白岩銚子塚古墳

埼玉県神川町 1999年3月訪問

前方後円墳、TL46,R2,FW29,RH6.5,FH4.2
位置:36°11′41″N 139°05′52″E

丘頂にある、藪に覆われ殆ど見られない


(見学記)

神川中学校南方1km、丘陵上にある全長46mの前方後円墳です。「さいたま古墳めぐり」の地図では北側麓にある白岩神社背後にあると思ったのでこちらから登っていったらなんと背後の尾根を横切る道路があってここに標柱も立っていた(+。+)ガーン。 なまじっか篠竹の藪を切り開いたばかりの道があったのがかえってよくなかった。古墳の脇に説明板も立っているが古墳自体は藪に覆われていて背の高い後円部が推測できるだけ。もう少し北側に立地した方が周りの平野からよく見えたと思うがそうしなかったのは小さいながらも円墳があったせいか。町史跡。
(現在は藪が刈られて見やすくなっています)

中新里諏訪山古墳

埼玉県神川町 1999年3月訪問

前方後円墳、TL41,R22,FW20,RH3.5,FH2.5、6C中
位置:36°12′21″N139°05′39″E

墳丘東側側面、一見状態は良さそうだが周囲が削られている


前方部斜め後方から、横穴石室があるそうだが石材が僅かに見える程度


(見学記)

神川中学校北方300mにある全長41m盾型周溝を持つ6C中頃の前方後円墳です。墳丘はほぼ裸の状態、周囲を多少削られ特に前方部はかなりやせ細り上部も平坦になっていますが前方後円墳らしい姿は残しています。後円部に石室があるそうだが石材が1,2枚見えている程度です。群集墳の変形した古墳ばかり見た後でこういうのを見ると前方後円墳もいいなーとつくづく思ってしまった。町史跡。

青柳古墳群

埼玉県神川町 1999年3月訪問

9支群200基以上の大古墳群だが現在は南大塚支群の10基のみ残存

分布図:黒丸が現存古墳、やや大きな丸が主墳の大塚稲荷古墳


大塚稲荷古墳
円墳、R40,H6.5
位置:36°11′59″N 139°05′42″E

大きな墳丘が良好に残っている


円墳群
中央奥が大塚稲荷古墳、写真では分からないが左側崩壊寸前の古墳で版築による土層が見えている


9号
前方後円墳、TL22,R13,FW11

左が後円部、殆ど前方後円墳とは分からない状態


(見学記)

神川中学校南側一帯に分布する古墳群でかっては9支群200基以上の大古墳群でしたが南塚原支群の10基のみ残存。1号墳の大塚稲荷古墳の脇に説明板と分布図があります。1号は径40m、高6.5m南側に神社があって少し削られていますがおおむね良好他を圧する大きさです。西側に3基、水路を挟んだ南側にも3基とこの辺りに残存古墳が集中しています。西側200mに前方後円墳の9号墳(全長24.5m)があるが変形がひどく細長い高まりが見えているだけ。この側に未盗掘の石室を持った10号墳があって多数の副葬品が出土したそうだが今は道路になっている。わざわざ古墳を壊してまで作らなければいけないような道路ではないんだが。
プロフィール

平家蟹

Author:平家蟹
古墳のお部屋
ブログ館

へようこそ。

基本的には

と同じ内容です。
メール連絡が必要な方は↑からお願いします

ブログ内検索
市町村名、古墳名などを入力して検索してください
最新記事
FC2ブログランキング

更新通知登録ボタン

更新通知で新しい記事をいち早くお届けします

各県市町村別
最新コメント
リンク
QRコード
QR
RSSリンクの表示