安原大塚古墳

長野県佐久市 2006年4月訪問

円墳、6C末~7C初
横穴式石室、玄室長6,幅2,高2m(凡そ)
副室、1.19×0.9×0.65
位置:36°15′45″N 138°30′30″E (日本測地系)
    36.26563873 138.50519684(世界測地系)

大きな墳丘が残る


石室正面、羨道は壊失


玄室、左側壁下部に小副室がある


2段積みの奥壁


小副室


〃内部


〃奥


奥から外


(見学記)
佐久市安原、安原公民館(ここに車が駐車できる)背後50m、公民館左側の道を入っていくと正面に古墳が見えてます。割と大きな墳丘が残り南に石室が開口、羨道は殆どか遺失していますが玄室完存、6mほどで無袖式かな。奥壁は2段積み、下側の巨石は表面に随分凹凸がある。この石室の一番の特徴は側壁の下部に複室があること、幅1.2m、高さ奥行きとも0.6mくらいの大きさ、奥壁に相当する部分も一応奥壁っぽいし下には礫も敷かれていて初めから計画的に造られたんでしょうね。市史跡。

山の神3号

長野県佐久市(旧望月町)2006年4月訪問

横穴式石室
位置:36°14′40″N 138°20′25″E (日本測地系)
    36.2475814 138.33715761(世界測地系)
県道脇にある墳丘


道路工事で後ろが削られたようだ


石室正面


石室内部、奥壁を中央に移動したそうでその分石室は短くなったのかな


(見学記)
現佐久市協和吹上、県道152号沿いに小さな墳丘が残り標柱が立っています。県道工事で後ろが少し削られたようで側壁はそのままに奥壁を中央部に移動したそうで、と言うことは石室の長さも半分になっているんだろうな。奥壁は四角い石をブロック状に重ねたちょっと変わった構造をしています。

土合1号

長野県佐久市(旧浅科村)2006年4月訪問

横穴式石室
位置:36°16′50″N 138°24′41″E (日本測地系)
    36.28369038 138.40826099(世界測地系)

露出した石室、左後方に見えているのが新幹線トンネル


状態は非常に悪い


上記と反対側


(見学記)
現佐久市桑山入の沢、県道44号土合大橋から東に登っていくと古墳群の案内表柱が建っていてそこから細い道が下っています(車で入っていけないことはない、私はしなかったけど)。新幹線脇に露出した石室がありますがかなり攪乱されているようで側に標柱が立っていないと石室とも分からない状態です。1号と言うからには他にもあるかと思って探したけど見つからなかった。古墳と見まごう枯草の大きな山があって期待したけどね。市史跡。

王塚古墳

長野県佐久市(旧望月町)2006年4月訪問

円墳
位置:36°14′15″N 138°21′23″E (日本測地系)
    36.24063833 138.35326744(世界測地系)

神社境内、彦狭島王陵墓の伝承がある


町内最大の円墳


(見学記)
現佐久市協和比田井、協和小学校南1km、緩斜面の水田地帯の中にある神社境内にある古墳で背は低いが割と大きな墳丘が残っています。彦狭島王陵墓の伝承があり墳丘も御神体として祀られているんでしょうか前には鳥居が建っています。市史跡。

三河田大塚古墳

長野県佐久市 2006年4月訪問

円墳、R30,H5
横穴式石室、全長8.4m、玄室長6,幅2.4-2.6,高2.8m
位置:36°14′45″N 138°28′00″E (日本測地系)
    36.24897326 138.46353437(世界測地系)

河岸段丘に構築された墳丘


開口部


石室正面


羨道、玄門、まぐさ石が一段下がり袖石は入り口からはあまり見えない


玄室、床面に敷石


ほぼ1枚石の奥壁


奥から外、両袖式


(見学記)
佐久市三河田、滑津川北側の河岸段丘上にある古墳です。東側を通る国道141号線中込大橋北側の信号のある交差点から西に入っていきますが住宅街の細い道でなかなか古墳にたどり着きにくいです。墳丘は復元でしょうか、径30m、高5mの円墳でさすがに大きいせいか段丘崖ぎりぎりでなく少し離れて立地しています。南側に開口した石室は全長8.4m、全体に良好で羨道は短く前は前庭風に開いています。まぐさ石上の石が抜かれていて中が明るい。玄室長は6m、奥壁はほぼ1枚石の巨石で奥の天井石もすこぶる巨大、床面にはやや大きな河原石が敷かれています。県史跡。

火の雨塚古墳

長野県佐久市(旧浅科村)2006年4月訪問

横穴式石室
位置:36°17′02″N 138°24′56″E (日本測地系)
    36.2870234 138.4124272(世界測地系)

丘陵斜面に構築された墳丘


開口部


羨道、玄門


奥壁の一部、まだ上にも積まれているようだ


(見学記)
土合大橋の西から県道142号に入り約1kmほどいくと何とかファームの表示があるので(この辺は記憶が曖昧)、坂道を上っていきます。鶏舎群の左手に斜面を利用した墳丘があるが上に標柱が立っているので何とか分かる状態。南側に石室が開口しているが夏場だと草むらに隠れて分からないかも。入り口は鉄棒で仕切られて入れませんが無くても狭くて入る気にはなれない。カメラを突っ込んで撮影したが内部もかなり埋まっている。奥壁はかなりの巨石のようだが埼群古墳館の写真と比較すると下の方しか写っていないようだ。市史跡。
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