観音森古墳

福島県喜多方市(旧塩川町)1999年5月訪問

前方後方墳
位置:37°36′00″N 139°55′19″E

画像無し

(見学記)

舟森山北側の道を東に400m程行くと道路北側に竹屋観音堂(町文化財)がありその東側林の中に背の高い墳丘があります。「図説福島の古墳」では前方後方墳となっていますが「前方後円墳集成」には載っていません。墳丘西側は前方部のように見えますがくびれ部ははっきりせず、平面形も三角形のようで前方後方墳にはとても見えません。側に円墳1基あり。

十九壇古墳群

福島県喜多方市(旧塩川町)1999年5月訪問

前方後方墳1、方墳3残存

1号
方墳、16×13,H2.2

左1号、右2号



2号
方墳、12×13,H1.6

平野を望む低い丘陵端に立地


3号
前方後方墳、TL23,RH2.6、4C末
位置:37°35′31″N 139°55′13″E

果樹園の中にある墳丘


多少復元しているかも



(見学記)

舟森山南方800m平野に突き出た低いなだらかな丘陵所に分布する古墳群です。名前通り以前は19基の古墳がありましたが現存は4基のみ。1,2,4号は一辺十数mの方墳で3号が全長23mの前方後方墳です(1号脇に説明板があるが文では前方後円墳、図では前方後方墳になっている)。小型ながらも墳丘は大変良好、裸の状態で大変見やすい。後方部も平面形が直線上をなし前方部も犬のしっぽのようにピンと高くなっています。3号は4C末の古墳で、他の古墳も出土した箱式石棺等から4Cから7Cにかけて築かれた古墳群です。町史跡。

舟森山古墳

福島県喜多方市(旧塩川町)1999年5月訪問

前方後方墳
位置:37°35′54″N 139°55′01″E

集落内にあり大きく変形


(見学記)

町役場東方2km、深沢地区の山裾に3基の前方後円(方)墳があります。駒形小学校の道路を挟んだ南側にあるのが舟森山古墳、地籍図から前方後方墳と推定されています。前方部は消滅、背の高い後方部だけが残っていますがそれにしては長い長方形の墳丘です。稲荷神社があって上はすっかり平らになり相当変形しているようです。

深沢古墳

福島県喜多方市(旧塩川町)1999年5月訪問

前方後円墳、TL42
位置:37°35′47″N 139°55′06″E

左が後円部、前方後方墳の可能性もある


背の高い後円部が残っている


(見学記)

舟森山南東200m水田の中にある全長42mの前方後円墳です。後円部頂に神社があり周囲も多少削られているようで保存状況はそれ程良くありませんが後円部に比して小さな前方部など3基の中では一番前方後円墳らしい姿をとどめています。ただ前方後方墳の可能性もあるようです。標柱裏の説明文におかしな表現があったので後半部分をちょっと紹介。
”この古墳には陪墳が見あたりません。仏教が伝わると死者を火葬にしたと言われているところも見ても弥生式文化時代の後期にきずかれたものでしょう”
誰が書いたんでしょうね。町史跡
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