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松尾大池北西古墳群

岡山県岡山市北区 2008年3月訪問、17年1月再訪

(5,6号追加)

1号
横穴式石室、玄室長5,幅2.1,高1.8m
位置:34°41′42″N133°52′18″E

奥壁辺りの天井に開口


玄室、奥壁辺りに歪みがあり隙間を生じている


奥から外、羨道もかなり埋没


右が微妙だが片袖かな


3号
横穴式石室、残存長4m

果樹園の中に石室露出、羨道部は崩壊


石室正面


石室東側側面


石室背後から、露出した天井石、奥に見えているのが4号


石室内部、奥壁は2段積み、上下の曲面を巧くあわせている


奥から外


4号
横穴式石室、残存長4m

石室西側側面、3号東側に隣接


石室東側側面、奥に3号、左下に7号、遠方林の中に1号


石室背後から、露出した天井石、奥に8号


石室正面、羨道上部は壊失


持ち送りもなく整った石室、奥壁は鏡石を据えるが3号よりやや粗い


5号
横穴式石室
すっかり藪に覆われている、笹薮だけでなく蔓植物にも覆われ一番厄介な状況


上の方に開口、これでも掃除後


天井石が露出


内部も笹薮、掃除する気にもなれない


6号
横穴式石室、玄室長5,幅1.7,高1.5m
位置:34°41′44″N 133°52′22″E
笹薮の中に開口、以前は文字通り藪の中だった、右側の石だけが露出していたもよう


石室は極めて良好、群最大クラス


側壁は垂直、天井面のレベルも揃っている


奥壁は巨石1枚+平石、左側壁と共に面が整えられている


奥から外、多分無袖かな


奥から左、側壁上部が平らでないため積み重ねるのに苦労したかも


右側はそれ程でもない


7号
横穴式石室、残存長5m

墳丘東側、天井石が露出


墳丘西側、羨道部は崩壊


石室正面


石室内部、ゴミ溜め状態


持ち送りがなく整った玄室


鏡石を据えた奥壁、上に重ねた平石が右に偏って不安定感を与える


奥から外、無袖式かな


8号
横穴式石室

天井石の一部が露出


隙間からカメラを突っ込んで撮影、白いのは蜘蛛の巣


7号と同規模のようだ


(見学記)
(2017年)
北区松尾、前回訪問後に新たに6号が発見された、しかも一番状態が良さそう。でもここは道が狭くて車では訪問しづらいし後回しになっていましたが吉備SAにウエルカムゲートがあって歩いていけるのでどうせSA泊だし行き掛けの駄賃とばかり訪問してみました。場所は4号のすぐ側10mも離れていないけど当時は笹薮の中で全く分からなかった(存在を知らないから探してもないし)。今は石室入り口の笹薮が刈られ石室が丸見えになっています。巨石を使った玄室は無袖式かな、奥壁は巨石1枚+平石、天井のレベルが揃えられていて高度な技術を思わせます。発見当時は側壁のごく一部が笹薮の前に出ていたようだけどこれを小学生が見つけて発見に至ったとか、恐るべし。序に5号も見学、こちらはすっかり藪に包まれていますが南側になんとか石室が見えています、内部はかなり埋没し笹薮状態で入るの困難。

(2008年)
岡山市松尾、山陽自動車道吉備SA北側に松尾大池がありその北西の果樹園の中にある古墳群です。吉備SAがスマートSAになっていてここから直接外に出られます。ため池西側の堰堤から真っ直ぐ北の丘に登ると左手に小さな林がありその北東隅辺りに1号があります。外側から墳丘が見えたのでどこから入ろうかと思案しているとちょうど農作業の方が通りかかって教えてくれました。笹藪を押し分けて中にはいるとすぐに開口部があります。と言っても羨道入り口でなく奥壁近くの天井部に隙間が出来ていてそこから中に入れます。石室長5mほど羨道もかなり埋まっていて奥壁辺りも石積みに乱れがありますが全体に良好に残っています。
古墳群とあれば他も探すのが常道、ここから東に50m程行くと4基の石室墳が露出していました。道北側の2基はほぼ石室が露出前部も崩壊内部も大分埋まっていますが共に残存長4m、幅1m程の石室です。その下側にも2基の石室があり西側のは残存長5mほど、少し物置となっていますが立派な石室が良好に残っています。その東側は天井石の一部が露出している程度隙間からカメラを突っ込んで撮影しましたが西側のとほぼ同規模のようです。
今年の岡山県(そして来年からも)の古墳はかまどねこさんのブログ古墳奮闘を参考にしていますが(と言うか殆ど頼り切っていますが)、あれ程困難な石室を探し出している方がここを見逃したというのが不思議でしょうがない。
[ 2017年12月28日 18:52 ] カテゴリ:岡山市北区 | TB(-) | CM(0)

