吉田2号

愛知県瀬戸市 2010年3月訪問

円墳、R12、6C末
竪穴系横口式石室
位置:35°11′02″N 137°06′31″E (日本測地系)
    35.18712156 137.10563622(世界測地系)

移築整備と言ってもかなり荒れ放題


石室正面、上部を失う


玄室


奥上から、片袖式


横から、結構細長い


(見学記)
瀬戸市上之山2丁目、住宅団地南西隅(南側は造成ストップしているようでちょうどその境目)に石室が移築されています。上部を失っていて竪穴系横口式石室だそうですが見た目は普通の横穴石室。玄室は細長く左片袖式、割石が使われ壁面が整えられています。

高塚山古墳群

愛知県瀬戸市 2010年3月訪問

1号
横穴式石室
位置:35°11′55″N 137°06′58″E (日本測地系)
    35.20184193 137.11313525(世界測地系)
丘頂に築かれている


側壁基部が僅かに露出している程度


2号
僅かに石材散乱


3号
尾根先端にある墳丘


石室正面、上部を失った石室


顕著な胴張りの玄室


玄室


奥から外、両袖式


玄室後方上から


斜め後方から


古墳
1号南側斜面


(見学記)
瀬戸市若宮町2丁目、名古屋聖霊短大東側の低い丘陵頂部付近に分布する古墳群です。短大東側を通る県道から一旦下に降りる道があり(降りた辺り左側にも藪に包まれた山口堰堤3号がある)200m程行くと左に曲がる道があるのでその道を山に登っていきます。山頂にあるのが1号、墳丘は割と残っているが頂部が盗掘され石室の基部が一部見えている程度です。南側斜面にも小さな瘤状地形があるけど古墳でしょうか。送電塔南西尾根西端に2号、石材が僅かにある程度で倒れた表示板がなければとても古墳とは思えない状態です。1号北西尾根端にあるのが3号、墳丘は割と残っていて上部を失った石室が露出しています。袖石を立てた両袖式一目で胴張りだと分かる玄室です。奥壁は左右に石材を2枚並べています。
訪問時丘陵と短大の間で道路を建設中でした。訪問しやすくなるかな、それとも逆かな。

宮地古墳群

愛知県瀬戸市 2010年3月訪問

前方後円墳1,円墳2

古墳群:公園として保存、説明板の後ろが2号、左に3号


1号
前方後円墳
位置:35°11′04″N 137°06′29″E (日本測地系)
    35.18767702 137.10508069(世界測地系)
右が後円部かな


前方部隅から後円部


2号


3号


(見学記)
吉田2号の西側下方国道155号との間の斜面がふれあいの森公園となっています。公園と言っても殆ど元の林のままの状態、この中にある前方後円墳1,円墳2基からなる古墳群です。1号の前方後円墳は小形、円墳も墳丘は割と良好に残っているようです。吉田2号と併せてなら来てもいいなと思うレベル。

深川神社古墳

愛知県瀬戸市 2006年3月訪問

横穴式石室
位置:35°13′29″N 137°06′21″E (日本測地系)
    35.2279492 137.10285775(世界測地系)
境内に残る小型石室墳


石室開口部


(見学記)
瀬戸市深川町、深川神社境内にある石室墳です。周囲を柵で囲まれ石室開口部にも網がしてあって中を覗けず。説明板に「石室の中心墳は4m」と書かれているが意味が分かるような分からないような。

穴田古墳群

愛知県瀬戸市 2006年3月訪問

4号
円墳、R13-14
横穴式石室、現存長7.2m、玄室長3.2,幅1.9m(凡そ)
位置:35°14′45″N 137°06′05″E (日本測地系)
    35.24905759 137.09841327(世界測地系)
穴田工業団地内に現状保存、上部を失った石室が露出


玄門、やや胴張りの玄室


玄室、奥壁に大型石を使用、奥壁右隅が隅丸になっている


奥から外、両袖式


玄室奥上から、片側だけ隅丸になっているのがよく分かる


6号
円墳、R12
横穴式石室、全長5.3m、玄室長3.6,幅1.45m
位置:35°13′58″N 137°04′30″E (日本測地系)
    35.2360029 137.07202752(世界測地系)
南山中学校に移築された石室


天井石が2枚残る


玄室、高さが随分低い


奥から外、両袖式


(見学記)
4号
瀬戸市穴田町、穴田工業団地内に現状保存されています。西側から工業団地に向かい信号のある交差点を左に曲がりグランド沿いの道をぐるっと廻って緩やかな上り坂を登っていくと右手石垣の上にすっかり文字のはげた案内標柱が立っています(裏に文字が残っている)。古墳はそこからすぐの林の中、外護列石をめぐらした墳丘で上部を失った石室が露出しています。それ以外は羨道玄室とも比較的残りがよく全長7.2m、玄室長3.2mほど、柱石を立てた両袖式で奥壁は大型の石の上に平石を乗せています。奥壁右側だけが隅丸になっているので正面から見ると奥壁が随分左に偏って見えます。どうせなら奥壁を中央に置いて左右を隅丸にすればすっきりしたのに、とこれは現代人の感想。

6号
瀬戸市ひまわり台5丁目、南山中学校に石室が移築されています。全長5.3m、玄室長3.6mの小型石室で小さな柱石を立てた両袖式です。天井石は一番奥と玄門上の2枚しか残っていません。これが本来の位置だとすると玄室の高さが随分低いことになるがどうなんだろう。
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