正福寺古墳

奈良県大淀町 2005年4月訪問

円墳、R11.5
横穴式石室
位置:34°24′21″N 135°45′34″E (日本測地系)
   34.40912248 135.75661762(世界測地系)

墳丘流失、天井石露出


半ば埋まった玄室


奥から外


(見学記)
保久良古墳南側、寺に向かう石段脇にあります。墳丘はかなり流失し天井石が露出、内部もかなり埋まっています。

大岩古墳群

奈良県大淀町 2005年4月訪問

石神古墳
円墳、R25,H6、7C前半
横穴式石室、全長10m、玄室長4.4,幅2,高2.15m
位置:34°26′56″N 135°46′06″E (日本測地系)
   34.4521734 135.76550441(世界測地系)

丘頂を利用して作られた墳丘


石室正面


玄門、玄室


巨石を使った玄室


奥から外


2号
石神古墳のすぐ背後にある、石室は埋没


(見学記)
大淀町の中心部から国道309号を北上し今木集落の手前で奈良ロイヤルGCの案内があるので右折し大岩の集落に行きます。集落内に目立たないけど案内表示があり集落奥辺りの丘の頂に古墳があります。南側に石室が開口、頂にあるとは思えないほどの巨石を使った大型石室で、ここからは遠方に吉野川流域まで見通せます。と言っても現在は周りがすっかりゴルフ場でゴルフ場の中に集落があるといった感じですが。背後に大岩2号墳があり石材の一部が露出していますが石室は埋没しているようです。

槙ヶ峰古墳

奈良県大淀町 1997年3月訪問

円墳
横穴式石室
石棚
位置:34°23′09″N 135°48′49″E (日本測地系)
   34.38912569 135.81078026(世界測地系)

石室開口部、羨道は壊失


小型の玄室、奥壁上部に小さな石棚がつく


槙ヶ峰4号
墳丘


(見学記)
OBITOさんの#2483の案内によって迷うことなく見つけることが出来ました。墳丘は以外と小さく(径10m)石室も小さな玄室が見えているだけです。石棚は少し欠けていますが棚らしい姿を見せています。石棚が石室の補強材だという説もあるそうですがここのを見るとその説は当てはまらないなといった感じです。OBITOさんのお供え物も確かにありました。序でに私も別の物をお供えして来ました。

越部古墳(越部1号)

奈良県大淀町 1997年3月訪問

円墳、R24
横穴式石室、全長8.3m,玄室長3.6,幅1.9
大淀町で初めて発掘された古墳
位置:34°23′09″N 135°48′26″E (日本測地系)
   34.38912567 135.8043918(世界測地系)

中央やや右が1号、左青いシートの辺りが2号


墳丘


緑泥片岩を用いた玄室、下部のみ残存


石室全景(奥より)、左片袖式


玄室


羨道


出土単環鳳頭、須恵器


越部2号
1号発掘の過程で新たに発見された手前が玄室、玄門に板石を立てる、崖際で石室左側は崩壊


(見学記)
さらに稲荷神社古墳を探したが,道を間違えて別の稲荷神社に行ってしまった。どうも#2483の記述と違うなと思っていると地元の方から近くで発掘をしていると聞いていって見ると古墳の発掘をしていた(しかも最終日),方向音痴も時にはいいことがあります。これが越部古墳で石室上部は無くなっていますが片袖式の石室がよく残っていました。すぐ側にも別の石室が崖際ぎりぎりの所にあります。古墳は保存されるそうです。
(後日、TVでこの古墳の事が放送されてビックリ)

稲荷神社古墳

奈良県大淀町 1997年3月訪問

墳形不明
横穴式石室
位置:34°23′05″N 135°48′44″E (日本測地系)
   34.3880147 135.80939149(世界測地系)

羨道、玄室、神社石段脇に石室が開口している


玄室


奥から外


(見学記)
こちら方は下の国道に降りて稲荷前バス停から登っていきました。神社はすぐ判りましたが古墳の方は難物,かなり探し回りました(うっかり別のごみ穴と間違えるところだった)。 これは事前に聞いておかないと判らないでしょう。

保久良古墳

奈良県大淀町 2005年4月訪問

円墳、R11.5
横穴式石室
位置:34°24′25″N 135°45′30″E (日本測地系)
   34.41023345 135.75550658(世界測地系)

谷に面した丘陵麓近くの斜面に構築


石室正面


長い羨道がよく残っている、盗掘坑があって玄室が明るい


羨道途中


玄室、石材は小型


奥から外


(見学記)
国道に戻って更に北上、今木集落バス停のもう一つ先のバス停に案内表示があります。小さいので見逃さないよう。古墳はここからすぐ上、畑の中にあります。墳丘に開口部がありますがこれは玄室盗掘坑、南側に羨道が開口しています。中を覗いて驚いた、羨道がすごく長く5,6mくらいある。径10m程度の墳丘でこんなに長い羨道が残っているのは非常に珍しい。大分埋まっているので前屈みになって前進、玄室も下がかなり埋まっているが幸い盗掘坑があるので中が明るい。石材は小型ですが玄門辺りはなかなか見事な作りです。石室前に説明板が立っていますが古墳自体の説明は全くなく被葬者と推定される斉明天皇皇孫建皇子の事が書かれているだけ。この方は盲目だそうで今でも盲目の方たちがお参りに来ることがあるそうです。
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