西辛川古墳(仮称)

岡山県岡山市北区 2016年3月訪問

横穴式石室、全長8m、玄室長3,幅1.5,高1.3m(現状)
位置:34°40′37″N 133°51′20″E
丘陵麓辺りに単独で立地、羨道はほぼ壊失しているようだ


石室前に生えた木が天井石を抱え込んでいる


玄室はよく残るが前部はやや乱れる


玄室後部、奥壁は四角い鏡石


奥から外、巨石まぐさ石が一段下がる


見学記
岡山市北区西辛川、前述の大池南西500m辺り、丘陵麓近くにある古墳です。車を停める場所がないので近くの国道180号にあるコンビニに車を止めて歩くしかありません。林の中に開口、以前は柵があったようですが今は自由に入れます。ただ内部は荒れ気味、無袖式かな、まぐさ石が一段下がっているようです。開口部に木が生えていますが幹の一部が膨れてきてまるで天井石を支えているように見えるのが面白い。
[ 2017年11月16日 19:08 ] カテゴリ:岡山市北区 | TB(-) | CM(0)

大窪天神古墳(仮称)

岡山県岡山市北区 2016年3月訪問

横穴式石室
位置:34°41′17″N 133°51′17″E
石室正面、大きな天井石露出、前上部はかなり破壊


横から見ると墳丘が多少残る


右前部、墳丘端が直角になっている、列石もあるようだし削られたのではなく方墳か


玄室内部、側壁の面が整えられている、奥壁はほぼ1枚石


奥から外、それ程奥行きはない


その2
_1:名前は古墳ですがすぐ近くにも低い墳丘を持つ古墳があった


その3
更にもう1基


前部が破壊された石室


石室正面、特徴的な天井石


石室後部が残る、石材は小型、奥壁は3段積み


奥から外、一応入れる程度


大窪古墳群】(仮称)
これも近くにある別の古墳群ですが別立てする程でもないので一緒にアップ

その1
僅かな高まりの墳丘


石垣のような石列、羨道か


もう少し大きな石材、形からして左側が石室内部のようだ


反対側にも側壁らしい石材がある


その2
天井石らしい石材露出


こちらが奥壁側でしょうか


見学記
岡山市北区大窪、大平山に登る途中に右側斜面の林の中にあります。林に入る明瞭な山道がないので分かりにくいですがこの時はかまどねこさんに案内してもらいました。斜面に構築された古墳は南側に開口、切り石のような台形状の天井石が露出して開口しています。現状全長4.8m程、無袖式でしょうか。奥壁は1枚石、側壁の面も整えられています。墳丘全面は直線的で左右のコーナーも直角のようで方墳かもしれません。斜面左上にもう1基あってかまどねこさんもこれは初めてだったようです。こちらは屋根形をした天井石が露出、石室は一回り小さく奥壁も3段積みです。この下の方にも小さな円墳があり古墳群を形成しているのかもしれません。

大窪天神古墳下方に大窪古墳群(仮称)があります。大平山から下って行く途中かまどねこさんが不意に脇の小道に入っていったので何だろうと思って付いて行ったら古墳がありました。かまどねこさんも初めてだったそうで操作能力の凄さを垣間見せられた瞬間でした。割と大きな墳丘が残っていますが大きく盗掘され側壁が見えている程度ですが割と長そうです。この上方尾根筋にも露出古墳があり群を形成、他にもありそうです。
[ 2017年11月16日 19:07 ] カテゴリ:岡山市北区 | TB(-) | CM(0)

鳩ヶ岩山古墳(移築)

岡山県岡山市北区 2016年3月訪問

円墳、R12,H3.7、6C後半
横穴式石室、全長7.6m、玄室幅1.6,高1.7m
位置:34°44′21″N 133°50′32″E
削平された山頂南側、窪んだ場所に移築


