耳取大塚古墳

長野県小諸市 2006年4月訪問

円墳、R25,H5.4、6C
横穴式石室、全長6.45m、玄室長4.5,幅2.75,高2.45m
位置:36°17′06″N 138°26′12″E

遠くに八ヶ岳を望む緩斜面に立地


大きな墳丘が残る


石室正面


羨道、天井石も巨石


持ち送りの殆どない玄室


2段積み奥壁、切石風の石を填め込んでいる


奥から外、両袖式


(見学記)

小諸市耳取、耳取の集落を東に抜けると南側水田地帯の中に大きな墳丘が見えています。遠くに八ヶ岳を望む緩斜面、径25mの円墳で周りが平坦墳丘は裸で一層大きく見えています。南側に石室が開口、全長6.5m程羨道玄室ともよく残っていて市内でも最大級の石室です。側壁は持ち送りのあまりない割石積み、奥壁は大小2個の巨石を使った2段積み、左側に少し隙間があったんでしょうか切石の様な四角い石を填め込んでいます。市史跡。

松井古墳

長野県小諸市 2006年4月訪問

円墳、R8,H2
横穴式石室
位置:36°19′56″N 138°26′44″E (日本測地系)
    36.33535169 138.44242309(世界測地系)

石室正面


羨道


持ち送りのない玄室、奥壁は巨石の鏡石を据えている


奥から外、両袖式


(見学記)
小諸市甲松井、上信越道北側の松井の集落から高速の下をくぐるとすぐ左側の民家の裏にあります(私はこれを見逃して暫く側の高台の住宅地をうろうろしていたけど)。墳丘はかなり小さくなっているようだけど羨道や玄室は割と良好に残っています。ここも側壁は持ち送りが殆どないが他の石室と比べると積み方が粗い感じです。奥壁は大型の石を鏡石として据え上に小型の平石を乗せています。羨道に木の根が侵入してきているのがちと心配。

唐松古墳群

長野県小諸市 2006年4月訪問

4基

1号
社殿裏に高まりが残る


2号
円墳、R10.3,H2
横穴式石室
位置:36°18′42″N 138°26′36″E (日本測地系)
    36.31479863 138.4402018(世界測地系)
国道脇の神社境内に残る


墳丘、開口部


持ち送りのない玄室


奥壁


(見学記)
小諸市加増3丁目、小諸東中学校南側の加増神社境内に1,2号があります。国道141号に面して古木の生えた小さな墳丘がありこれが2号、南東に石室開口、羨道は壊失しているようです。入り口に竹の柵があるが奥まで明るく見えていてわざわざ入るほどではない。持ち送りの殆どない側壁、奥壁は4,5段積みで小型ながらしっかりした玄室です。社殿の裏に1号があるが高まりが分かる程度、標柱が立っていないと古墳と分からないかも。国道を越えた南側に3,4号があるそうだが発見できず。石室がないと思うと捜索にも力が入らない。
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