小河観音山古墳

兵庫県相生市 2018年3月訪問

横穴式石室
箱式石棺
位置:34°51′24″N 134°26′31″E (日本測地系)
    34.85988789 134.43923163(世界測地系)

観音堂背後に大石内蔵助像、その後方に古墳が見えている


緩斜面に墳丘が残る


古墳正面、石室が開口


羨道前部は壊失


羨道天井が傾いている、左側壁は元の状態、右の石材は天井石が落ちないよう後から挿入したようだ


玄室は良好に残る


ストロボ無しで撮影


玄室後部に巨大な石棺を縦置き、一応箱式石棺なんでしょうか


石棺内部、天井も側板も小口版も1枚石かな


奥から外、両袖式でしょうか、羨道がほんとにヤバイ状態


見学記
相生市矢野町小河、小河山観音堂背後にある古墳です。境内に何故か大石内蔵助の像がありその背後に開口しています。羨道は天井が傾くなど危うい状態ですが玄室はよさそうです。最大の特徴はそれ程大きくない玄室に似合わない大きな箱式石棺があることです。縦方向に設置された箱式石棺、蓋石が玄室の広さの大部分を占めています。2つに割れているけど元は1枚石、石室を作った後では搬入は困難だったんではないでしょうか。因みに”小河”の読みは””おうごです。観音堂に来る道はとても狭いですが前辺りだけはやや広くゴミステーション辺りに駐車可。

若狭野古墳

兵庫県相生市 2001年4月訪問

方墳、L15,H3、7C中
横穴式石室、石槨
位置:34°50′02″N 134°25′16″E (日本測地系)
    34.83711231 134.41840106(世界測地系)

墳丘、説明板


墳丘東側、緩斜面に立地、周りに周溝があるのがわかる


石室正面、左側がかなり削られている


石室内部、奥に石槨風玄室がある


玄室内部、各壁は1枚石、奥行きはあまりない


(見学記)
赤穂市との境界近く若狭野町にあります。国道2号と山陽本線が交差する辺りから川沿いの道に入り3本架かっている橋の東側の橋に案内標識がありますがその後のフォローがない。橋から300m北に行き、道が左に大きくカーブする辺りのやや北側丘陵麓辺りにあります。一辺15mの方墳ですがかなり削られているようです。南側に石室が開口、羨道は普通ですが奥が1枚石の板石で囲まれた石槨風の玄室です。相生市のホームページには林の中にある墳丘の写真が載っていますが現在は全く裸の状態です。県史跡。

塚森古墳

兵庫県相生市 2005年3月訪問

円墳、R40,H6、5C
位置:34°48′58″N 134°29′54″E (日本測地系)
    34.81933779 134.49561562(世界測地系)

二段築成の墳丘、すっかり裸の状態


南側から


(見学記)
那波野古墳から国道2号を挟んだ南側にある径40mの大型円墳で現在裸の状態、国道から2段築成のきれいな姿が見えています。多分以前からも見えていたはずでこの国道はしょっちゅう通っていたのに全く気づかなかった。数年前に所有者から市の方に寄付されたそうです。

壺根古墳群

兵庫県相生市 2005年3月訪問

箱式石棺10
位置:34°45′39″N 134°27′59″E (日本測地系)
    34.76406572 134.46367658(世界測地系)

海縁の箱式石棺群、公園として保存


5号


9号


(見学記)
赤穂市尾崎大塚に行く途中で国道250号に大きな案内表示が出ていたので急遽予定を変更してこちらを見学(その後案内表示無し、あれでは途中の分かれ道が分からないぞ。よくあることだけど)。坪根集落の南端海際にある箱式石棺10基からなる古墳群で現在小公園となっています。箱式石棺と言ってもそれっぽいのは2,3基だけ。わざわざ来るほどの場所でもなかった。でもおかげでこの後小島1号を見つけることが出来てよかったけど。

那波野古墳

兵庫県相生市 2001年4月訪問

円墳、R30、7C
横穴式石室、全長10.6m,玄室長3.9,幅2.8,高3.3m
位置:34°49′12″N 134°29′52″E (日本測地系)
    34.8232263 134.49506004(世界測地系)

石室開口部、墳丘は殆ど流失


羨道、石室の状態は大変よい


玄室、切石に近い石を組み合わせている


奥から外、両袖式、長い羨道もよく残っている


(見学記)
生駅東方2km、国道2号線からゴルフ場看板の下に石室が開口しているのが見えていますが、あらかじめ知っておかないと以外と目に付かないかもしれない。径30mの円墳ですが墳丘はかなり流失していてはっきりしません。ただその割に石室は良好、全長10.6mの両袖式で長い羨道や巨石を使った玄室がよく残っています。県史跡。
(追記)現在入り口は柵が設けられ入れなくなっている。

緑ヶ丘2号

兵庫県相生市 2001年4月訪問

円墳
横穴式石室
位置:34°49′05″N 134°27′21″E (日本測地系)
    34.82128126 134.45312002(世界測地系)

墳丘


石室正面


羨道


玄室、規模の割に背が高い


奥から外、左片袖式、玄室天井石が抜かれている


天井石、手前の2個が羨道、奥のが玄門あたり


奥壁中段右側に線刻壁画がある(拡大)


(見学記)
相生駅西方1.5kmに緑ヶ丘団地がありその西端(住宅地より一段高い場所)にあります。南側の神社が目印になるでしょう。畑の中に墳丘が残っていますが上部で石室天井石が露出しています。南側に石室が開口、典型的な左片袖式で規模の割に背の高い玄室です。天井石が抜かれ中は明るい、線刻壁画があるそうだが確認できなかった。
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