石室正面、松なんぞ植えなくてもいいんだけどね


石室内部、石材に描かれた白線が移築の証


〃縦位置、奥で天井が低くなり右側壁が狭まるそうだ


ほぼ1枚石の奥壁、右側が側壁で隠されている


奥から外、無袖かな、まぐさ石が一段下がっている


見学記
岡山市北区三和、かっては鳩ヶ岩山山頂にありましたが岡山空港建設の為空港法の高さ制限に引っかかり山頂が削平され古墳も削平、工事後ほぼ同じ場所に移築保存されました。石室は無袖式で全長7.6m、山頂に築かれたにしては随分大きな石室、奥壁はほぼ1枚の巨石です。石室前には金の掛かっただろう石碑と石製説明板、移築後30年くらい経っているようですが果たして何人くらいの人がここを訪問したでしょうね、3桁に届かないんじゃなかろうか。最も石製でなければ説明板はとっくに見えなくなっているでしょうけどね。山の北東側を県道72号が通りそれを跨ぐ道路橋を通って行くと山頂に通じる道路がありますが入り口閉鎖、そこを超えて500m程歩くことになります。道路は舗装されているけど一度登ってから下り更に登ることになります。地形図を見ると80m程の丘を2度登ることになります。山頂は平坦で一見何もないように見えますが穴ぼこのような場所に復元墳丘が作られています。ここに展望台でも作れば空港の絶好の見学場所になりそうだけど山頂ギリギリしか削ってないから何も(当然古墳も)建てられないんだよね。入口前に駐車可。
[ 2017年11月16日 19:07 ] カテゴリ:岡山市北区 | TB(-) | CM(0)

大平山古墳群

岡山県岡山市北区 2016年3月訪問

横穴石室墳、10基以上
(数字は「古墳奮闘」に従う)

西側からの遠望、農地だったので山頂が裸


その1(2号)
横穴式石室、全長6.7、玄室長2,幅1.8,高1.6m
位置:34°41′16″N 133°50′51″E
開口部、かなり掃除しました


長い羨道、多分群中最大の石室、保存状態も一番良い


羨道途中から、右に袖が隠れている


長い羨道に比べて小型の玄室、ほぼ正方形プラン


奥から外、左片袖式


袖部


羨道奥から、左に歪んできているようだ


その2
石室露出、周りは茅原状態


石室は意外と残っている、奥壁は1枚石のようだ


その3
石室正面、多分農地整理の際出た小石で埋められている


ここも石室は意外と良好


奥壁は平石3枚積み


その4
天井石露出、内部埋没


奥壁辺りでしょうか、三角持ち送りかな


その6(10号)
ここからは南側斜面、林の中


石室正面、前部は基部だけ残る


多少埋まるも後部は意外とよく残る


奥壁、鏡石+平石か


奥から外、入れるよという証拠写真程度


その7(4号)
斜面に低い墳丘が残る、この林は下草が殆ど生えていないので探しやすい


前部はかなり破壊、後部が残る


奥壁はかなり平面に整えられている


その8(7号)
僅かな高まり


石室内に大きな木が生える、わざわざそんなとこに生えるな


天井が残っているのは最後部だけ


小型だが5角形の鏡石らしい奥壁


その9(8号)
僅かな高まりに天井石露出


入り口辺りの薄い天井石


後部は石室らしさが残る


石室内部


その10(9号)
斜面に残る墳丘、これだけ残れば上等


石室正面、左右の石辺りが玄門かな


石室横から


奥壁は平石積み、しかし何故奥壁ばかり残る?


その11(6号)
前部はかなり破壊


最後部だけが残る


如何にも鏡石らしい奥壁


(以下古墳奮闘には載っていない)

