燒寺古墳群

岡山県美咲町 2013年5月訪問

2基、見学可能は2号だけ

2号
横穴式石室、玄室長6.5,幅2.1,高1.5m(現状)
位置:35°00′44″N 133°56′13″E (日本測地系)
    35.01541649 133.93427248(世界測地系)

墳丘石室とも良好、石室前に突出部があるが当時のものかどうか不明


開口部、前に木が生えているので正面から撮れず


長い石室が良好に残る、石材は比較的小型


〃(縦位置)


平石を積み重ねた奥壁、右中段側壁と奥壁に斜めに架けている


奥から外、右片袖式


見学記
美咲中央小学校東方200m程、道路脇に造成したような場所がありそのすぐ下にあります。墳丘は良好に残っていて南側に開口、石室も良好に残っています。奥壁も側壁同様小型の石材を積んでいますがより緻密に積んでいる感じです。奥壁左側はコーナーがはっきりしていますが右側は三角持ち送り状ではっきりしません。石室前は急斜面ですが少し突き出た部分があり当時のものなんでしょうか。側の道路に駐車スペースあり。

百田古墳

岡山県美咲町(旧中央町)2010年4月訪問

横穴式石室、全長5.9m、玄室幅1.6,幅2m
位置:34°59′59″N 133°58′49″E (日本測地系)
    35.00291894 (世界測地系)

民家裏に小さな墳丘が残る


手前に天井石落下


開口部


玄室は意外と良好


腰石意外は小形石材の奥壁


奥から外


〃(縦位置)2枚目の天井石が斜めに傾いている、元々こんな状態だったようだ


(見学記)
越尾古墳北東約1km、民家背後にあります。こちらも北西に開口しているが石室前部は崩壊していて天井石が1枚玄室内に落下しています。側壁は割石積み奥壁も基部にやや大きな石を据え上は割石積みです。側壁より平面を整えているようだ。残っている天井石3枚の内2枚目が傾いて架けられています。後世の改変とも思えないから築造当時からでしょうか、斜めにしたのかなったのか謎です。ゴミ集積場辺りに駐車可。

越尾古墳

岡山県美咲町(旧中央町)2010年4月訪問

横穴式石室、全長9.6m、玄室長5.4,幅2.3,高2.8m
位置:34°59′39″N 133°58′20″E (日本測地系)
    34.9973642 133.96954807(世界測地系)

水田段差部に残存


開口部、かなり掃除しました


開口部から石室内部、羨道もよく残っている


奥壁上部が抜かれているがそれ以外は大変良好、左側壁上部がかなり持ち送り


奥から外、片袖式、特に袖石はない


〃(縦位置)


(見学記)
美咲町越尾、町役場東方約1kmに磨賀多神社背後の段々状の水田のあります。墳丘ははっきりせず段になっている部分に開口、珍しく北西に向いています。外見の割に石室良好、最後部の天井石と奥壁上部がなくなっているので内部は明るいがその分細竹が生えている。背の高い玄室でやは持ち送りあり右片袖式、袖部分の角がはっきりしています。神社境内に駐車可。

唐臼墳墓群(釜ヤ谷古墳群)

岡山県美咲町(旧中央町)2010年4月訪問

釜ヤ谷1号
円墳、R15,H2.5
横穴式石室、玄室長4.5,幅1.7,高1.5m(現状)
位置:34°59′53″N 133°55′15″E (日本測地系)
    35.00125167 133.91816284(世界測地系)
最上部にある


開口部、前部少し破壊、後方に火葬墓が見えている


玄室内部、元々背は低いようだ


奥から外


露出した3枚の天井石


背後から見ると多少高まりが残る


釜ヤ谷2号
横穴式石室
天井を失った石室露出、墳丘は全く不明


小形ながら一応奥壁は奥壁らしく


右前方から


左前方から


後方上から、僅かに胴張りか


釜ヤ谷3号
横穴式石室
一番下側にある


2号と同規模の石室


小形だが石材が揃う


後方上から


唐臼墳墓
奈良時代
方形下段L6,上段l5,H1
最上位にある墳丘


列石を巡らした方形の墳丘


2重になった列石


蔵骨器を納めた外容器、右側が蓋石


右側のは少し割られているのかな


(見学記)
美咲町打穴西、榊葉神社近くの県道70号辺りに案内標識あり、そこから約2km程ですが途中にも要所要所に案内が出ているので迷うことはありません。3基の横穴式石室(古墳群名は釜ヤ谷古墳群)と1基の奈良時代の火葬墓からなり整備公開されています。斜面に構築され下側の1,2号は墳丘ははっきりせず天井石を失った石室が露出しています。1号はやは胴張り、2号は入り口が広くなっている。その上にある3号は低い墳丘が残っていて石室天井石が露出内部は完存しているが前部は破壊されているかもしれない。石室周りにも石材が転がっているが古墳に関連した物かな。亀甲形陶棺が出土したそうだ。更に上に行くと奈良時代の火葬墓があります。二段築成の方形で下段は1辺6m上段は5mで高1m列石を巡らしています。花崗岩製外容器が元位置のままで発見、直径23cm深さ15cmの丸い穴が刳り抜かれ炭が詰まっていたそうだ。蓋に相当する石にも丸い窪みがあります。この容器を封土に埋め込んでいたなら大きさの割に高さをかなり高くしなければならず初めからある程度露出していたんでしょうかね。県史跡。入り口辺りに駐車スペースあり。
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