雲上山古墳群

岡山県総社市 2009年4月訪問、18年1月19年1月再訪

(2018、19年)
(見学順)
37号(瓢箪塚古墳)
横穴式石室、玄室長5,幅2.2,高2.2m
位置:34°40′43″N 133°48′03″E
10年ぶりの37号


石室正面、あまり下がれません


相変わらずゴミだらけ、掃除する人もいないだろうし


玄室のゴミは羨道程ではない


巨石を使った玄室、床面は敷石かそれともゴミ?


巨石鏡石+大型平石の奥壁


奥から外、右片袖式、ゴミがあっても素晴らしい石室、ゴミがなければもっと


7号
丘陵頂部の平坦面端に立地、石室後部が残る


最後部の天井石1枚残存


奥壁や側壁石材は小型


これは玄門でしょうか、中間部が壊失している


1号
位置:34°40′46″N 133°48′11″E
7号と同じく丘陵頂部平坦面端に立地、こちらは墳丘が良好に残る


南側に開口


開口部、入るのは特に問題なし


開口部から覗いた内部


山頂にしては大きな石材の玄室、みな下から運び上げたんだろうな


奥から外、両袖式、山頂とは思えない規模


3号
位置:34°40′45″N 133°48′13″E
1号から南東方向に斜面を降りていくと遭遇、この辺りに5基密集、墳丘がハッキリ残るのはこれだけ


開口部正面、良さげな雰囲気


内部は埋没気味、匍匐前進で入れる


小さいけど奥壁は一応1枚かな


奥から外、右片袖式かな


奥上部にも開口、入ることはないけど


4号
石室正面から、細長い石室


前部の天井石は壊失


狭い開口部、石室後部辺り


中を覗くとすぐ奥壁、2段か3段か


傍にあった石材、取り外された天井石でしょうか


5号
傾いた天井石が露出


その背後に開口部


内部はかなり埋まっています


奥壁は一応1枚っぽい


奥から見ると入口天井の傾き具合がよく分かる


6号
開口部正面


石室後部はよく残る、入る程ではない


奥壁は6角形のような形をしている


仮1
この辺りは4基のはずですがもう1基ありました、気がついたのは帰ってからですが


内部は埋まっているように見えます


入口辺りは埋まっているが奥はそれ程でもない


ここも小さいながら奥壁は1枚石


ストロボ無しで撮ると右上に穴、入れないですけどね


仮2
位置:34°40′47″N 133°48′16″E
前年の仮1を確認すべく北側住宅街から入ってみました、林に入ってすぐに露出した石室


背後から、どう見ても手前が奥壁


奥壁横らか、内部は殆ど埋没


2号
位置:34°40′40″N 133°48′16″E
岡山市との境界近くに良好な墳丘、周囲に古墳はなく単独で存在


墳丘前部で天井石露出


石室正面、入口辺りは崩壊気味


開口部、幅が広く入るのは容易


石室内部は土砂が流入


ここも奥壁は1枚石、さすがに巨石


奥から外、両袖かな


5号(岡山市)
位置:34°40′40″N 133°48′19″E
丘陵東側麓近くに立地、ここは岡山市、肉眼で見ると背が高く見えるが写真だとそれ程感じない


墳丘背後から


下からカメラを上げて撮影、中腹辺りになんとか石室入口が見えている


開口部正面、石材を割りかけた跡がある


開口部から内部撮影、前部は土砂が流入


玄室後部、まだ下部は埋まっている


奥壁は巨石鏡石+平石、鏡石が右に偏っているので詰石も工夫しているようだ


奥から外、左片袖式か、袖石は柱状と言うより自然石をそのまま使っているような


8号
位置:34°40′54″N 133°48′13″E
丘陵北側麓辺りに立地、天井石露出


3枚の巨石天井石、中央のだけ何故か立てているような


斜め前から、手前の小さいのは羨道天井かな


内部は多少空間が残るがこれでは何も分からず



(2009年)
37号
露出した天井石、かなり傾斜している感じ


石室正面、天井石が随分丸みを帯びている


羨道はゴミだらけ


玄室もゴミだらけ、石室自体は状態がよさそう


(見学記)
(2018年)
