願成寺古墳群
岐阜県池田町 2006年3月訪問
総数108基
平野を見下ろす丘陵斜面に分布、右側が43号、左側杉の奥に1-3号

1号
円墳、R20
横穴式石室、玄室長6,幅1.6,高2.5m(凡そ)
位置:35°26′56″N 136°32′52″E (日本測地系)
35.45207614 136.54485342(世界測地系)
群中最大の円墳、左後ろに3号が見えている

石室正面、羨道天井部は壊失

細長い玄室、幅の割に背が高い

奥から外、片袖式

墳丘背後

2号
横穴式石室、玄室長4,幅1m(凡そ)
天井部を失った石室

細長い玄室

奥から外、無袖式、少し傾いているかも

羨道に残る箱式石棺

3号
横穴式石室
墳丘、石室正面

石室開口部、入り口が埋没

37号
割と大きな墳丘

墳頂部が大きく盗掘され石材露出

43号
横穴式石室
墳丘、石室正面

羨道、途中で曲がっているように見える

玄門

細長い玄室、奥壁に鏡石を据える

奥から外、両袖式

51号
横穴式石室、玄室長6,幅1.8m(凡そ)
墳丘、石室正面

細長い玄室

奥から外、無袖式、玄門部に柱状の袖石が埋め込まれている

53号
横穴式石室
半壊状態の石室、後ろに見えるのが43号

奥壁辺り

(見学記)
同町願成寺、丘陵斜面上に分布する100基以上からなる大古墳群です。ただ数は多いが状態はあまりよくなく石室が良好に残っているのは数えるほどです。すぐ北側に大津谷公園がありここの駐車場に車を止めて見学。県道を南に行くとまず目に付くのが茶畑の中の大きな墳丘、これが43号で南向きに石室が開口、羨道は狭く途中で折り曲がっているようにも見えるが本来の構造だろうか。玄室は細長く中は真っ暗です。県道を挟んだすぐ南側にも半壊状態の石室が露出した53号がある。茶畑の中の道を下っていくと最大の墳丘(と言っても隔絶した大きさではないが)1号があります。羨道天井部を失っているが玄室完存、細長く幅の割に背が高い。全体が少し下方に歪んできているようだ。1号の背後に2,3号があります。2号は天井を失った石室が露出、ここも細長い玄室で羨道には箱式石棺があるようだ。3号は入り口部は見えているが玄門辺りが埋没している。茶畑の県道を挟んだ西側、林の中の広場のような場所に51号があります。ここも細長い玄室が完存、無袖式だが入り口辺りに柱状の袖石が立っている。
総数108基
平野を見下ろす丘陵斜面に分布、右側が43号、左側杉の奥に1-3号

1号
円墳、R20
横穴式石室、玄室長6,幅1.6,高2.5m(凡そ)
位置:35°26′56″N 136°32′52″E (日本測地系)
35.45207614 136.54485342(世界測地系)
群中最大の円墳、左後ろに3号が見えている

石室正面、羨道天井部は壊失

細長い玄室、幅の割に背が高い

奥から外、片袖式

墳丘背後

2号
横穴式石室、玄室長4,幅1m(凡そ)
天井部を失った石室

細長い玄室

奥から外、無袖式、少し傾いているかも

羨道に残る箱式石棺

3号
横穴式石室
墳丘、石室正面

石室開口部、入り口が埋没

37号
割と大きな墳丘

墳頂部が大きく盗掘され石材露出

43号
横穴式石室
墳丘、石室正面

羨道、途中で曲がっているように見える

玄門

細長い玄室、奥壁に鏡石を据える

奥から外、両袖式

51号
横穴式石室、玄室長6,幅1.8m(凡そ)
墳丘、石室正面

細長い玄室

奥から外、無袖式、玄門部に柱状の袖石が埋め込まれている

53号
横穴式石室
半壊状態の石室、後ろに見えるのが43号

奥壁辺り

(見学記)
同町願成寺、丘陵斜面上に分布する100基以上からなる大古墳群です。ただ数は多いが状態はあまりよくなく石室が良好に残っているのは数えるほどです。すぐ北側に大津谷公園がありここの駐車場に車を止めて見学。県道を南に行くとまず目に付くのが茶畑の中の大きな墳丘、これが43号で南向きに石室が開口、羨道は狭く途中で折り曲がっているようにも見えるが本来の構造だろうか。玄室は細長く中は真っ暗です。県道を挟んだすぐ南側にも半壊状態の石室が露出した53号がある。茶畑の中の道を下っていくと最大の墳丘(と言っても隔絶した大きさではないが)1号があります。羨道天井部を失っているが玄室完存、細長く幅の割に背が高い。全体が少し下方に歪んできているようだ。1号の背後に2,3号があります。2号は天井を失った石室が露出、ここも細長い玄室で羨道には箱式石棺があるようだ。3号は入り口部は見えているが玄門辺りが埋没している。茶畑の県道を挟んだ西側、林の中の広場のような場所に51号があります。ここも細長い玄室が完存、無袖式だが入り口辺りに柱状の袖石が立っている。