岫山古墳

京都府綾部市 2000年4月訪問

前方後円墳、TL47,R27,RH3,FW24,FH3
位置:35°21′25″N 135°13′42″E (日本測地系)
    35.36012406 135.22553543(世界測地系)

前方部から後円部、非常に形の良い姿が残っている


(見学記)
全長47m後円部径27m高3mの前方後円墳、丘陵麓近くの尾根上を平坦にしてその南側に構築されています。状態は大変良好、後円部は余り高くなく墳頂平坦面が広い、前方部端が不自然に高くなりばち形に広がっているのは当時のままだろうか?。

私市円山古墳

京都府綾部市 2000年4月訪問

造出付き円墳、R70,H10
位置:35°18′42″N 135°11′58″E (日本測地系)
    35.31485202 135.19664979(世界測地系)

築造当時の姿に復元された、まるでUFO、府下最大の円墳、88年に発見


尾根背後から


発見のきっかけとなった高速道が下を通っている


発掘当時の姿(現地パネルより)


墳頂主体部(〃)


(見学記)
径70m、高10m造出の付いた府下最大の円墳です。高速道路建設に際して発見されました。切り通しにする予定でしたが下をトンネルにして保護され古墳公園となっていて墳丘に葺石を敷き詰め埴輪を立ち並べて復元しています。墳頂に2基の粘土槨がありますが何故かどちらも中心からずれています。それにしてもこれ程の大円墳がわずか十数年前に発見されたというのが驚きです。古墳の上からの眺めは大変良いが、登るのは急な道を登らなければならず結構大変。周囲の平地からでも十分その雄大な姿を眺めることが出来ます。むしろその方が当時の様子を実感できるかもね。ちなみに「私市」の読みは「きさいち」、難読地名に出てきそうだ。

菖蒲塚古墳 聖塚古墳

京都府綾部市 2000年4月訪問

菖蒲塚古墳
方墳、L30
右遠方に聖塚が見えている


2段に突き出る造出の名残が見えている


聖塚古墳
方墳、L54
位置:35°19′06″N 135°16′29″E (日本測地系)
    35.32151843 135.27192142(世界測地系)
菖蒲塚と対をなす




(見学記)
水田の中に150m程離れて2基の方墳が並んでいます。南側が聖塚で一辺54m、北側のが菖蒲塚で一辺30m、5C前半の古墳です。共に周溝を巡らし南側に造出を持っている(現状では殆ど分からないけれど)。特に菖蒲塚は造出が2段に突き出るという珍しい構造です。丹波には2基の方墳が対になっているのがよく見かけられるがここのが共に状態も良く見学もしやすい。国史跡。
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