崎山古墳群

和歌山県印南町 2008年3月訪問

14号(切目崎塚穴古墳)
円墳、R20,H3、6C後半
横穴式石室、全長6m、玄室長2.65,幅2.18-2.2,高2.25m
位置:33°46′44″N 135°14′19″E (日本測地系)
    33.78224357 135.23584207(世界測地系)

国道脇に立つ大きな標柱、古墳はそのすぐ奥


南側に開口


羨道前部はかなり壊失


羨道、玄門


背の高い玄室


奥壁、石材は側壁と変わりなし


狭い天井


奥から外、両袖式


18号
円墳、R8
横穴式石室、全長4.5m、玄室長2,幅2m
位置:33°47′09″N 135°14′13″E (日本測地系)
    33.78918711 135.23417543(世界測地系)
上部を失った石室が露出


方形プランの玄室、奥壁中央の石は不自然で別物かも


玄室奥上から


玄室斜め後方から


19号
円墳、R12
墳丘は良好に残る


(見学記)
印南町島田崎山、国道42号沿い信号のある交差点脇に宗教法人弘竜庵の駐車場がありその西側道路向かいの海岸保安林の中に18,19号があります。駐車場から説明板が見えています(18,19号と書かれているが肝心の古墳群名は書かれてないんだよね)。左側にあるのが18号、両袖式の石室が露出、羨道玄室とも下部しか残っていません。玄室は2m四方の正方形プランで奥がやや広がる。僅かに残る奥壁の中央は他と違った小型の石が積まれていてこれは石室本来の物とは違うかも知れない。すぐ北側にあるのが19号、墳丘は割とよく残っているが主体部は不明。町史跡。

切目崎塚穴古墳(崎山14号)
国道を更に南下、切目崎辺りから上り道になって上り詰めた辺り左手に大きな標柱が立っています。南側に石室開口、説明板が立っています。石室前はまるで溝を掘られたよう、羨道も一部破壊され玄門辺りはよく残っています。玄室は完存、奥壁側壁ともやや丸みのある中型の石材を積み重ね持ち送りがあり天井部は大変狭く背の高さが強調されている感じです。玄門は両袖式、左右の袖石は幅がやや違っています。石室全長6m、でも羨道と玄室をあわせた長さは4.55m、前面の溝は墓道でこの部分を含んでいるのかも。県史跡。
カーナビの地図にこの古墳が載っていたのでラッキーと思ってそれに従っていったら地図の間違いで位置が西側すぎで何もなかった。この余計な物が載っていなかったら後50mも行けば標柱が見つかったのにね。
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