麓にある37号を見た後、山頂や山腹にある他のを訪問するつもりだったがすっかり忘れていた。あれから9年も経っているのか(汗)。それはともかく今回は古墳友と二人で訪問。まずは37号、相変わらずゴミだらけ、と言うか全く変わりなし。前回は玄室に入ってなかったので当然突入、天井石の隙間から入れます。石室自体は素晴らしいのにほんとゴミがね。ここから山頂まで道はないけど藪漕ぎして直行、頂上まで100m程度だけど見通しのきかない藪の中ではどれくらい進んだかさっぱり分からず。それでも何とか頂上平坦部にたどり着いたがここも見通しがきかない、2基あるはずなんだがな。ここで役に立ったのが同行者のスマホ、現在位置と分布図を照らし合わせてまず7号発見、これはかなり破壊された石室、その南側に1号、平坦部端っこ辺りに立地、山頂とは思えないような格好いい墳丘、南に開口する石室も良好に残っています。斜面なら上から石材を下ろせばいいけど1号なら上げてくるしかないよね。そこまで苦労して造るんだからさぞかし下から見たら目立っただろうな。この東側斜面に4基集中、のはずが3基しか見つからない。ここで時間切れ、また藪漕ぎして37号辺りに戻ってきました。見通しがきかなくても上りは頂部を目指せばいいけど下りは目標がないのでちと怖い。まだ他に石室があるからまた来なくては。

(2019年)
昨年の訪問が中途半端に終わったしどうも「古墳奮闘」に載っていない石室があったようなので再訪してみました。今回は北側の吉備路ヶ丘団地から突入してみました。団地南西隅防火水槽辺りから林の中に入っていきます。谷筋を登って行くとすぐ小型石室に出会いました。これは「古墳奮闘」に載ってないけど石室ですよね(更にこの近くで別の石室が見つかったようだ)。更に登っていくと昨年遭遇した3-6辺りに行き着きます。ここは4基集中のはずだが去年は分布図の状況と違っていたので混乱、今年はしっかり確かめてきました。やはりここに5基あります。一番上辺り、低い墳丘のが「古墳奮闘」に載っていない古墳のようです。石室がありますが土砂が流入して奥まで入れないが奥壁は見えています。ここから南東に進み尾根ピークを超えて南側斜面を下っていくと2号があります。墳丘石室とも良好、前部がやや壊れていますが間口が広く入るのは容易です。ここから東に進み斜面を下っていくと5号がありますがここはもう岡山市です。これも墳丘石室とも良好、入口は狭いが入るのは難しくありません。ここから東に行くとすぐ農地があり本隆寺に出られます。この2基はお寺から行った方が楽かもしれない。林の中で藪もないから歩くのも楽だった。北側麓近くに8号があります。麓を通る水路沿いの道路から急角度で斜めに入る脇道に入り擁壁内側を通っていくとたどり着けます。丘からやや突き出た場所に立地していますが墳丘派流失、天井石4枚露出、内部空間は多少残っていますが笹が生えていて殆ど何も分かりません。2,3時間は掛かりそうだったので庚申山中腹にある駐車スペースに車を止めて歩き回りました。

(2009年)
総社市赤浜、テクノパーク北側の丘陵に分布する古墳群ですが今回訪れたのは37号のみ。コアテックという会社の北側雑木林の中にあり石室天井石が露出しています。羨道入り口はゴミで埋まってる。でも天井石の上面が丸みを帯びているのが特徴的。いてわざわざこれを使ったのかな、土を被せれば見えなくなるのにね。玄門辺りの天井石隙間からカメラを突っ込んで撮影したけどこちらもゴミが多少入っているが玄室自体は良好のようだ。でもなんで入らなかったんだろ。他の古墳群とも併せて再訪しなくちゃ。テクノパーク内にある折敷山側の駐車場が利用可。
[ 2019年11月21日 18:51 ] カテゴリ:総社市 | TB(-) | CM(0)

鳶尾塚古墳

岡山県総社市 2009年4月訪問、18年1月再訪

円墳、R23,H6
横穴式石室、全長11.5m、玄室長6.5,幅2.3,高2.4m
位置:34°40′13″N 133°47′22″E

(2018年)
以前は石室開口部しか見られなかった


下草がすっかり刈られて巨大な墳丘が顕になっていた


南側から


西側から(開口部反対側)


