めがね塚古墳群

長野県御代田町 2006年4月訪問

3基中2基現存

1号
横穴式石室、玄室長3.4,幅2.3m
位置:36°19′11″N 138°29′17″E (日本測地系)
    36.32285424 138.4849194(世界測地系)
墳丘


石室正面、右側は後世の物か


玄門辺り


玄室


巨石を使った奥壁、鬼の顔のようにも見える


奥から外、両袖式


2号
横穴式石室
露出した石室、手前の石は羨道天井石


天井石を失った玄室


奥壁は1枚石だが側壁はそれ以上の巨石


玄室内部


奥から外、両袖式


玄室横から、左側のまぐさ石は立てている


(見学記)
御代田町馬瀬口、繰矢川が作る小さな谷の緩斜面にありますが側を通る道が無いこともあって場所は非常に分かりづらくかなり歩き回って探しましたが苦労しても見る価値のある古墳でした。1号は側に説明板が立っていて墳丘も残っていますが天井石が露出、谷側に石室が開口しています。羨道は天井石壊失入り口部分も右側は後世の物のようだ。玄室は完存で長さ3.4m、大型の石が使われ奥壁は1枚石の巨石です。表面の凸凹がまるで鬼の顔のように見えています(真っ先に思い浮かべたのはハンドル名平家蟹の甲羅の模様(笑))
すぐ西側に2号がありますが草藪に紛れて分かりにくい。写真が撮りづらいので玄室の中だけでもしっかり掃除しておきました。羨道の天井石は一部残っているけど玄室の天井石は壊失といういつもと逆のパターン、そのぶん玄室がよく見られます。1号より一回り小型ですが注目は右側の側壁、奥壁(これも1枚石ですが)より遙かに巨石なんですね、なんでこれを奥壁に使わなかったんだろう。玄門まぐさ石も下原古墳群と同様平石を立てています。こちらはもっと板状の石ですね。共に町史跡。

馬瀬口下原古墳群

長野県御代田町 2006年4月訪問

5基中1基のみ残存

横穴式石室
位置:36°19′00″N 138°29′18″E (日本測地系)
    36.31979908 138.48519725(世界測地系)

畑の中に残る墳丘


石室正面


自然石を積んだ玄室、奥がやや広がる羽子板型


奥から外、両袖式、まぐさ石は厚めの石を立てている


(見学記)
御代田町馬瀬口、国道18号と県道9号交差点から国道を真っ直ぐ西に800m、道を左折してすぐ右手畑の中に小さな墳丘が見えています。西側谷に向かう方に石室が開口、羨道は殆ど壊失、玄室も天井石が1枚しか残っていません。両袖式で奥壁は2段積み羽子板プランの玄室です。玄門上のまぐさ石が変わっていて平石を立てるような感じで置いています。すぐ近くのめがね塚2号でも同じ構造が見られます。古墳群とあるが5基中残っているのはこれ1基のみ。町史跡。
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