川袋古墳群
宮城県利府町 1990年5月訪問
円墳3基
1号
円墳
横穴式石室
位置:38°19′49″N 140°59′52″E
半壊した墳丘

横穴石室墳の断面模型を見ているよう、奥壁が墳丘中央に位置しているのが分かる

かなり細長い玄室、玄門にしきみ石、左に柱状袖石

玄室側壁、奥壁は1枚、側壁は小型割石小口積み

奥から外、無袖式

3号
円墳、R20、7C後半
横穴式石室、全長4.7m,玄室長3.7,幅1.1m
発掘された石室、下部しか残っていない、床面に礫が敷かれている、現在は埋め戻され奥壁のみ見られる

2号は墳丘が良好に残っているが石室不明
(見学記)
利府自動車学校東側の丘陵北側の平坦面に3基の古墳がまとまって有ります。1号墳は石室,墳丘とも半分削平されまるで石室古墳のカットモデルを見ているようです。玄室床面には仕切石も残っています。2号墳は林の中にあり墳丘はほぼ完全に残っていますが外見からは内部構造は不明です。3号墳は北側の畑の中(現在は荒れ地)に奥壁だけが残っています。最近の発掘で石室下部,床面,周溝が検出されています。ほぼ同じ頃に造られただろう3基の古墳のその後の全く違った状況を見ると運命というものを強く感じました。
円墳3基
1号
円墳
横穴式石室
位置:38°19′49″N 140°59′52″E
半壊した墳丘

横穴石室墳の断面模型を見ているよう、奥壁が墳丘中央に位置しているのが分かる

かなり細長い玄室、玄門にしきみ石、左に柱状袖石

玄室側壁、奥壁は1枚、側壁は小型割石小口積み

奥から外、無袖式

3号
円墳、R20、7C後半
横穴式石室、全長4.7m,玄室長3.7,幅1.1m
発掘された石室、下部しか残っていない、床面に礫が敷かれている、現在は埋め戻され奥壁のみ見られる

2号は墳丘が良好に残っているが石室不明
(見学記)
利府自動車学校東側の丘陵北側の平坦面に3基の古墳がまとまって有ります。1号墳は石室,墳丘とも半分削平されまるで石室古墳のカットモデルを見ているようです。玄室床面には仕切石も残っています。2号墳は林の中にあり墳丘はほぼ完全に残っていますが外見からは内部構造は不明です。3号墳は北側の畑の中(現在は荒れ地)に奥壁だけが残っています。最近の発掘で石室下部,床面,周溝が検出されています。ほぼ同じ頃に造られただろう3基の古墳のその後の全く違った状況を見ると運命というものを強く感じました。