墳際まで大きく削られているせいもあるようだ)。羨道は殆ど壊失していますが複室構造の前室後室は完存していますが前室左側壁はかなり傾いているようだ。柵があって中には入れないが入り口が広いので奥までその構造を見ることが出来ます。町史跡。

楡生山古墳

福岡県吉富町 2012年2月訪問

前方後円墳、TL20以上、R17,RH3
位置:33°35′52″N 131°09′59″E (日本測地系)
   33.60108142 131.16399581(世界測地系)

右前方部、左後方後円部、墳丘は残るが墳形はよく分からず


背の高い後円部


(見学記)
吉富町楡生、平坦地にある前方後円墳でそれなりの墳丘は残っていますが形はあまりよく分かりません。後円部が特に高く残っています。前方部に石材が一部露出しているけど石室かどうかは分かりません。ちなみに楡生は「にりょう」と読みます。町史跡。

広運寺古墳

福岡県吉富町 2012年2月訪問

横穴式石室
位置:33°35′57″N 131°10′28″E (日本測地系)
   33.60247038 131.17205066(世界測地系)

天井石を失った石室露出、殆ど石室とも分かりにくい状態


枯れ草焼き場として利用されているようだ


奥壁は結構巨石


(見学記)
吉富町広津、天仲寺古墳のある丘陵の北側丘陵も公園になっていてその頂辺りにあります。墳丘はすっかり流失奥壁と両側の側壁1枚ずつくらいしか残っていませんがかなりの巨石でさぞかし立派だったと思われます。でも訪問時は枯れ枝などが燃やされていてゴミ焼却場状態だった。公園を管理する人にも石室と思われてないのかもしれない。
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