カテゴリー  [ 愛荘町 ]

上蚊野古墳群

滋賀県愛荘町(旧秦荘町)2000年3月訪問、2001年4月再訪

総数102基、現存公園内の10基と八幡神社の7基のみ
2001年墳丘復元整備

整備された公園、手前が百塚、中奥がこうもり塚、右が2,4号


右がたぬき塚と周囲の小円墳、左が10号


1号(百塚古墳)
円墳、R22,H5.4
横穴式石室
位置:35°09′11″N 136°16′45″E

シートの上端辺りに石室が開口(00年)


葺石の様子


黄色粘土と黒色土の互層実際はもっと黄色く感じられる


玄室、中程度の石ながら整った石室


奥から外、右片袖式


復元された墳丘(01年)


3号(こうもり塚古墳)
円墳、R19,H3.2
横穴式石室

墳丘、石室正面(00年)


玄室、石室規模、石材とも百塚よりやや小型


奥から外、右片袖式


復元された墳丘(01年)奥に百塚、左が2号


7号(たぬき塚古墳)
円墳、R15,H2.3

復元された墳丘(01年)


羨道、玄門、閉塞石が残っている、天井石は復元


玄室、床面に仕切り石がある


玄門(奥から)、床面が一段下がった階段式玄室


10号
円墳

大きな墳丘は残っているが盗掘で石室部分はすっかり壊失(00年)


八幡神社古墳(仮称)
横穴式石室
位置:35°09′16″N 136°16′41″E

公園北側、境内で確認できたのは2-3基のみ


石室正面細長い石室、内部は殆ど埋没


(見学記)

扇状地のほぼ真ん中に位置する古墳群でかっては102基もあったが現在は公園内の10基と近くの八幡神社境内の7基のみ。公園内では3基で石室が見られる。この3基と10号以外は僅かな高まりが残っているのみ。一応古墳公園となっているが各地で見かける整備された古墳公園と違いほぼ現状保存のまま。ただ現在一部で発掘中で将来整備されるかも知れない。八幡神社境内でもかなり損壊しているが細長い石室が1基見られる(確認できたのは2基のみ)。

百塚古墳
1号墳。割と背の高い墳丘が残っている。現在周囲にトレンチが掘られていて葺石も検出されている。頂部には黄色粘土と黒色土の互層が見られる。西向きに石室が開口、右片袖式で割石を使用、一部に自然石も使われている。側壁がやや内側に一様に傾斜、奥壁も多数の石からなる。すぐ側のこうもり塚の石室と比べると石の積み方が丁寧。

こうもり塚古墳
3号墳。やはり西向きに石室が開口、百塚と似たような構造で奥壁や側壁下部は割石だが上部は自然石をはめ込み少しせり出している。全体に百塚より小型。

たぬき塚古墳
7号墳。天井石を失っているが西向きに石室が開口。側の説明板に竪穴系横口式石室、階段状玄室と書かれているが発掘中でビニールシートが掛けられ殆ど見ることが出来ず。周囲を取り囲むように4基の古墳がある。

10号墳
割と大きな墳丘だが石室が大きく盗掘を受け石材がすっかり抜かれていて、墳頂が大きくへこんでいる。

(01年追記)

以前から一応公園となっていたが、今回墳丘が復元整備され駐車場も設置されて公園らしくなった。百塚やこうもり塚は円錐形の墳丘が復元石室も入れるようだ。石室部分が大きく盗掘されていた10号墳まで同様の復元をされたはのやりすぎのような気がする。昨年発掘が行われていたたぬき塚は発掘当時のまま石室が公開されていますが失われていた天井石は復元、ただし明かりとりの窓がついていて見学には便利だけどやはり雰囲気がいまいちです。
[ 2013年01月21日 09:00 ] カテゴリ:愛荘町 | TB(-) | CM(0)
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