千金甲古墳

熊本県熊本市 2013年3月訪問

甲号(千金甲古墳)
装飾石室(閉鎖)
位置:32°46′53″N 130°37′58″E

登り口、大分登る必要がある


急斜面に築かれた墳丘、良好に残る


墳丘上方から、見えているのは葺石か列石か


西向きに開口、手前のコンクリ囲いが本来の開口部、奥のトタン板が盗掘による開口部


石室開口部、埋没


すぐ側に別の小型石室


乙号
装飾石室、石屋形
位置:32°46′46″N 130°38′04″E

突き出た尾根鞍部に立地、上の建物は覆い屋でしょうか


羨道入り口


羨道、石室は良好に残っているようだ


石屋形の奥壁のようです、普通の石積み奥壁の前に板石で石屋形奥壁を設置したのかな


3重の線刻円文、右側にも一部見えている、上部にもあるはずだがよく分かりません


こちら側にも線刻があるはずだが


石屋形線刻(説明板より)


丙号
上方から見た墳丘


周りはフェンスで囲まれている、石室が開口しているようだ


(見学記)
熊本市西区小島9丁目、城西中学校北側の丘陵斜面にありますが登り口はもっと東側、案内表示があり果樹園の中を通っていくと説明板が立っています。そこから急な階段を100m程上るとたどり着きます。墳丘は柵に囲まれていますが中にはいることが出来ます。有名な装飾古墳だから石室はこれっぽっちも期待してなかったけど墳丘は結構良好に残ってましたね。葺石がされているようでその効果があったのかな。石室は西向き、本来の入り口は埋まっていますがかっては天井部が開口していたようでここに扉をつけて閉鎖しています。すぐ側にも石室入り口らしきものがありますが墳丘はないけどこれも古墳なんでしょうか。
説明板に戻ってすぐ下に見えているのが丙号、墳丘は良好のようですが周りを柵で囲まれています(後から知りましたがどうも石室開口しているようです)。その下にあるのが乙号、こちらも柵で囲まれていますが中に入れます。石室は覆い屋で保護されていますが羨道が開口、玄室奥壁(石屋形奥壁)がなんとか見えてます。肉眼では無理ですがデジカメで撮ってみると3重円紋線刻装飾画が何とか分かります。その右側にも円文線刻の一部が見えていますが割れ目で欠けています。どれも見られるとは思ってなかったからこれはラッキーでした。
説明板には周囲の古墳分布も描かれていて古墳群をなしているようです。千金甲古墳は甲号だから本来なら千金・甲古墳で古墳群名が千金古墳群になるんでしょうけど、もう「千金甲」古墳でとおっているし説明板も千金甲古墳群となっていましたね。
果樹園内を通る道はそんなに狭くないから車を停めても特に問題はないけど転回するのにちと苦労します。甲乙号が国史跡、丙号は市史跡。
[ 2014年06月26日 08:01 ] カテゴリ:熊本市 | TB(-) | CM(0)

楢崎山古墳群

熊本県熊本市 2013年3月訪問

5-9号が市史跡

その1(5号)
横穴式石室
位置:32°46′47″N 130°38′18″E

墳丘


上部を失った石室露出


羨道?


板石小口積みの玄室


奥壁


左側壁


右側壁、上部は普通の割石か


玄門奥から


大変狭い通路上になっている、奥の板石は扉石か閉塞石か


通路部分を上から、上が玄室側、板石が非常に薄いのが分かる


その3
墳丘、石室は確認できず


(見学記)
熊本市西区小島8丁目、千金甲古墳の説明板に載っていたので帰り道でもあるので寄ってみました。丘陵から突き出た小丘陵上に分布する古墳群で5-9号が市史跡となっています。墳丘らしきものを見つけたのは3基だけ、その内の1基で基部が残る石室を見ることが出来ました。玄室は3m四方くらいで薄い平石小口積み、特徴的なのは玄門部で羨道を狭めて板石を使って狭い通路状にしていてやはり板状の閉塞石か扉石も残っています。竪穴系横口式石室の可能性もあるかな。それにしても通路の幅は25cmくらい、ここからどうやって遺体を運び入れたんだろ。1基だけでしたがそれ程期待して行かなかっただけに珍しいのが見られて満足でした。
[ 2014年06月26日 08:00 ] カテゴリ:熊本市 | TB(-) | CM(0)

