智照院古墳

岐阜県岐阜市 2006年3月訪問

円墳、R15,H2
横穴式石室、全長7.9m、玄室長4.5,幅1.9,高2.1m
位置:35°26′34″N 136°50′24″E (日本測地系)
    35.44597079 136.83704148(世界測地系)

墓地の中に残る古墳


正面から、天井石壊失


羨道、玄室


玄室奥、天井石が1枚だけ残る


奥から外、片袖式、右側の側壁がかなり傾いて危険


(見学記)
岩田西3丁目、清水山の南側麓にある智照院境内にある石室墳です。集落内の入り組んだ細い道を通っていかなくてはならず寺の場所が非常に分かりにくい。古墳は墓地の一角にあり金網で囲まれています。ここも天井石は最奥の1枚が残っているだけ、小口積みの奥壁側壁など西山4号と似ています。西側の側壁が傾いてきていて補強材で支えている状態です。市史跡。

西山4号

岐阜県岐阜市 2006年3月訪問

円墳、R16
横穴式石室、全長11.3m、玄室長5.4,幅2.3,高2.6m
位置:35°27′14″N 136°47′21″E (日本測地系)
    35.41819642 136.81454488(世界測地系)

良好に残る2段築成の墳丘、葺石も良好に残っている


羨道、側壁は葺石の延長のよう、玄室に向かって上り坂になっている


玄室、奥壁はやや大型の石を使用


(見学記)
松籟団地北西側にある真福寺墓地脇の林の中にあり、寺駐車場から案内表示があります。急斜面に築かれた古墳だが葺石が良好に残っていてそのせいか二段築成の墳丘も良好。南向きに開口した石室は最奥の天井石が1枚残っているだけだがチャートの硬い石を小口積みにした側壁や2段積みの奥壁は良好に残っています。斜面にあわせたのか入り口から見ると羨道が上り坂のようになっています。市史跡。

琴塚古墳

岐阜県岐阜市 2006年3月訪問

前方後円墳、TL115,R69,RH10.5,FW74.2,FH7.8
位置:35°24′54″N 136°49′03″E (日本測地系)
    35.41819642 136.81454488(世界測地系)

墳丘、前方部


広い周溝が残る、右が墳丘


(見学記)
琴塚3丁目にある全長115mの前方後円墳で平野にありながら墳丘は良好に残っています。ただ周りは公園になっているが墳丘は立入禁止、樹木も茂っていて余りよく見えない。周りを広い周溝が取り囲んでいます。国史跡。

岩崎1号

岐阜県岐阜市 2010年3月訪問

円墳、R20,H4
横穴式石室、全長9.2m、玄室長3.3,幅2.15m
位置:35°28′08″N 136°46′39″E (日本測地系)
    35.47291053 136.77510323(世界測地系)

丘陵裾に立地、7基からなる古墳群だが他は消滅


大きな墳丘が良好に残っている


墳丘背後から


羨道正面


長い羨道


巨石を使った玄室、奥壁は2段積み


〃(縦位置)


奥から外、両袖式、玄室奥行きが意外とないので幅広く撮れない


羨道奥から


(見学記)
岐阜市岩崎、国道256号岩崎山手交差点を西に曲がってすぐ、北側山裾に並ぶ住宅脇に細い道がある(よく見ないと分からないくらい細い)。そこを入っていくと山裾民家裏に経20mの大きな墳丘が良好に残っている。南側に石室開口全長9.2mでこちらもよく残っている。羨道長5.1m巨石を使い側壁は概ね2段積み、玄門はまぐさ石が一段下がっているがこの石だけかなり加工の後が伺われる。羨道は長いが玄室長は3.3mとちょっと拍子抜け。それでも奥壁は形の整った巨石2段積みです。7基からなる古墳群でしたが残るのはこの1基のみ。市史跡。

石谷1号

岐阜県岐阜市 2006年3月訪問

円墳、R20,H2.6、7C
横穴式石室、全長11.5m、玄室長5.7,幅2.28m
位置:35°28′57″N 136°44′41″E (日本測地系)
    35.48568574 136.74177336(世界測地系)

高まりが僅かに残る墳丘


石室開口部


露出した天井石


玄室、奥壁は1枚石


奥から外、両袖式


羨道、玄門から


(見学記)
石谷(いしがい)集落内の八幡社境内にある石室墳です。鳥居前に駐車場があり古墳はすぐ側にあります。墳丘は僅かな高まりしか残っておらず天井石が一部露出、羨道もかなり埋まっていますが奥の天井部分に隙間がありそこから中に入れます。玄室も多少埋まっているが石室そのものは割と良好に残っているようだ。奥壁は1枚石の巨石。9基からなる古墳群でゲートボール場脇に1基あったが他は不明。市史跡。

日野1号

岐阜県岐阜市 2006年3月訪問

円墳、R16,H2.8
横穴式石室、全長6.5m、玄室長3.4,幅1.8m
位置:35°26′00″N 136°48′29″E (日本測地系)
    35.43652721 136.80510057(世界測地系)
石室正面


羨道まで良好に残る


玄室、奥壁は1枚石の巨石


奥から外、両袖式


(見学記)
日野東1丁目、舟伏山西端麓にある石室墳で山裾を通る道路に案内表示があり古墳のすぐ前の竹林の中にあります。墳丘はかなり流失し石室の一部も露出しているが石室自体は完存、多分羨門まで残っている。入り口から見ると羨道と玄室の軸が若干傾いているようだ。玄室はチャートの巨石を使っていて奥壁はほぼ1枚石、僅かな隙間に小さな角石を詰めている。市史跡。
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