北側から、地形的にこちらが低くなっている


南東から、石室も大きいが墳丘も大きかった


ぐるっと一周


長い羨道、石室自体は変わりないけど撮らないわけにもいかず


長い玄室、中央の土砂がなかったらな~


奥壁は巨石1枚石


天井石も頗る付きの巨石


奥から外、この土砂天井からじゃないし何処から入ってきたか


天井を奥から撮ると巨大さが更に強調


奥から左側


反対側、こちらは石材の形がやや異なる


羨道奥から


〃ストロボ無し


(2009年)
石室開口部


長い羨道


持ち送りのない巨石を使った玄室


奥の天井石は呆れるほど巨大


巨石1枚石の奥壁


奥から外、両袖式


羨道奥から


(見学記)
(2018年)
墳丘が顕になって見やすくなっていると言うので再訪してみました。以前は藪で接近も難しかったですが今は北側の丘陵先端から山道が整備され通りやすくなっています。前はそれこそ開口部くらいしか見えなかったのですが石室前からみると思っていたよりずっと大きな墳丘でした。開口部左右が随分あるけど南北から見るとそれ程でもなく単純な円墳ではなく長円墳のように見えます。石室が東向きだからそちらからの眺めを重視したのでしょうか。石室に入ってあらためて天井石を見るとその巨大さに驚かされます。内部に堆積土があるのが僅かに残念、ただこの位置は天井に隙間もなくどこから流入したんだろ。石室墳丘とも超一級品、これで史跡になっていないのが不思議です。

(2009年)
総社市下林、コウモリ塚北方7,800m辺り、北に伸びる丘陵尾根上にある古墳です。尾根全体が藪状態で接近困難だけど苦労する甲斐のある大型石室が良好に残っています(現在道がつけられて楽に行けるそうだ)。全長11.5m羨道玄室も極めて良好、どうしてこんな石室が無名だったんだと思うほどです。側壁は持ち送りがなく奥壁も巨石1枚石、天井石も2枚くらいで特に奥のがすこぶる巨石、こんなのをどうやって運びあげたんだと思うほどです。玄門は袖石を立てた両袖式です。玄室中央部に土砂が堆積して撮るとき若干邪魔になるけどほんと玉に瑕程度だな。中でコウモリがお休み中、後で写真を見ると飛んでいるのが写ってた。天井にぶら下がっているのはよく写したけど飛んでいるのは初めてだな。
石室はどこだと悪戦苦闘中にかまどねこさんと遭遇。どうやら駐車ポイントに県外ナンバーの車が停まっていたので私じゃないかと思ってきたようだ。私自身ここに来たのは全く予定外の行動だったので奇跡としか思えないような遭遇でした。その後周辺の古墳群を案内して貰って超ラッキー。しかも示し合わせたわけでもないのに次の日もその次の日も更に次の日も遭遇してしまった。その都度分かりにくい古墳に案内して貰ったよ。更に幸運は秋にも続きラッキーというだけでは済ませられないような遭遇になりました。感謝感謝。
[ 2019年03月28日 18:57 ] カテゴリ:総社市 | TB(-) | CM(0)

赤浜谷塚古墳(仮称)

岡山県総社市 2018年1月訪問

横穴式石室
位置:34°40′29″N 133°47′53″E
谷筋に向かう斜面に僅かな高まり


下方側に開口、石室前部はかなり崩壊


丸みを帯びた天井石


石室内部、奥の方が狭くなっている


上部が丸いいかにも鏡石らしい奥壁、入るのは容易だがわざわざ入る程でもなく


見学記
総社市下林、テクノパーク南西側谷筋に向かう斜面に立地する古墳です。でもパーク側から行くのは無理で西側を走る県道に産廃処理場がありその北側辺りから林に入っていきます。溜池堤を超えるとすぐ左側に古墳があります。墳丘はそこそこ残っていて頂部に石室露出、前の天井石が動いて開口しています。前部は埋まっていますが後部3m程度が残存、奥壁は1枚石ですが天井石の巨石に比べて随分小さくその為石室奥が狭まっています。普通なら左右に石を並べて幅を調節するんですが1枚石に拘ったかな。処理場道路向かいに駐車スペースあり。
[ 2019年03月28日 18:55 ] カテゴリ:総社市 | TB(-) | CM(0)

殿砂古墳群(仮称)

岡山県総社市 2017年4月訪問

(番号も仮称)

1号
横穴式石室、全長7.2m、玄室長5.2,幅1.7,高1.6m(現状)
位置:34°40′14″N 133°39′14″E
下を通る山道から大きな墳丘と開口部が見えている