経塚・大塚古墳群

熊本県玉名市(旧天水町)2013年3月訪問

4基

大塚古墳
前方後円墳?
位置:32°52′09″N 130°35′36″E

群中最大


耕作のせいか階段状になっている


前方後円墳の可能性があるそうで右側神社辺りが前方部か


経塚古墳
円墳
刳抜式家形石棺
位置:32°52′15″N 130°35′22″E

小塚古墳からの遠望


経塚西古墳からの遠望、やはり階段状になっている


麓から、頂部に家形石棺覆屋


整備な家形石棺、身と蓋に巨大な縄掛け突起、蓋石の幅に比して背が高い


反対側も縄掛け突起、合わせ目や外側にも赤い色が残る


蓋や身の側面に溝が彫られている


棺内部も真っ赤っ赤、石枕が彫られている、隙間が狭くてカメラが中に入らず


経塚西古墳
円墳
位置:32°52′12″N 130°35′13″E

小塚古墳からの遠望、丘陵低い位置に立地


ここも階段状になった墳丘が残る


一部削られている


小塚古墳
円墳
位置:32°52′13″N 130°35′23″E

経塚から道路を挟んだ南側


墳丘南側から


経塚からの遠望


(見学記)
天水町部田見、低い丘陵上にある4基の大型円墳からなります。普通なら古墳群名は地名などからとられますがここは古墳名がそのまま古墳群名になってますね。低い丘陵だけど南側平野が一望できる絶好の場所です。西から丘陵に上っていくと平坦になった辺りに小塚古墳があります。小塚と言っても結構大きい。道路を挟んだ北側に経塚があり更に大きな墳丘です。墳頂に舟形石棺があり簡単な覆い屋で保存されています。殆ど破壊されず良好、内部が覗けますが赤く塗られています。片側に石枕がありますが少し高くなっている程度です。東側300mに大塚古墳、群中最大、前方後円墳の可能性があるそうですが神社が建っている辺りが前方部でしょうか。経塚から西の方を見ると少し低い位置に古墳が見えていてこれが経塚西古墳です。規模は一番小さいかな。4基とも背の高い墳丘が残っていますが耕作で階段状に変形しています。大塚側に広い駐車スペースあり。県史跡。7
[ 2014年06月19日 08:02 ] カテゴリ:玉名市 | TB(-) | CM(0)

弁財天古墳

熊本県玉名市(旧岱明町)2013年3月訪問

35×27m(現状)、H7
横穴式石室
家形石棺
位置:32°54′19″N 130°31′17″E

低い丘陵上に残る墳丘


石室は上の方にある


石室は祠として利用、内部は見学しにくい


安山岩割石小口積みの石室


竪穴ではなく持ち送りした横穴式石室


割れていますが整備な家形石棺が残る、蓋石は凝灰岩、身は砂岩製板石4枚で構成


(見学記)
岱明町高道、低い丘陵上の住宅地の中、高道郵便局の東100m程の所にあります。背の高い大きな墳丘が残っていますがこれ全体が古墳なんでしょうか。上に上ると小さな墳丘があり南側に石室の一部が祠代わりに使われて開口しています。全体像は分かりにくいですが安山岩割石を小口積みにした横穴石室、更に砂岩板石4枚で棺身を作り(確認できず)その上に凝灰岩製家形石棺蓋石があり縄掛け突起を持っています。これは半分に割れているようですが何とか見ることが出来ます。それぞれ用途に合わせて石材を違えて使ったんでしょうか。それにしても弁財天は何処にいるんだ。
[ 2014年06月19日 08:01 ] カテゴリ:玉名市 | TB(-) | CM(0)

大原箱式石棺群

熊本県玉名市(旧岱明町)2013年3月訪問

11基(移築)
位置:32°54′44″N 130°30′53″E

全景:岱明町公民館に移築保存、標柱があるが文字が消えてどれが何号か分かりません


その1
小型石棺、子供用でしょうか


その2
標準的な大きさ、左がその1


その3
小型石棺、内部の石は石枕でしょうか


その4
草に埋もれてます


その5
手前のは蓋石でしょうか


内部に平石、敷石か石枕か


その6
これも小型、小口の板石が薄い


その7
小口の板石が随分はみ出ている


その8
薄い板石で構成


反対側から


その9
小型の割に石材が厚い


その10
左がその9、右がどうも9号らしい、線刻があるそうだが分からず


その11
草が茂って全般に保存状況も良くない


(見学記)
岱明町中土、岱明町公民館に11基が移築保存されていますが露天のため草茫々番号をかかれた札も無くなっています。石棺は大人用の長いのや子供や乳児用の小さなのもあります。2基で内部に石が敷かれています(石枕だそうだ)。9号で板石に線刻があるそうですがどれが9号か分からない。石枕があるそうなので石が敷かれている2基を見てみましたがよく分かりませんでした。広い駐車場有り。
[ 2014年06月19日 08:00 ] カテゴリ:玉名市 | TB(-) | CM(0)

