鷹の巣古墳群

宮城県白石市 1987年12月訪問、1995年12月再訪

前方後円墳2他20数基残存

瓶ヶ盛古墳
帆立貝式、TL56,R48,FW27,RH7,FH0.4
位置:37°59′52″N 140°38′29″E

右手が前方部、団地公園内に保存、側に3基の円墳と移築石室2


左手前が前方部だが写真で見る程にははっきりしない


前方部から見た後円部


18号
円墳、R22

移築された箱式石棺、雑草に覆われ見にくくなっている


19号
円墳、R11

移築された横穴式石室


横から、側壁は乱石積み


20号
前方後円墳、TL18,R13,FW5,RH1.3,FH0.8
位置:37°59′54″N 140°38′45″E

右手が前方部、前方後円墳としては最小クラス、側に21,22号の円墳がある


手前が前方部、主軸が斜面に対して斜めになる


(見学記)

寿団地内にある古墳群で団地造成によりかなり消滅しましたがまだ20基近く残っています。このうち18号と19号の石室が主墳の瓶ヶ盛古墳の側に移築保存されています。18号のは箱式石棺で瓶ヶ盛古墳の前方部側にありますが現在雑草が生えて見にくくなっています。19号のは横穴石室で後円部側にあります。天井石は無くなっていますが他は良く残っています。

瓶ヶ盛古墳
寿団地内にある鷹の巣古墳群の主墳で全長56mの前方後円墳です。尾根を利用して造られている後円部ははっきりしていますが前方部はあまりはっきりしません。前方部側に3基の古墳がありその内の17号(注1)が前方後円墳のようです。さらにここから団地内の道路を東に200m程行くと左側斜面上に3基の古墳が保存されています。この内西側の1基が全長18mの前方後円墳(20号)です。初めは2基の円墳かと思われていましたが発掘の結果前方後円墳と分かりました。ここから東側にも10基程の円墳があります。

亀田古墳

宮城県白石市 1989年3月訪問

帆立貝式、TL42,R35,FW18,RH6.3,FH2.2
平野を望む低丘陵上、側に円墳3基
位置:37°58′02″N 140°37′30″E

右手が前方部、保存良好


(見学記)

丘陵頂にある全長42mの帆立貝式古墳です。墳丘も良く残っていて短い前方部も観察出来ます。墳頂部にやや大きな石が1個露出していますが石室なのかな?。南東側に3基の円墳が有って古墳群を形成しています。
プロフィール

平家蟹

Author:平家蟹
古墳のお部屋
ブログ館

へようこそ。

基本的には

と同じ内容です。
メール連絡が必要な方は↑からお願いします

ブログ内検索
市町村名、古墳名などを入力して検索してください
最新記事
FC2ブログランキング

更新通知登録ボタン

更新通知で新しい記事をいち早くお届けします

各県市町村別
最新コメント
リンク
QRコード
QR
RSSリンクの表示