墳丘上の方で東向きに開口、天井が少し傾いている


石室は良好、左の袖、上にまぐさ石がある


やや土砂が流入するも玄室良好、側壁はやや内側に傾く


奥壁はほぼ1枚石、上部が丸い


奥から外、右片袖式


2号
横穴式石室、玄室長3.5,幅1.4,高1.3m(現状)
位置:34°40′15″N 133°39′14″E
1号北側、こちらも大きな墳丘が残る


狭い開口部だが入るのはそれ程困難ではない


石室も良好だが右が少し圧迫されているかな


奥壁は平石積み


奥から外、左に袖があるかな、側壁は右真っ直ぐ左傾くのでやはり歪んできているようだ


墳丘背後から


4号
横穴式石室
位置:34°40′13″N 133°39′12″E
尾根筋先端麓辺りに立地、手前に天井石が崩落している


細長い石室だが天井は殆無し


最後部だけ天井がある、奥壁も土砂で隠れている


細長い石室を上から


5号
4号からの帰りに見つけた、後方に見えているのが1号


まず石室でしょうね


右が奥壁、左が側壁か、だとすると南向き、1号と向きが異なる


6号
4号近く、これも石室かな、微妙だけど、そう思った人がいるらしく右上に盗掘跡がある


見学記
総社市新本、新本小学校北東600m辺りに殿砂神社がありその北側谷奥にある古墳群で石室3基見られます。神社東側100mの道路を北上すると突き当りになるのでそこに車を止め渓流沿いの山道を奥に入っていきます。最初に出会うのが1号、急斜面下方に築かれた墳丘はよく残っていて南向きに開口、羨道天井石が露出多分羨門でしょう。内部はやや土砂が流入気味ですが羨道玄室ともよく残っています。奥壁は巨石1枚石、右片袖式で羨道天井は一段低くなっているようです。北側50m辺りにあるのが2号、大きな古墳だったので初めは尾根先端かと思ったけど上の方に石室があり墳丘でした、多分下の方は地山でしょうね。こちらも石室はよく残っているが開口部は狭い、羨道に比べて玄室の方が幅広くなっていますが袖部ははっきりしません。奥壁は平石を何段かに重ねていて1号より古そうです。1号南西50m辺りにあるのが4号、石室上部はかなり破壊、天井石は最高部の1枚しか残っていません。ここから1号に戻ろうとしたら墳丘の手前に小さな石室がありました。奥壁と左側壁の極一部しか残っていませんがどう見ても石室だよね。ここは谷奥ですが来るのもそれ程困難ではなくお得感のある古墳群です。因みに殿砂は”とんざこ”と読むようです。
[ 2019年02月07日 18:57 ] カテゴリ:総社市 | TB(-) | CM(0)

宿後山古墳(仮称)

岡山県総社市 2017年4月訪問

横穴式石室、残存長4,8m、玄室幅1.2,高1.1m
位置:34°38′21″N 133°47′53″E
林の中にポツンと存在する、南側に開口、これだけならどうと言うこともないのですが


林と言うより集落自体がゴルフ場にすっかり取り囲まれている


石室前部は少し破壊されている


小型の石室、終末期程じゃないけどかなり後期かな


鏡石を右に偏らせて据えている


奥から外、右袖があるかな


見学記
総社市宿、ゴルフ場のど真ん中にある古墳です。と言ってもゴルフ場内ではなく(正確には敷地内かもしれない)ゴルフ場に囲まれた数軒程度の集落がありその西側にあります。集落内一番西側の家から西方100m程、道路が逆への字に曲がった辺りの北側林の中です(すぐ北側は6番コースグリーン)。石室自体は小型、側壁は殆ど持ち送りはありませんが割石積み、奥壁は鏡石を右側に偏って据え他は側壁と同様割石積みです。単独で存在しているようで立地からすれば終末期なんでしょうけど石室自体はそれ程新しくは感じません。
[ 2019年01月31日 18:15 ] カテゴリ:総社市 | TB(-) | CM(0)

砂子山古墳群

岡山県総社市 1988年4月訪問、2017年4月再訪

前方後円墳3他

(2017年)
竪穴式石室、長2.5,幅1,高1m
位置:34°40′15″N 133°39′46″E
30年ぶりの訪問、こんな高い場所だったのか、初心者の当時、よく見つけたなとつくづく思う


竪穴石室が開口


滅多に見られない良好に残る竪穴石室


6号
以前はこれが後円部だと思われていた


9号
13号から尾根筋を登ると出会った、10号かと思ったが更に上に10号があったので9号にしておこう


墳丘上方から


10号
9号上、これも最初は11号かと思った、石室開口がないので違うと分かった


11号
前方後円墳
位置:34°40′19″N 133°39′28″E
10号すぐ上、後円部かな


墳頂部に天井隙間開口、入るのは躊躇した、万が一を考えるとな


カメラを突っ込んで撮影、巨石を使った玄室


反対側、こちらも一見奥壁風、アクロバチックな姿勢で撮ったので傾きの修正が出来ず


13号
前方後円墳、TL45
横穴式石室、玄室長4,幅1.5、高0.7m(現状)
位置:34°40′20″N 133°39′34″E
古墳群のある丘、下からの風景、墓地の奥に13号がある