その13
ハッキリした墳丘に天井石露出


群の中で一番良好に残る天井かも


横から


割と隙間がある


石室正面、倒木が邪魔


多少埋まるも石室良好、石材は落下した天井石か


その14
これも割と大きな墳丘が残る


天井石露出、一部石材散乱


手前の天井石は少し動いているかも、右側の石が玄門袖石かな


横長の天井石


内部はかなり埋まる、何とか奥壁が見えている


その15
急斜面に残る墳丘


天井石露出


奥の天井石以外は動かされている


平石を重ねた奥壁


見学記
岡山市北区立田、大平山山頂南西の緩斜面に分布する十数基からなる古墳群です。山頂一帯はかってはキャベツ畑でしたが現在は廃園となって茅畑になったかと思うくらい変貌、HP古墳奮闘で見られる様子とは全く様変わりしています。カヤは多分オガルカヤ、これは冬場でも茶色く立ち枯れしたままなので見通しが悪く古墳を探しにくい、その中で2号墳はナワシログミが生えてて比較的分かりやすい。石室も完存していて古墳群の中では一番状態が良い。羨道長が4.7mなのにたいして玄室長は2mと短く変わっています。この東側にも3基程ありますがせいぜい内部が覗ける程度です。元農地が見学困難なのに比べて南側の山林内は見学容易です。ここで9基程見つけましたが石室良好なのは少なく内部に入れるのは1基だけ、でも他のも一応奥壁までは見えています。下草の生えていない見通しの良い疎林の中に多少墳丘の残る古墳が点々、一番好きな状況だな。石室がもっと良好だったら最高でしたけどね。初めは全10基の古墳群だったようですがだんだん増えているような。南にある大池(山陽道が通っている)辺りから登っていく道路がある、かっては山頂近くまで入っていけたようですが現在は不法投棄防止の為中池辺りで通行止め後は歩いて行く事になります。通行止め辺りに駐車スペースあり。
[ 2017年11月09日 18:58 ] カテゴリ:岡山市北区 | TB(-) | CM(0)

龍泉寺西谷古墳群

岡山県岡山市北区 2016年3月訪問、17年1月再訪

5号
横穴式石室
低い墳丘が残る、石室前部天井壊失


中程に開口、大変狭い


細長い石室が残る、最前部からだとかなり長そう


奥壁は2段+平石


奥から外、まぐさ石が下がる、無袖かな


6号
横穴式石室、玄室長5,幅1.3,高1.1m(現状)
位置:34°42′42″N 133°49′39″E
広場の側に保存、でも目立ちません、石室前部崩壊


かなり埋まった開口部


やや埋まるも玄室割と良好


7号
横穴式石室
位置:34°42′44″N 133°49′36″E
人工の崖の上に残る、よく見ると墳丘が何とか分かる


横から見た墳丘


背後から、比較的残る


石室正面は埋没


中程天井部が開口


石室後部は良好


特徴的な三角形の鏡石


奥から外、ここもまぐさ石が下がる


見学記
(16年)
龍泉寺南側に分布する古墳群、寺南側グラウンド西端辺りにあるのが6号、目立たない場所に表示板が立っています。”円形古墳”と書かれていてないよりはマシな程度ですが。墳丘は割と残っていて西向きに開口、入口辺りが埋まっていて入りにくいですが奥壁が見えていて四角い鏡石+平石1枚です。この日は案内して貰ったが時間が無かったので見やすい6号だけ見て他は廻りませんでしたが帰ってから古墳奮闘を見てみると残りの2基も入りづらそうだけど奥壁まで見えているじゃないか。こりゃ再訪しなくてはいけないかな。寺に駐車場あり。

(17年)
5,7号を見てなかったので再訪してみました。龍泉寺駐車場南側に溜池があり土手を西に渡ると正面やや左側崖の上に石室入り口の石材が見えています、これが7号。崖と言っても低いので登るのは容易、丸いこじんまりした墳丘が割と残っています。石室入り口は土砂で埋まっていますが天井部に隙間がありそこから入室可、細長い石室で奥壁は小型ながら3角形のほぼ1枚石、玄門は天井石を一段下げた無袖式のようです。南西20mの所にあるのが5号ですが7号からは墳丘は見えません。こちらもこじんまりした墳丘が残り細長い石室が残っています。羨道天井部は壊失していますが玄門辺りが開口、かなり狭いですがコフニスト的には激狭という程ではない。でも入り口を掃除した際小さな切り株を残してそれが引っかかりちと苦労しました。奥壁は同大の石2段+平石、玄門は7号と同様天井が一段下がった無袖式です。
[ 2017年10月26日 18:22 ] カテゴリ:岡山市北区 | TB(-) | CM(0)

