内神古墳群(コウモリ塚古墳他)
岡山県矢掛町 2008年3月訪問、21年3月再訪
石室墳3基
(2021年)
これが目印となる神社、ここから尾根を登っていく

2号
位置:34°37′55″N 133°35′22″E(日本測地系)
34.63517516 133.5868149(世界測地系)
短い尾根付け根辺りに立地、手前の石辺りが先端か

天井石は後ろ半分くらいしか残っていない、大分右側にずれているような

石室内部

奥壁は1枚石、左右の側壁が手前の側壁より積み方がちょっと違うような

奥から外

ストロボ無し、左右で石材の大きさが異なる

奥から左側

奥から右側、明らかにこちらの方が石材が小型

墳丘背後から

天井石越しに1号が見えている

1号
石室を覆う程度に残る墳丘

天井は最後部だけ残存

正面から、手前が先端辺りか

現状開口部正面

ちょっと頭を捻った天井石、重ねたにしてはおかしいし、割ったのか割れたのか

奥壁は鏡石+平石2枚

(2008年)
コウモリ塚古墳(内神3号)
円墳、R16.5
横穴式石室、玄室長10.3,幅2.3,高1.8m
位置:34°37′55″N 133°35′30″E (日本測地系)
34.63517513 133.58903691(世界測地系)
標高130mの丘陵尾根に立地

短い羨道

長大な玄室

天井もレベルが揃っている

巨石の鏡石を据え不足分を小型の石材を詰める

奥から外、片袖式

(見学記)
(2021年)
未発見の1,2号、矢掛町史によれば毘沙門堂の裏を200m程登ったところにあると書かれているが肝心の毘沙門堂がわからない。前年地元の方に聞いて言ってみましたが御堂はあったが随分新しくちょっと疑問でした、その時も背後の斜面一帯を探してみたが見つからず、結局3号墳辺りの道路に出ました。1年後K氏が見つけたので再訪してみました。どうやら3号がある尾根西側にある尾根上にあるもよう、ただ地形図を見るとその間にも微妙な尾根があるが現地に行ってみるとハッキリした尾根でした。なので目標の尾根は更に西側にあるはず、去年出てきた道路脇から入っていって一度下の方まで降りて等高線に並行に西側に移動していくと御堂がありました、これが毘沙門堂のようです。ならばと御堂右手に痕跡道があるので尾根上に上がっていくと傾斜が変化する尾根付け根辺りに2基の石室が露出していました。手前のが2号で石室前部は破壊されていますが現存長5.1m程です。天井は後しか残っていないからそれより小さい感じです。そのすぐ右後に1号があります、こちらはずっと小さく全長3.4mです。こちらも天井は最後部しか残っていない。ただこの天井石が首を撚る状態、2枚重なったように見えますが天井石を重ねているのなんて見たことがない、しかも下側右が側壁に達してないので多分割れたんでしょう、自然に割れたのか、誰かが割ったのか。場所がはっきりすれば背後のキャンプ場に通じる道路から行けばもっと短時間で行けるでしょう、多分。上を通る道路に駐車スペースあり。
(2008年)
矢掛町内神、井原鉄道矢掛駅北側から育成牧場へ登っていく道があります。一車線の細い道ですが途中ですれ違い用でしょうか幅が広くなっている場所があります。ここから下の斜面を見ると巨石が露出していますが古墳はそこではありません(体験者は語る(笑))。この待避場所の一番下側辺りから下に降りていく階段がある(上からは見えないけど)。20mほど行くと右手に墳丘が見え反対側西向きに石室が開口しています。羨道は元々短かったんでしょうか、そこを入ると全長10mクラスの長い玄室が完存しています。標高130mの山の上にあるとは思えないほどの大型石室です。奥壁が巨石の鏡石を据え右と上に小型の石を詰めています。上部は天井石で少し隠れている。
石室墳3基
(2021年)
これが目印となる神社、ここから尾根を登っていく

2号
位置:34°37′55″N 133°35′22″E(日本測地系)
34.63517516 133.5868149(世界測地系)
短い尾根付け根辺りに立地、手前の石辺りが先端か

天井石は後ろ半分くらいしか残っていない、大分右側にずれているような

石室内部

奥壁は1枚石、左右の側壁が手前の側壁より積み方がちょっと違うような

奥から外

ストロボ無し、左右で石材の大きさが異なる

奥から左側

奥から右側、明らかにこちらの方が石材が小型

墳丘背後から

天井石越しに1号が見えている

1号
石室を覆う程度に残る墳丘

天井は最後部だけ残存

正面から、手前が先端辺りか

現状開口部正面

ちょっと頭を捻った天井石、重ねたにしてはおかしいし、割ったのか割れたのか

奥壁は鏡石+平石2枚

(2008年)
コウモリ塚古墳(内神3号)
円墳、R16.5
横穴式石室、玄室長10.3,幅2.3,高1.8m
位置:34°37′55″N 133°35′30″E (日本測地系)
34.63517513 133.58903691(世界測地系)
標高130mの丘陵尾根に立地

短い羨道

長大な玄室

天井もレベルが揃っている

巨石の鏡石を据え不足分を小型の石材を詰める

奥から外、片袖式

(見学記)
(2021年)
未発見の1,2号、矢掛町史によれば毘沙門堂の裏を200m程登ったところにあると書かれているが肝心の毘沙門堂がわからない。前年地元の方に聞いて言ってみましたが御堂はあったが随分新しくちょっと疑問でした、その時も背後の斜面一帯を探してみたが見つからず、結局3号墳辺りの道路に出ました。1年後K氏が見つけたので再訪してみました。どうやら3号がある尾根西側にある尾根上にあるもよう、ただ地形図を見るとその間にも微妙な尾根があるが現地に行ってみるとハッキリした尾根でした。なので目標の尾根は更に西側にあるはず、去年出てきた道路脇から入っていって一度下の方まで降りて等高線に並行に西側に移動していくと御堂がありました、これが毘沙門堂のようです。ならばと御堂右手に痕跡道があるので尾根上に上がっていくと傾斜が変化する尾根付け根辺りに2基の石室が露出していました。手前のが2号で石室前部は破壊されていますが現存長5.1m程です。天井は後しか残っていないからそれより小さい感じです。そのすぐ右後に1号があります、こちらはずっと小さく全長3.4mです。こちらも天井は最後部しか残っていない。ただこの天井石が首を撚る状態、2枚重なったように見えますが天井石を重ねているのなんて見たことがない、しかも下側右が側壁に達してないので多分割れたんでしょう、自然に割れたのか、誰かが割ったのか。場所がはっきりすれば背後のキャンプ場に通じる道路から行けばもっと短時間で行けるでしょう、多分。上を通る道路に駐車スペースあり。
(2008年)
矢掛町内神、井原鉄道矢掛駅北側から育成牧場へ登っていく道があります。一車線の細い道ですが途中ですれ違い用でしょうか幅が広くなっている場所があります。ここから下の斜面を見ると巨石が露出していますが古墳はそこではありません(体験者は語る(笑))。この待避場所の一番下側辺りから下に降りていく階段がある(上からは見えないけど)。20mほど行くと右手に墳丘が見え反対側西向きに石室が開口しています。羨道は元々短かったんでしょうか、そこを入ると全長10mクラスの長い玄室が完存しています。標高130mの山の上にあるとは思えないほどの大型石室です。奥壁が巨石の鏡石を据え右と上に小型の石を詰めています。上部は天井石で少し隠れている。