林に入ると大きな墳丘が見える


前方部から後円部、よく残る


後円部から前方部、低く短い


後円部南側に激狭開口、入ろうとも思わないレベル、絶対以前より狭くなっているぞ


隙間から撮影、かなり埋まった横穴石室


(1988年)
前方後円墳(追記:隣接する2基の円墳と判明)
前方部竪穴石室開口部


石室内部


見学記
(2017年)
総社市新本、ここは初心者の頃1号の竪穴石室を見ましたがまだ他に横穴石室を持つ前方後円墳があるので再訪してみました。まずは1号、石室を撮った様子は何とか覚えているのですがどうやって行ったか全く覚えていない、今回東側から登っていきましたが痕跡道さえ無く初心者の当時良くたどり着けたなと思いましたね。ただ斜面自体は下草も殆どなく最上部以外は通過容易です。竪穴石室傍にあった看板は無くなっていましたが竪穴石室は変わりなし、以前は前方後円墳と言われていましたが2基の円墳(1,6号)だそうです。丘陵北側に廻り小さな墓地辺りから山道を登るとすぐに古墳に突き当たる、これが前方後円墳の13号、山裾急斜面をカットした墳丘はよく残っている。後円部に横穴石室が開口しているが激狭、カメラを突っ込んで撮影しても内部はかなり埋まり側壁の一部しか写っていません。ここから上はもう痕跡道さえ殆ど無い、それでも何とか登っていきましたが上の前方後円墳11号との間に10号がありますがその手前にももう1基円墳があるようです。上部が広く平で前期の古墳かもしれない。11号は墳頂に天井石が一部露出して隙間開口しています。隙間は大きいが中に入るには内部が高くて多分大丈夫だろうと思いつつ万が一を考えて入室は断念、かなりアクロバットな姿勢で撮ってきました。横穴石室は明らかですが玄門部分が埋まっているのでそのようには見えません。1号は東麓に公民館がありそこに駐車可、13号は墓地手前に駐車スペースあり。

(1988年)
前方後円墳3,円墳1からなる古墳群です。前方後円墳は全長30-50mの規模ですが林の中にあって形はわかりにくい。皆竪穴石室を有するが現在見ることは出来るのは東側の1号墳だけ、前方部に小型の竪穴石室が口を開けている。
[ 2019年01月31日 18:14 ] カテゴリ:総社市 | TB(-) | CM(0)

