寺内古墳群

兵庫県西脇市2010年1月訪問

28基、終末期の群集墳、古墳公園として公開

分布図(説明板より)


西側からの全景


幾つかのグループに分かれているそうだ、遠方に7号


7号
方墳、18×12m7C中
横穴式石室、全長8.5m、玄室幅1.7,高2.2m
位置:35°00′19″N 134°59′13″E

群中最大&最初に築かれた古墳


墳丘石室正面


羨道は上部破壊


玄室、冬場なのにシダが茂っていた


巨大な天井石


床面には暗渠排水路


(見学記)

西脇市寺内、道の駅北はりまエコミュージアム西方に広域斎場やすらぎ苑がありその東側に古墳公園として保存されています。終末期の群集墳で全28基、横穴石室を持つそうだが7号以外は土饅頭状態で保存石室も全く見られません。7号は方墳で他の古墳とは異質石室規模も大きく群の中で最初に造られた古墳です。南側に開口、羨道は上部が破壊、玄室は完存ですが入り口に柵があり入れません。持ち送りのない側壁はかなり緻密な積み方、奥壁は2,3段積みかな。天井石もかなりの巨石、床面には敷石があり中央に暗渠排水溝があります。冬だというのに羨道や玄室内に枯れ草が立ち枯れのまま残っていて撮影前の掃除が大変だった。玄室奥のシダ類は手が届かず一部が見えず残念。駐車場有り。

滝ノ上古墳群

兵庫県西脇市2010年1月訪問

方墳2,円墳23基
位置:34°59′54″N 135°00′05″E

へそ公園駐車場脇林の中


古墳が密集


全般に大きさの割に背が低い




(見学記)

西脇市上比延町、日本へそ公園北西駐車場脇にある古墳群です。25基ほどあり内方墳が2基あるそうですが説明板は無し。平面形は大きいがその割に高さの低い古墳が密集状態で並んでいます。林の中だから散策にはもってこいだろうけどすぐ側が駐車場だしな。東に聳える岡ノ山山頂には帆立貝式の岡ノ山古墳があるそうだ。雨が降っていたし登り口も分からないので断念。登っていったはいいが藪につつまれていたらガッカリするからな。

下山古墳

兵庫県西脇市 2010年1月訪問

6C後半
横穴式石室、全長7.4m、玄室長4,幅2.3,高3.1m
位置:35°00′21″N 134°58′08″E

墳丘流失、石室上部露出


住宅団地内に保存


石室正面


入り口から見た石室内部


背の高い玄室、上部がやや持ち送り


玄室(縦位置)


鏡石を据えた奥壁、上部は平石を積み重ねる


奥から外、両袖式


右側壁(奥から)


左側壁(〃)


(見学記)

西脇市日野町、県営日野ヶ丘団地内高層アパート脇に保存されています。墳丘はすっかり流失石室上部が露出しています。側にアパートがあるせいか周りが厳重に柵で囲まれています。でも中にゴミがあって子供が入った形跡が、なので私も・・・。内部は外見から想像つかないほど巨大な石室で長さ4m幅2.3m高3.1mもあります。荒々しい巨石を積み上げ上部が僅かに持ち送り、奥壁は巨石の鏡石を据え左右に少し石を足している。上部は平石を何段か積み上げているが左右の石が抜かれているのですこぶる不安定に感じられます。側の空き地に駐車可。市史跡。

岡福谷池古墳群

兵庫県西脇市(旧黒田庄町)2010年1月訪問

3,4基

(番号は全て仮称)

全景:中央1号、右2号、左3号


1号
横穴式石室、残存長6m程
位置:35°01′08″N 135°00′12″E

墳丘が良好に残る


開口部


良好に残る玄室


奥壁、2段積みかな


奥から外、少し傾いているかも


墳丘背後から、右に見えているのが3号


2号
僅かな高まりが残るのみ


3号
1号から見た墳丘


池側が大きく削られている


4号
池の中の小島、古墳?


(見学記)

西脇市黒田庄町岡、黒田庄駅東方の福谷公園内にため池福谷池がありその南東隅辺りにあります。3基の古墳が密集していますが2基は大きく破壊、1基だけ良好に残っています。墳丘は大きさの割に背が高くスマートな円錐形の形を残しています。南側に石室開口、羨道は大分破壊されているようですが残存長6m程の玄室が残っています。持ち送りは殆どないようだけど少し池側に傾いているかもしれない。奥壁は下が少し埋まっているけど2段積みでしょうか、上の石の方が大きく右と上に更に石を詰めています。林の中の古墳はすっかり低くなっている。池の側の古墳は割と高まりが残っているが池川が大きくえぐられている。僅かに石材があるようだからここも横穴石室があったのかな。池の中にも小島があるけどこれも古墳だろうか。ため池下に駐車場有り。古墳側までも車で入っていける。

