八塚古墳群

愛媛県松山市 2007年2月訪問

8基(南から1-8号と推定)

北西方向から見た古墳群、墳丘の大きさは10m程度


1号
位置:33°45′46″N 132°48′36″E (日本測地系)
   33.76609945 132.80746024(世界測地系)
南端、ここに説明板がある


2号
墳丘


墳頂に天井石が露出


4号
右奥に3号がある、撮影時は気が付かなかった


5号

右から5-7号


6号


7号


8号
北端


(見学記)
松山市恵原町、愛媛銀行野球場南側水田や集落の中に南北150mにわたって直線上に墳丘が並んでいます(一応南から1-8号と推定)。1,3,5,8号が円墳、2,4,7号が方墳だそうですが現在はどれも径10m程度、形の違いは分かりません。1号脇に説明板が立っています。主体部は横穴石室だそうだが現在開口は無し、2号で天井石が露出している程度でした。どれも上に新しい石仏が立っていますが多分何らかのまつりごとがされていて保存されたんでしょうね。見学時は7基しか確認できなかったけど写真を見ていたら4号の側に3号が写っていた。当時は全く気づかなかった。市史跡。

高月山2号

愛媛県松山市 2007年2月訪問

長方墳、16×10m、4C末~5C初
箱式石棺
位置:33°50′15″N 132°44′15″E (日本測地系)
   33.84081129 132.73496663(世界測地系)

考古館敷地内に復元された墳丘


墳頂部の箱式石棺


(見学記)
松山市南斎院町にある松山考古館敷地内に移築復元された長方墳で墳頂に箱式石棺が展示されています。
この考古館は場所が分かりにくい。東側を通る国道196号に案内表示がありそこから松山総合公園内をぐるっと廻って行く必要があります。

瀬戸風峠4号

愛媛県松山市 2007年2月訪問

横穴式石室
位置:33°50′13″N 132°44′16″E (日本測地系)
   33.84025582 132.73524438(世界測地系)

松山考古館ロビーに展示されたレプリカ、石室奥にあった木炭床


(見学記)
こちらは考古館ロビーに横穴石室の一部木炭床のレプリカを展示しています。考古館は入場料100円ですがロビーまでなら無料。

難波奥谷古墳

愛媛県松山市(旧北条市)2007年2月訪問

横穴式石室、全長12m、玄室長6,幅2.1,高2.5m
位置:33°58′22″N 132°48′23″E (日本測地系)
   33.97607506 132.8038467(世界測地系)

墳丘全景


石室正面、前部が少し破壊されているようだ


羨道、手前の天井石が傾く


玄室、奥壁に巨石を据える


奥から外、両袖式、袖石やまぐさ石はかなり切石っぽい、全体が左側に歪んできている


(見学記)
北条市庄、鎌大師から真っ直ぐ南に行って一旦国道196号に出、国道が大きく右カーブしている辺りでそのまま真っ直ぐ水田の中の道を真っ直ぐ行き農業試験場前を通って緩い右カーブしている辺り、育苗センターの少し手前で左の脇道に逸れて真っ直ぐ行くと庄公会堂があります。この道路向かいに案内表示が立っています(これも矢印などがなくて分かりにくい)。ここから緩い上り坂を登ると突き当たりで左の細い道を行くと正面に古墳が見えています(ここにも案内が欲しいもんだ、つい広い方の右の道を行ってしまいそう)。緩斜面に立地する古墳は樹木が茂っていて墳丘はよく分かりませんが南側に石室が開口南側に石室開口、一番手前の羨道天井石が傾いていますが長い石室がよく残っています。斜面に立地しているかどうか分からないけど羨道は少し上り坂になっているようだ。玄室は大型の石が使われているが玄門辺りは切石のような加工度の高い石が使われている。全体が歪んで傾いているのがちと怖い。県史跡。

客谷古墳群

愛媛県松山市 2007年2月訪問

8基、6-7C

分布図(説明板より)


全景:公園として保存


1号
位置:33°50′14″N 132°44′30″E (日本測地系)
   33.84053368 132.73913289(世界測地系)


4号
右奥に6号


5号
手前に7号痕跡


6号


(見学記)
考古館で市内の古墳分布図がありましたが見学できそうな石室はなさそうだったので一番近くにある客谷古墳群を訪問しました。考古館から歩いて5分ほど、丘陵麓近くの斜面にある7基からなる古墳群で密集状態です。横穴石室もあるそうだがこれは埋戻し現在墳丘が幾つか見られる程度です。

鎌大師古墳

愛媛県松山市(旧北条市)2007年2月訪問

横穴式石室、現存長約5m
位置:33°59′10″N 132°47′15″E (日本測地系)
   33.98940621 132.7849598(世界測地系)

境内に残る墳丘


石室開口部、玄室がかろうじて残っている


やや胴張りの玄室


奥から外、羨道壊失


(見学記)
北条市下難波(現松山市北条)、鎌大師庵境内にある古墳です。古墳の案内はありませんが近くまで行くと鎌大師の案内表示があります。門をくぐって境内にはいると右手に丸い墳丘が見えます。かろうじて玄室部分が残っているようで開口部の前はブロック塀があり羨道は消滅しているようです。玄室は完存、やや胴張りで内部に石仏が祀られています。
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