原古墳群

岡山県総社市 2017年4月訪問

横穴石室墳十数基

5号
石室正面、谷筋南側斜面に6基程集中


内部は良好


奥壁はほぼ1枚石


奥から外、無袖かな、入口の天井石が一段下がる


5b号(仮)
5号下方に想定外の石室、右奥に見えているのが5号


まず石室でしょうね


6号
斜面に僅かな膨らみ


下に廻るとポッカリ開口


墳丘の割に石室良好、斜面を掘り込んで構築しているかもしれない


奥から外、無袖式


7号
位置:34°39′45″N 133°47′57″E
石室正面、左手前の石が羨道だとしたら結構長いかも


開口部、天井石がずり落ちそう


これも内部良好、側壁はほぼ真っすぐ立つ


奥壁は1枚石、隙間はほんと適当に詰めている


奥から外、左片袖かな、入口2枚の天井が下がる


8号
石室正面、大きな天井石露出


埋没かと思ったら奥壁まで見えていた


身体を突っ込んで撮影、下が埋まるが3段積みくらいかな


9号
石室正面、手前の窪みが石室の存在を思わせる


横から見ると天井が前に傾いている、初めからこの状態だったかもしれない


開口部正面、開口幅の割に天井石が大きい


内部を見たら埋没、左に袖があるかな


中央から奥は良好に残っている


鏡石+平石とオーソドックスな奥壁、奥に水が溜まっているので外は撮らず


10号
一番東側、墳丘は割と残る


前部に丸っぽい天井石2枚露出


石室正面、天井石が随分ずれているように見えます


細長い石室が良好に残る、ここも側壁はほぼ真っすぐ立つ


奥から外、右片袖式、入口正面で左に見えていたのは袖石でした、それでもまぐさ石は多少ずれている


12号
谷入口辺り、広い山道沿いにある


落ち葉に埋もれた開口部、入った人がいるようですが流石に入れず


内部は良好そう、入ってみたかった


墳丘背後から、斜面裾辺りに立地


13号
位置:34°39′45″N 133°47′51″E
12号脇に同規模の墳丘


ここも激狭開口


羨道は大分埋まる、玄室は良好そう


墳丘上部に盗掘坑があり天井隙間開口


カメラを突っ込んで撮影、方向からして右側が奥壁かな


反対側、ここが玄門かな、埋まっているが正面隙間から見たら開いていたけどね


墳丘背後から、画面右隅に見えている山道を行くと5号以下に到達


19号
位置:34°39′34″N 133°47′52″E
お堂背後に墳丘がある、これだけ大分離れた位置にある


墳丘は良好に残る


石室正面、倒木で荒れ果てここから入るの困難


玄室天井石露出、この隙間から何とか入れた


自然光で撮影、内部は明るい、奥壁側壁とも小型石材で如何にも古そう


側壁はやや持ち送りがありますが右側は持ち送りではなく傾いてきているようだ


奥から外、右片袖式、帰りは羨道を通って脱出


見学記
総社市宿、こうもり塚東方、谷筋にある古墳群ですが残存している古墳ほぼ全てで石室が見られるというお得な古墳群です。県道270号沿いにコンビニが有りその東側の道を入っていき林の中に入って大きく右カーブする左側に2基の古墳が並んでいます。これが12,13号、墳丘はよく残っていて石室も開口していますが激狭、入った人もいるようですが現在はほぼ無理、こういう時に限って左の12号は羨道まで残っていて奥の方はよく見えません。13号はやや大きな墳丘、ここも入り口は激狭だけど天井にも隙間がありカメラを突っ込むと何とか奥壁が見えていました。墳丘の背後に山道がある、地図によってはまるで車が通れるような表示をしているけど無理無理、歩いて通るのも大変な状態です。初めの内は藪状態ですがそれが無くなる頃左手斜面に5-10号が密集しています。よく見れば5号もわかりますがその奥の7号ではっきりした開口部が見えています。この辺りに5基、更に下方にやや離れて5号があります。どれも石室が見られ中には入れるのもあります。10号の右側に11号があるが殆ど古墳と分からず、5号下方にも埋没石室、こちらはほぼ石室でしょう。林に入る手前に駐車スペースあり。
かなり離れた場所に19号があります。西側にある大正池(この下方に宿1号があるが写真を撮り忘れた)の堤を渡りその先の分かれ道を左に行って果樹園の中を通りそのまま林の中に入ると祠がありその奥に19号が見えています。墳丘は比較的残っていますが天井部露出、開口部は狭いし倒木もあったので天井隙間から入りましたが私でギリギリでした。石室は割りとよく残っていますが奥壁も小型石材で古いタイプの石室です。因みに祠の場所には18号があったそうです。堤西側に駐車スペースあり。
[ 2018年12月27日 18:51 ] カテゴリ:総社市 | TB(-) | CM(0)

下林古墳群

岡山県総社市 2017年1月訪問

楽に見られるのは1基だけ

18号
横穴式石室、全長4m以上
位置:34°40′55″N 133°47′53″E
神社境内、鳥居右手に石列が見えている


コフニストが見れば石室と分かる程度


正面から、手前の石は動かされているかも


奥の方は比較的残る、前部と比べて大分高い位置にある


奥壁背後から


(見学記)
総社市赤浜、時間が中途半端になったので立ち寄ってみました。あまり期待はしてなかったけど想像以上に悪かった(汗)。春日神社境内にある石室です。神社自体が低い高まりに乗っていてまるで大型円墳のよう、鳥居の右脇に巨石が転がっていて石室のようには見えませんが奥壁や側壁の一部が元の位置で残っていて何とか石室だと分かります。前に転がっている石材も石室の一部のようです。18号とあるからもっと他にもあったんでしょうか、でもここは下林でないしな。西側に大きな独立丘陵があり上に八幡宮が建ってます。春日神社から見るとこの丘陵が巨大な前方後円墳のように見えます、反対側からだとまるで違いますけどね。
(追記)後から広い範囲に分布する古墳群だと知る。18号は一番北端にあるようですがこれが一番ましなようで見学しやすいのもほぼこれだけのようです。
[ 2018年03月15日 18:35 ] カテゴリ:総社市 | TB(-) | CM(0)

