山口古墳

奈良県香芝市 1999年4月訪問

円墳、R10,H2.5、7C初頭
横穴式石室、玄室長3.5,幅2.05,高2.05m
位置:34°32′58″N 135°41′48″E (日本測地系)
   34.55271505 135.69384202(世界測地系)

墳丘流失、玄室部分のみ残存


石室正面


玄室、小さいが奥壁は1枚石


(見学記)
名阪道香芝IC南方の丘陵で大規模な宅地開発が行われているが(旭ヶ丘団地)この丘陵南東側南斜面にある古墳です。まばらに住宅が建っている辺りに公園がありその北側に石室が開口しています。墳丘ははっきりせず石室も草むらの埋まっているが玄室部分のみ残存しているようだ。そんなに大きな石室ではないが無袖式?で割石を使い奥壁は1枚石、玄門下部には大きな仕切石があるようだ。現在周囲はフェンスで囲まれているが石室に比べてその範囲はずっと大きい。もっと大きな古墳なんだろうか、それにしては石室の位置がずいぶん偏っている(三室山古墳群を見た後なのでどうもその影響がでている)。

狐井城山古墳

奈良県香芝市 1993年4月訪問

前方後円墳、TL140,R90,FW110、5C末~6C前半
位置:34°31′50″N 135°42′40″E (日本測地系)
   34.53382884 135.70828573(世界測地系)

墳丘、東側周溝


石棺蓋石、近くの阿弥陀橋側にある

勘平山古墳群

奈良県香芝市 1993年4月訪問

位置:34°32′20″N 135°43′04″E (日本測地系)
   34.54216126 135.71495163(世界測地系)

左1号、右2号

上中ヨロリ古墳群

奈良県香芝市 1993年4月訪問、1999年3月再訪

方墳2基

1号
方墳、L15,H1-3
位置:34°33′02″N 135°41′55″E (日本測地系)
   34.55382608 135.69578632(世界測地系)
93年当時、周囲は住宅開発中だったが古墳群の場所は林の中だった


2号
方墳、L15,H1-3
99年当時、すっかり裸の状態になっていた


(見学記)
山口古墳の北東200m公園予定地内に2基の古墳がある。「香芝市文化財マップ」によるとともに一辺15m 高1~3m 程度の小型方墳です。ともに大きく盗掘され石材が散乱しているが山口古墳の石室と同じ様な石材なのでここも石室があったようだ。93年に来た時は付近はまだ工事中で古墳は竹林の中。当時の写真を見るとそれほど盗掘を受けているようにも見えず、その後盗掘されたんだろうか。しかし周りがすっかり変わった中でよく残っていたもんだし、よく見つけられたものだと我ながら感心しています。今墳丘の周りに当時の名残の竹が弱々しく生えている。

平野塚穴山古墳

奈良県香芝市 1993年4月訪問、1999年4月再訪

方墳、L21,H4、7C後半
横穴式石室、玄室長3.05,幅1.5,高1.76m
位置:34°33′50″N 135°41′51″E (日本測地系)
   34.5671577 135.69467494(世界測地系)

墳丘西から


石室正面


切石を使った石槨


(見学記)
R168 と西名阪道が交差する北西側、平野地区の丘陵南側斜面に位置する古墳です。正楽寺すぐ西側にありますが南側集落内の細い道を通らなくてはならないから以外とわかりにくい。古墳は一辺18m、 高 4m の7C末の方墳で版築で造られているが大分小さくなっているようだ。南側に全長 4.5m の石室が開口、凝灰岩切石で造られた精巧な石槨で玄門は左右から石がわずかに張り出し床面にも仕切石がはめ込まれて玄室と羨道を区別しています。ここに木製の柵があって中には入れないが見学するのに不便はない。国史跡。
正楽寺境内に凝灰岩製の石棺材を利用して造られた線刻阿弥陀如来座像がある。

平野車塚古墳

奈良県香芝市 1993年4月訪問、1999年4月再訪

方墳、L20,H3.5、7C前半
横穴式石室、全長9.2m、玄室長3.5,幅2.85,高2m
位置:34°33′52″N 135°42′01″E (日本測地系)
   34.56771325 135.69745247(世界測地系)

墳丘南側(93年当時)


〃(99年当時)


石室正面、羨道は殆ど壊失


玄室


奥から外


(見学記)
塚穴山古墳当方 300m 南側斜面にある円墳です。左右や背後は新興住宅地ですが全面が道路と畑で墳丘上の樹木も伐採されて場所はわかりやすい。墳丘は斜面から突き出るように残っていて横穴石室が開口している。以前は自由に入れたが現在はフェンスに囲まれているが何故か一カ所が途切れていてそこから失礼させてもらう。羨道は一部が失われ半ば土砂に埋まっていて狭いが何とか中に入れる。切石に近い割石を使った両袖式で天井石はかなりの巨岩だが奥壁は複数の石からなる。

別所城山古墳群

奈良県香芝市 1993年4月訪問

1号
帆立貝式、TL44,R40,RH4,FW18、5C前半
位置:34°31′55″N 135°43′44″E (日本測地系)
   34.53521793 135.72606187(世界測地系)
共に10号児童公園内に保存


2号
円墳
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