龍泉寺谷下古墳

岡山県岡山市北区 2015年4月訪問

横穴式石室、玄室長4.3,幅1.3,高1.5m(現状)
位置:34°42′51″N 133°49′32″E
北向き斜面に単独で立地、開口部も北向き


開口部はかなり埋まるが横幅があるのでそれ程難しくはない


玄室は良好、側壁石材のサイズが特に左側でバラバラ


奥壁は将棋の駒型の鏡石、その上に帽子のように石材を乗せる、他は適度に詰石


奥から外、無袖かな、まぐさ石が一段下がる


見学記
岡山市北区下足守、龍泉寺北西旧道沿いにある古墳で林の中にありますが道路から墳丘が見えています。入り口はかなり埋まっていて狭いですが幅が広く落ち葉も積もっているので入るのはそれ程苦労はありません。石室は概ね良好、石材は巨石はないが中型小型と各種石材が無秩序に使われているような。奥壁にもその傾向があり鏡石は将棋の駒型となかなか素敵だがその上のやや大きな石材の他は小型の石材を隙間がないようにジグソウパズルのようにはめ込んでいる。旧道沿いに駐車スペースあり。
[ 2017年10月26日 18:21 ] カテゴリ:岡山市北区 | TB(-) | CM(0)

横尾大塚古墳

岡山県岡山市北区 2015年4月訪問

横穴式石室
位置:34°43′17″N 133°49′32″E
尾根筋に立地、巨石天井石露出、前が斜面なので下がれません


石室は良好、隙間があるので明るい


側壁はほぼ垂直、石材の大きさも揃う


奥壁は巨石鏡石を据える


奥から外、左片袖式


柱状の袖石、玄室と羨道の幅はほぼ同じ


見学記
北区横尾、一番奥にある溜池手前の溜池から登っていきます。南側からでも北側からでも行けますが北側からの方が近いし確実、でもそのルートは殆ど道が消えかけ藪も酷く冬場でないと通行困難です。地図を見ると道があるように描かれていますがハッキリ言ってありません。南側からの方が山道は比較的はっきりしています。尾根筋に至ると痕跡道をたどって北に行く、ピーク辺りが三叉路になっていますが右側の尾根筋の山道を行くとまず横尾大塚にたどり着きます。尾根頂部に立地、山道で墳丘が少し削られていますが大きな墳丘が残っています。南側に石室開口、最前部の天井石が倒れて入り口を塞いでいますが巨石なので隙間も大きく余裕で中に入れます。石室は良好、袖石を立てた左片袖式です。奥壁は巨石鏡石に小型石材を重ねる。天井石は巨石ですが側壁はそれ程巨石ではありません。確かに大きな墳丘石室なのですが近くには才ノ神古墳や横尾28号、56号などの大型石室がありここだけ何故大塚と呼ばれたのか不思議です。
山道を更に進むと才ノ神古墳に行き着きます。こちらも最前部の天井石が転落していますが他は良好、大塚と同規模、無袖式ですが似たような石材の積み方です。すぐ側に小型の石室が露出、一応才ノ神2号としておきます。
ちなみにピークの三叉路と書きましたがそれは後で気がついたこと、初めは道なりに行くと左側の方に行ってしまい危うく山の中で迷子になるとこでした。結果この時は探しだせず結局溜池北ルートを強行突破した次第。
[ 2017年10月26日 18:21 ] カテゴリ:岡山市北区 | TB(-) | CM(0)