西岡古墳群

兵庫県西脇市2010年1月訪問

帆立貝式1,円墳6基(番号は仮称)

1号
盗掘で墳頂凹む


2号
墳丘が削られている


4号
墳丘良好


周溝がきれいに残っている


5号
位置:34°56′55″N 135°00′20″E

墳丘周溝がきれいに残る


水が溜まっていたようで墳丘裾が削られている


6号
周溝はないもよう


(見学記)

岡ノ山東麓林の中にある帆立貝式1,円墳6基からなる古墳群です。内6基見つけたがどれが帆立貝式かは不明。墳丘は割と残っていて特に周溝がはっきり残っているのもある。内1基ではHP大和國古墳墓取調室によると水が溜まっていたそうだがこの時はすっかりなくなっていた。でも墳丘裾が削られていて長期間水が溜まっていたようです。

明楽寺1号(きつね塚古墳)

兵庫県西脇市 2010年1月訪問

7C末
横穴式石室、全長7.9m
組合式家形石棺
位置:34°58′09″N 134°54′42″E

拝殿の後ろにある、墳丘は復元


入り口


持ち送りのない玄室、壁面が平面に整えられている


石室上部は改変されているそうだ


組合式家形石棺、蓋石は縄掛け突起がなくシンプル


蓋石と小口部があわないような


奥から外


(見学記)

西脇市明楽寺町、宗教施設内にある古墳です。県道24号にある明楽寺郵便局西側に案内表示がありそこから南へ100m程です。拝殿背後にあるが墳丘は復元だそうです。入り口に柵があるが鍵は懸かっていない(前でお祈りしている人がいたのでさすがに入れず暫く待っていた)。全長7.9mの石室は一見完存状態だが上部がかなり改変されているそうだ。側壁奥壁とも特に巨石ではないが持ち送りがなく非常に平面に整えられている。奥に組合式家形石棺がある。長さ1.67m、高さ幅とも0.81m、蓋石は縄掛け突起がなく多少屋根形をしているがかなり平たく後期仕様です。蓋石には鑿の跡も残っている。壁側の方が小口部分と屋根のサイズがあわないけど元々こんな状態だったのかな。石棺が県文化財。境内に駐車可。

小苗古墳群

兵庫県西脇市(旧黒田庄町)2010年1月訪問

(群、番号は全て仮称)

北群
1号
内部は埋没


2号
横穴式石室
位置:35°03′48″N 135°01′20″E

墳丘良好、葺石が残っているようだ


石室正面、入り口がハの字状に開く


細長い玄室、幅も1m以下


玄室奥


奥から外


3号
石室だろうな


4号
横穴式石室

墳丘は割と残る


石室正面


細長い玄室、天井のレベルが揃っている


5号
横穴式石室

天井石露出


上記と反対側から


石室内部、殆ど埋没


南群
1号
大きな墳丘が残っているが


盗掘で墳頂陥没


東側から、左1号、右2号


2号
横穴式石室、残存長5m,幅1.2m程

急斜面から緩斜面に変わる辺りに立地、大きな墳丘が残る


正面、羨道埋没


開口部


玄室内部、天井石が割れている


奥壁は2段積みか


奥から外


墳丘背後から、奥の天井石が露出


3号
墳丘残るも頂陥没


4号
こちらも陥没、石材散乱


8号
これも陥没


石室奥が僅かに残る


10号
横穴式石室

墳丘


全部破壊、奥辺りが残る


かなり埋まるが奥は良好に残る


(見学記)

西脇市黒田庄町小苗、JR加古川線と平行に走る県道139号に標識が出ているのでそれに従って曲がり道なりに行くと山林に入る辺りにフェンスの仕切りがあります。鍵は懸かっていないが入っていいかどうか分からないので手前に車を止めて歩いていく。途中の分かれ道を右、弥勒堂のある方へ行くと右側山林の中に古墳が幾つか見えています。墳丘が流れ去っているのが多く良好なのは2基だけ。石室規模も小型です。大和國古墳墓取調室によるとここには良好なのが3基あるはず。天井石がすっかり露出内部も殆ど埋まっているのもあったけどこれは良好とは言えないよなと思って周りを見渡すと南側に墳丘らしきものが見える。近づいてみたらそれはただの尾根先端だったけど更にその先砂防ダム辺りに明らかに古墳と思われる墳丘が3基並んでいました。急傾斜地から緩斜面に変わる辺りに構築更に探すと10基ほどありました。ここも盗掘破壊されているのが多く良好なのは1基だけ、全長5m幅1.2m程で群中最大のようです。他にもう1基石室奥(残存長3mほど)が残っているのもありました。結局ここは勘違いで探したようなものだけど結果オーライでした。
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