高尾山古墳

静岡県沼津市 2010年3月訪問

前方後方墳、TL62、3C前半
位置:35°07′12″N 138°51′51″E (日本測地系)

    35.12300975 138.86130829(世界測地系)

北側から


南側から、手前の前方部は低い


くびれ部辺り


(見学記)
沼津市東熊堂、09年道路建設に伴い発掘元々古墳だと思われていたようですが東日本最古級の前方後方墳と判明、全国紙にも載るくらいの賑わいを見せました。予定では発掘終了後すぐ破壊されるようでしたが10年3月現在手つかずにまだ残っていました。新しい道路はもう目の前に迫っているので今更迂回は困難だろうし上や下を通すのも難しいだろうな。石室なら移築という手もあるけど墳丘なんかはやはり現地保存じゃないとあまり意味がないような。さてどうなるのでしょう。
(追記)初めは辻畑古墳と呼ばれていましたが現在は高尾山古墳となっています。

天神洞古墳

静岡県沼津市 2010年3月訪問

円墳、R12,H2.3
横穴式石室、全長4m、玄室幅0.75-1,高1.3m
位置:35°05′41″N 138°52′59″E (日本測地系)
    35.09801182 138.87991888(世界測地系)

公園に移築復元


持ち送りのない細長い石室


縦位置、天井石は補充復元


(見学記)
沼津市中瀬町、市営斎場の北側にある公園に移築保存されました。径12mの円墳で元々かどうかは分かりませんが石室が北向きになっています。柵があって中には入れませんが全長4m、幅0.75-1mの細長い石室です。天井石が平らすぎるなと思ったらやはり復元でした。

清水柳北1号

静岡県沼津市 2010年3月訪問

上円下方墳、下段L12,H1、上段R9、8C初
位置:35°09′01″N 138°51′51″E (日本測地系)
    35.15356165 138.86102996(世界測地系)

工業団地内に移築復元


珍しい上円下方墳、周りを狭い周溝が巡る


頂部に石櫃(レプリカ)


発掘寺の写真と墳丘図(説明板より)


(見学記)
沼津市足高、珍しい上円下方墳で沼津工業団地に移築復元されています。下段は一辺12m、高1m、上段は径9m、周りを幅の狭い周溝が巡っています。全体に葺石があり頂部にはレプリカの石櫃が置かれています。ただそこに上がるために正面に石段があるけど幅が大きくて全体の雰囲気を壊しています。

長塚古墳

静岡県沼津市 2010年3月訪問

前方後円墳、TL54、6C前半
位置:35°07′32″N 138°51′36″E (日本測地系)
    35.12884257 138.85686417(世界測地系)

東西に伸びた長い墳丘が残る


北側から、左が後円部


前方部横から後円部


前方部から後円部


後円部から前方部


(見学記)
沼津市東沢田、沢田小学校東300m、緩傾斜地に築かれた全長54mの前方後円墳です。主軸を東西向け細長い墳形が残っています。全体に比べて後円部が小さく大分削られているんだろうな、主体部も破壊されているようです。県史跡。

妙蓮寺石棺

静岡県沼津市 2010年3月訪問

刳抜式家形石棺
位置:35°04′34″N 138°52′54″E (日本測地系)
    35.07940192 138.87853088(世界測地系)

身の方は小口部が破壊されている


分厚い蓋石


蓋石底面には合わせ目の溝が掘られている

井田松江古墳群

静岡県沼津市(旧戸田村)2010年3月訪問

23基、現存17基
位置:34°59′35″N 138°46′55″E (日本測地系)
    34.99635436 138.77881785(世界測地系)

全景、小さな尾根上に密集


7号
大きな墳丘が残る、左奥に見えているのが18号石室覆い屋


8号
石室石材露出


10号
こちらも石材露出


11号
手前11号奥10,7号


18号
横穴式石室、全長8.2m、最大幅1.9,高2.0m
箱式石棺2

天井部を失った長い石室


奥に箱式石棺、奥壁は2段積み


薄い板石を使った箱式石棺




奥壁沿いの箱式石棺、遺体を伸展で入れるのは無理みたい


奥から外


墳丘図(説明板より)


19号
横穴式石室

墳丘、開口部は右奥、手前の石材は石室ではなさそう


石室開口部


石室内部奥壁が見えている


(見学記)
沼津市井田、井田集落の南側小さく突き出た尾根上にある23基(現存17基)からなる古墳群で公園として保存されています。狭い場所に密集していて地形も険しくよくこんな場所に構築したなという感じです。東側を通る県道17号から降りていくと最初に7号の大きな墳丘があります。横穴石室を持つそうだが見ることは出来ません。更に尾根上に数基の古墳が並んでいます。すぐ南側斜面に天井石を失った18号石室が露出、解体修理され覆い屋で保護されています。伊豆半島最大クラスの全長8.2m胴張りの石室、奥壁は2段積み、奥に箱式石棺が2基あります。粘板岩製でしょうか薄い板石で構成されています。加工しやすいだろうがかなり脆そうでよく残っているな。隣に19号があり入り口辺りが開口、隙間から覗ける程度ですが内部はそれ程埋まってないようです。石室が見られるのはこの2基くらいのようです。読みは”いたすんごう”です。駐車場有り。

井出丸山古墳

静岡県沼津市 2010年3月訪問

円墳、R10-15、6C後半
横穴式石室、全長6m、玄室幅1,高1m
位置:35°08′43″N 138°47′48″E (日本測地系)
    35.14855946 138.79353663(世界測地系)

墳丘、石室正面


良好に残る石室


規模はそれ程大きくはない


奥壁は2段積み


奥から外、無袖かな、床面に礫が散乱


(見学記)
沼津市井出、蓮興寺北西300m、東名高速道路のすぐ南側で北側を通る道路に案内標識がありそこから細い道を通って高速下を潜ると古墳に行き着きますが非常に分かりにくいです。墳丘は多少は修復しているのかなよく残っていて南に石室開口、全長6mでよく残っています。持ち送りはなく奥壁は2段積み、床面に粗い石が敷かれています。

塩満寺石棺

静岡県沼津市 2010年3月訪問

位置:35°04′29″N 138°53′06″E (日本測地系)
    35.07801313 138.88186413(世界測地系)

石棺蓋石、裏返しに置かれている
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