林口古墳

岡山県総社市 2016年3月訪問

横穴式石室
位置:34°39′10″N 133°38′33″E
谷筋、川に近い場所に立地だが墳丘がよく残る


北向き、平野方向に開口


入り口は狭いがメタボでなければ問題なし


開口部から内部、まぐさ石が一段下がる


多少埋まるが良好な玄室


丸っぽい鏡石を据えた奥壁


奥から外、左片袖式


天井の様子


ストロボ無し、雰囲気だけでも


左袖部、まぐさ石は乗っていない


見学記
総社市新本、谷の中にある古墳です。県道80号から282号を曲がって南下、道幅が急に狭くなっている部分があるので(拡幅されて将来はなくなるでしょう)そこで車を止め西側丘陵麓に山道があるので南下、林の中は痕跡道程度ですが通過はそれ程困難ではなく300m程行くと古墳に行き当たります。緩傾斜面に作られた墳丘は非常によく残っている。しかし川の流れから3,40mくらいしか離れておらずよく残っているものです。珍しく北向きに開口、この場所なら西や南はないけど東向きでもよさそうだけどやはり本拠地の方を向いたのでしょうか。石室は細長く無袖式で全長3.7m程、開口部はかなり狭いですがなんとか入れます。立地からして終末期の古墳かと思われるのですがその割には石室はあまり洗練されていない感じです。帰りは川を渡って斜面を登り県道に出ました。このコースで行けば楽だったな、と思っても後の祭り、時たまあるケースですけどね。このコースを行けば県道から1分で到達できます。
[ 2017年11月23日 18:58 ] カテゴリ:総社市 | TB(-) | CM(0)

三輪山古墳群

岡山県総社市 1988年1月訪問、95年3月13年5月再訪)

発生期の墳墓群、前期の前方後円墳、初期や後期の群集墳など色々
(便宜的に宮山墳墓群や船山古墳群を含めています)

分布図:尾根上に前期の群集墳が並び麓に後期の石室墳が分布している状態が良く分かる


(2013年)

宮山古墳
良好に残る後円部


後円部横から前方部、前方部は大変低い


西側から見た墳丘、手前前方部、周辺に多数の埋葬施設がある


前方部から後円部


後円部から前方部、ハッキリしない


墳頂竪穴石室の石材でしょうか


宮山17号
横穴式石室、玄室長4.2,幅2,高2.4m

20年経つとすっかり雑木林になっていた


石室正面、良好に残っている


羨道も悠々入れるレベル


大きな石室、石材も大型


〃(縦位置)


珍しい積み方の奥壁、適当な幅の鏡石が調達出来なかったか


奥から外、右片袖式、羨道天井を兼ねたまぐさ石は切石状


宮山25号
横穴式石室、玄室長5.8,幅1.2,高1.5m

墳丘は良好に残る


石室前面が通路状に盗掘


玄室は良好、右側壁がややせり出しているか


奥壁は巨石1枚石、右が一部側壁に隠れていてやはりせり出しているもよう


奥から外、右片袖かな


宮山26号
横穴式石室、玄室長5,幅1.7,高1.8m

石室正面、墳丘ははっきりしない


激狭の開口部、入るのは無理


盗掘で横っ腹が開口


内部は半ば以上埋まっているが掘り出された跡がある、見えているのは側壁


掘られたので奥壁が何とか見えている


開口部から入口側、殆ど埋没


下三輪11号
横穴式石室、玄室長4.9,幅1.7,高1.2m(現状)

尾根筋(左側)から少し離れた斜面に立地


墳丘、石室正面


やや埋まる開口部、入るのは難しくない


羨道も割と残る


玄室良好、下がやや埋まる


四角い鏡石+上と右に詰石


奥から外、左片袖かな、以前の写真を見るとこの竹は生えてないな


船山11号
墳丘は良好に残る


すっかり埋まった開口部、もはや柵も開かないだろ


玄室良好、側壁一様に傾く、奥壁1枚石、天井石も巨石


船山14号
墳丘残るも開口せず


船山15号
石室正面、柵の隙間が大きいのは助かる


良好な玄室、11号より古そう


小ぶりな鏡石+右と上に詰石


船山16号
横穴式石室、玄室長3.2,幅1.3,高1.5m(現状)

墳丘ははっきりせず隙間開口


激狭、普通ここに入ろうなんて思いもしないだろ


石室は良好そう、切り石状の石材があるが石棺?
(追記)切石状に見えるのはマットだそうです。




(1988、1995年)

