四反田古墳群

宮城県丸森町 1987年10月訪問、1989年3月再訪

尾根上に円墳2基並ぶ
位置:37°53′44″N 140°46′13″E

四反田古墳(1号)
円墳、R15

墳丘、石室正面、墳丘は良好だが石室はかなり破壊


玄室、奥壁は1枚(高2m,幅1.8m)、側壁は小型割石小口積み


玄室上から、県内の横穴石室としては大きい方


2号
円墳、R15

石室開口部


玄室、1号と同様な構造


奥から外、羨道は埋没


(見学記)

丘陵北側の尾根先端部に2基の古墳が有り共に横穴石室が開口しています。1号墳は盗掘を受け天井部分が無くなっていますが他は割と良く残っていて奥壁は高さ2m程の一枚石から出来ていますが他の壁は小型の石で構成されています。2号墳は羨道部分埋まっていますが玄門上辺りから中に入れます。玄室は1号とほぼ似ていますが天井石があるぶん保存状態は良いようです。

上片山古墳群

宮城県丸森町 1990年3月訪問

尾根上に破壊された石室が並ぶ(番号は仮称)
位置:37°53′52″N 140°47′44″E

1号
玄室、板状の石材が使われる


玄室横から、袖石がはっきり残っている


2号
散乱した石材


玄室


玄室横から、右手に袖石が残っている


3号
殆ど破壊された玄室、やはり袖石らしき物が残っている


(見学記)

北に伸びる尾根筋の平坦部に3基の横穴石室があります。墳丘は殆ど無く石室も下部部分しか残っていませんが玄室,玄門は良く分かります。石材も割と加工された物が使われています。

台町古墳群

宮城県丸森町 1987年10月訪問、1991年12月再訪

前方後円墳1他円墳174基

20号
前方後円墳、TL27,R20,FW12,RH2.5,FH1.5
位置:37°54′40″N 140°47′42″E

群中唯一の前方後円墳


手前が前方部


57号
円墳
位置:37°54′34″N 140°47′43″E

盗掘を受けた墳丘


柱状の袖石がしっかり残っている


僅かに残った玄室側壁


(見学記)

阿武隈川右岸の台町丘陵上に有る古墳群で1基の前方後円墳と174基の円墳から構成されている県内有数の古墳群です。その内盗掘を受けた57号墳で石室の一部(玄門,玄室両壁)が見えています。

台町古墳群20号
約200基から成る台町古墳群中唯一の前方後円墳で全長27mです。南北に伸びる丘陵の北側先端近くの阿武隈川が望める位置にあります(今は樹木が生えて無理だけど)。墳丘は良く残っていますが後円部頂に盗掘坑があります。丘の麓に駐車場有り。
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