戸狩荒神塚古墳

岐阜県瑞浪市 2010年3月訪問

円墳、R60,H8
位置:35°21′53″N 137°14′21″E (日本測地系)
    35.36793853 137.236174(世界測地系)

南側道路下から見た墳丘


西側から


山側から


(見学記)
瑞浪市明世町戸狩、中央高速道瑞浪IC南側にある古墳で径60m高8mという大型円墳です。ただ傾斜変換点付近に立地しているので下から見ると大きくは見えるがそれ程スケール感は感じず山側背後から見るとそれ程の高さでもなくと言うこの手の古墳によくあるパターンです。説明板が下側にあるが擁壁の上に建っているので見づらいんだよね、とこれも偶にあるパターン。東側に戸狩横穴墓があって標柱も立っていたが殆ど埋まっているそうなので見学せず。県史跡。墳丘北側に駐車スペースあり。

大島1号

岐阜県瑞浪市 2010年3月訪問

円墳、7C末~8C初
横穴式石室、全長8m(前庭を含む)、玄室長5,幅1.7,高2.2m
位置:35°22′13″N 137°14′17″E (日本測地系)
    35.3734934 137.23506275(世界測地系)

移築復元された墳丘


墳丘裾に石を巡らす、上段も石室正面側だけ石垣


石室前にやや開いた前庭


羨道、床面には敷石


やや持ち送りのある玄室


〃(縦位置)


少し変わった積み方の奥壁


奥から外、片袖式


(見学記)
瑞浪IC北側に瑞浪市民公園がありその中にある化石博物館建物北側に移築保存されています。7C末~8C初の終末期古墳です。墳丘も忠実に復元しているとして2段築成でしょうか、下段裾部は石垣を巡らし上段も石室側にだけ低い石段を築いています。石室前面はややハの字状に開いた前庭があり、奥に羨道床面には敷石、短い柱状の羨門も立っています(基礎がセメントで固定されているから現代のかと思って写真撮らなかったよ)。玄室は右片袖式で全長5m程、やや持ち送りのある側壁は切石状のやや長めの石材を積み上げています。奥壁は縦長の巨石を2枚立て上にもう一つ巨石を積んでいるちょっと変わった構造。玄門は角柱状の袖石を立てていますがまぐさ石まで届かず更に平石を幾つか積み重ねています。墳丘脇に説明板が立っていますが一般的な古墳の説明でこの古墳に関することは殆どなかったのが残念。公園に駐車場有り。
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