宮山古墳(分布図緑3)
前方後円形、TL38
位置:34°39′31″N133°44′57″E

特殊器台で有名な発生期の前方後円墳もしくは弥生墳丘墓、南側平野から、稜線上に見えている


前方部隅から後円部、前方部は低平で目立たない


後円部


後円部から前方部、前方部周辺に多数の埋葬施設(札で示されている)があり墳墓群をなす


天望台古墳(緑1)
前方後円墳、TL40
位置:34°39′29″N133°45′07″E

前方部隅から後円部


三笠山古墳(緑2)
前方後円墳、TL75

東より遠望、手前に三笠山、奥に天望台古墳


前方部から後円部


円墳
天望台、三笠山の間の円墳R15


横穴石室墳

宮山17号(赤1)
石室開口部


玄室、奥壁の積み方が印象的


右片袖式、神社の近くで一番状態がよい


下三輪11号(赤2)
玄室、奥壁の積み方も色々


左片袖式


宮山25号
玄室


船山15号(赤4)
石室開口部


玄室


船山12号(赤5)
玄室、4の側にありながらこちらの奥壁は1枚


見学記
(2013年)
峠や天神古墳群を訪問した序に再訪してみました。新しく見つかった石室や曰くのある石室もあったしね。

宮山17号
以前は墳丘がほぼ露出状態でしたが今回は雑木林になっていました。中に入ってみたら意外と大きな巨石石室、こんなでかかったかな、記憶の中で変質していったようです。20年も経てば自然も変わる記憶も変わる(苦笑)。

下三輪11号
これも記憶が完全に変質している。以前の記憶では丘陵斜面に立地、墳丘も石室もそれ程大きくなかったような気がしたが実際に見てみると墳丘は結構大きく尾根筋から僅かに下った斜面に立地していた。石室も意外と大きかったな、すぐ側に墓地があったけどこれも記憶に無いな。こんな石室であんなことをするのは不適そうだけどする人はどこでもよかったかな。中に黒いビニールがあってドキッ、マラソンの記念品だったけどね。

宮山25号
ここは大きな墳丘の記憶はあるが石室の記憶なし、アップしている写真も玄室1枚だけ、当時はHPの容量が小さかったからしょうがないけどね。

宮山26号
分布図では25号の北側になっているのに実際は南東側で当時かまどねこさんも見つけられなかった古墳、遺跡地図など気にしない方が行って見つけたそうです。行ってみると25号の目と鼻の先だったんですけどね。道路の下で墳丘ははっきりせず南側に石室開口、入り口は殆ど埋まっていますが側壁側が開口して入れます。内部は半ば埋まっているが掘り返した跡があります。石室自体は小型石材で特筆するようなこともなし。

船山古墳群
テニスコート脇にある古墳群ですが5基あるようなので行ってみました。以前見つけていた2基の他に隙間石室1基見っけ(後から16号と判明)、羨道はかなり埋まっているが玄室の状態はよさそう。しかしあの隙間から入っていった人がいるなんて信じられない、普通入ろうとも思わないような隙間だよ。他に大きな墳丘があったが石室は開口してないようだ(14号)。もう1基は見つからず。

(1988,95年)
南側から伸びる丘陵の北端に位置する古墳群で古墳発生期の宮山墳墓群や前期の前方後円墳や群集墳、後期の横穴石室を主体とする古墳群とバラエティに富んでいます。南側麓の神社に説明板と分布図がある。

宮山墳墓群
弥生墳丘墓もしくは発生期の前方後円墳で全長38m。後円部はよく目立つが前方部は低くわかりにくい。特殊器台で有名で県立博物館に展示しています。後円部に竪穴石室があり前方部周辺にも礫囲い土壙や箱式石棺状埋葬施設が多数あり位置が札で示されていますが実体は見ることは出来ません。県史跡。

天望台古墳・三笠山古墳
宮山古墳から登っていくと頂辺りに2基の前方後円墳が並んでいます。西側が天望台古墳で全長40m、東側が三笠山古墳で全長70m、共に前期の前方後円墳です。下草が刈られ見学しやすい。天望台古墳は形が整っているが、三笠山古墳は傾斜した尾根線上に造られているせいか前方部が階段状になっていていまいち前方後円墳らしく感じられない。2基の間に群の中では比較的大きな円墳がある。

前期群集墳
分布図を見ると尾根線上に多くの前期群集墳が分布している。植生や背が低いこともあってわかりにくい。95年に三笠山東側の水道タンク周辺で発掘が行われていたが穴凹だらけで何があるのかまるでわからん。この南側稜線には割とはっきりした墳丘が点々とあった。

後期群集墳
横穴石室を主体とする古墳群で12,3基程が麓近くにある。群集墳と書いたがかなり散在していて単独もしくは2-3基がグループとなって分布しているようだ。見た限りでは皆片袖式、神社近くに単独で存在しているのが割と大きい。
[ 2014年10月09日 07:57 ] カテゴリ:総社市 | TB(-) | CM(2)
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