才ノ神古墳

岡山県岡山市北区 2015年4月訪問

横穴式石室
位置:34°43′19″N 133°49′30″E
尾根筋に立地、墳丘は割と残る


入口付近の天井石がずれて開口


石室後部は良好に残る


奥壁の半分以上を占める鏡石


奥から外、巨大なまぐさ石、無袖式のようだ


2号(仮称)
すぐ側にもう1基の石室墳


石室正面、天井石が割れている


中間部で天井石壊失


石室後部が何とか残る


見学記
北区横尾、一番奥にある溜池手前の溜池から登っていきます。南側からでも北側からでも行けますが北側からの方が近いし確実、でもそのルートは殆ど道が消えかけ藪も酷く冬場でないと通行困難です。地図を見ると道があるように描かれていますがハッキリ言ってありません。南側からの方が山道は比較的はっきりしています。尾根筋に至ると痕跡道をたどって北に行く、ピーク辺りが三叉路になっていますが右側の尾根筋の山道を行くとまず横尾大塚にたどり着きます。尾根頂部に立地、山道で墳丘が少し削られていますが大きな墳丘が残っています。南側に石室開口、最前部の天井石が倒れて入り口を塞いでいますが巨石なので隙間も大きく余裕で中に入れます。石室は良好、袖石を立てた左片袖式です。奥壁は巨石鏡石に小型石材を重ねる。天井石は巨石ですが側壁はそれ程巨石ではありません。確かに大きな墳丘石室なのですが近くには才ノ神古墳や横尾28号、56号などの大型石室がありここだけ何故大塚と呼ばれたのか不思議です。
山道を更に進むと才ノ神古墳に行き着きます。こちらも最前部の天井石が転落していますが他は良好、大塚と同規模、無袖式ですが似たような石材の積み方です。すぐ側に小型の石室が露出、一応才ノ神2号としておきます。
ちなみにピークの三叉路と書きましたがそれは後で気がついたこと、初めは道なりに行くと左側の方に行ってしまい危うく山の中で迷子になるとこでした。結果この時は探しだせず結局溜池北ルートを強行突破した次第。
[ 2017年10月26日 18:20 ] カテゴリ:岡山市北区 | TB(-) | CM(0)

長坂古墳群

岡山県岡山市北区 2015年4月訪問、16年3月再訪

11基、1-3号消滅

(15年)
位置:34°43′11″N 133°49′39″E
背後から見た墳丘、大きくて低い、苦労して苦労してやっと辿り着く


開口部、嫌な予感


内部に竹が生えている


奥の方も靄で霞んでいる、他の石室も靄がかかっていたので来年に期待して撤退


(16年)
4号
背後から見た墳丘


開口部正面、多少埋まる


長い石室が良好に残る


奥壁は一応鏡石を据えているがなんとも不細工


奥から外、左片袖?


〃ストロボ無し


5号
石室正面、前部崩壊


中程で開口


しゃがんで入れる程度


意外と長い石室が残っていた、薄い板石があるが気がついてないな


奥壁は下部が埋まっているが2段積みかな


奥から外、左片袖かな


〃ストロボ無し


6号
石室正面、前上部を失う、落ちているのは側壁かな


後部残存、それ程長くない


奥から外、落下した石が邪魔


7号
1年後再訪、羨道最前部破壊


中はスッキリ、友達に掃除してもらいました、感謝、羨道玄室とも良好に残る


群中最大の石室、側壁は基本3段積み、左側に板石、箱式石棺か


奥壁はスッキリ2段積み、殆ど詰石がない


奥から外、右片袖式


石棺材、かなり大きそう


羨道外から


8号
石室正面、前部天井石失う


開口部、大分埋まっている


長い石室が残るがこちらも半ば埋まる


入るのが面倒なので奥壁は望遠で撮影


見学記
(15年)
尾根筋南側斜面に分布する11基からなる古墳群で1-3号は消滅、4-8号が見学可能です。古墳奮闘によると横尾大塚から行く山道があるようですがどうも消えているような。かまどねこさんに案内してもらいましたが本人も迷うような状態、結局藪を強行突破して何とかたどり着きましたが雨あがりの後とて石室の中は靄がかかり一番良好な7号は内部に竹が侵入して見学困難、これは再訪しなくちゃ。古墳奮闘の分布図では東西に少し離れて並んでいるように描かれていますがこれは表記の問題、実際は50mくらいの間に密集しています。
横尾34号と43-45号の間に才ノ神や横尾大塚、長坂古墳群の5基がありこれに番号をつけていけばスムーズに34から43号が繋がるんですけどね。それは偶然でしょうがここを横尾古墳群から除外して別の古墳群にする理由があったのかと思わざるをえない。

(16年)
これも昨年は石室内部の状態が悪かったので再訪、かまどねこさんとお友達が事前に石室内の掃除をしてくれていました、感謝感謝。メインはやはり7号でしょうか、丸い大きな墳丘が良好に残っていて長い石室も羨道玄室ともよく残っています。玄室は右片袖式で奥壁は上下2段積み、石棺材らしい平石も何枚か残っています。東隣の8号は入り口が狭く体を突っ込んで撮影、半ば埋まっていますが奥壁はなんとか見えています。4-6号は前部が破壊されていますが後部は残っていてこれだけ残れば上等な部類、5号で石棺らしい平石が見えています。分布図では横尾大塚の方から来れるようになっていますが今では多分無理、東側から入っていく道があるけどちと迷いそう、分かっていればすぐ行けるんですけどね。
[ 2017年10月20日 18:43 ] カテゴリ:岡山市北区 | TB(-) | CM(0)
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