別当塚古墳群

熊本県荒尾市 2013年3月訪問

3基

東塚古墳
円墳、R36,H5、5C前半
竪穴系横口式石室の可能性
位置:32°59′29″N 130°28′26″E

背の高い墳丘が残る、上部に石室保存施設


墳丘東側から


天井を失った小口積み石室、ごく初期の横穴石室か


奥壁と右側壁沿いに市切石、屍床でしょうか


墳頂から西側、奥に西塚、間に高まりがあり盗掘跡もあって古墳かと思ったよ


周溝がめぐる


西塚古墳
東側から、大きな墳丘が残る


上記反対側から


亀塚古墳
道路で大分削られた墳丘


反対側から見ると墳丘らしく見える




塚山古墳
位置:130°28′27″N 32°59′26″E
東塚南側、この古墳群ではないが別立てする程でもないのでここにアップ、墳丘良好、ただそれだけ


(見学記)
荒尾市本井手、東塚西塚亀原古墳からなる古墳群です。東塚はR36,H5、道路脇に背の高い墳丘が裸の状態で残っています。でも中段に保護施設の中に石室があるから上部は復元でしょうね。周囲には一部に幅の狭い周溝も残っています。石室は小口積み竪穴式石室だが南側に入り口を持つ竪穴系横口式石室の可能性があるとか。可能性と言うよりそうとしか見えないのですが。柵越しに見学照明装置もあります。西側にあるのがそのまんまの西塚、こちらも大きな墳丘が残っていますが墳頂が窪んでいます。石室の陥没でしょうか。東塚と西塚の間にも膨らみがあり大きな盗掘跡も残っていますが古墳とは違うのかな。西塚に隣接して亀原古墳がありますが道路で大分削られているようでです。ここに開公民館があり駐車可。県史跡。

(塚山古墳)
別当塚東塚すぐ南側にあります。竹林の中ですが東塚と同じくらいの大きな墳丘が良好に残っています。周りを回っても上に上っても特に何も無し。こんな目と鼻の先にありながら別当塚古墳群に含めないのかな。東塚のとこに説明板があり周辺の古墳が載っていたのでちょっと探してみましたが塚山古墳以外見つかりませんでした。
[ 2014年06月12日 08:02 ] カテゴリ:荒尾市 | TB(-) | CM(0)

三の宮古墳

熊本県荒尾市 2013年3月訪問

前方後円墳、TL60,R23,RH6
石人
位置:32°59′58″N 130°28′07″E

川沿いの微高地に構築された前方後円墳


左が前方部、右の後円部は林の中


前方部端は社殿で少し削られている


覆い屋の中に石人を保存


顔に眼や鼻、髭もあるのかな、下部に赤い色が残っている


背後から


(見学記)
荒尾市下井手、八幡宮境内にある全長60mの前方後円墳です。神社自体が微高地に建っていますが古墳は本殿東側にあり前方部が少し削られているようですが背の高い後円部など墳形は良好に残っています。南側に石人が覆い屋の中に保存されています。高さ104cm細かな部分はよく分かりませんが一部に赤い顔料が残っています。古墳は市の文化財だが石人は県の文化財です。南側に駐車可。
ここから東400mの所に萩ノ尾古墳がありますがそちらは福岡県になります。
[ 2014年06月12日 08:01 ] カテゴリ:荒尾市 | TB(-) | CM(0)

四山古墳

熊本県荒尾市 2013年3月訪問

複室石室、前室長1.1,幅1.8m、後室長2.8,幅2.6m
位置:32°59′56″N 130°25′44″E

神社本殿敷地内にある、標柱は四山、説明板は四ツ山


天井を失った複室石室が完全露出


円形線刻があるそうだが


(見学記)
荒尾市大島、海岸近くに独立丘陵(かっては島だったんだろうな)がありその上が四ツ山公園になっていて北側に四山神社があります。古墳は本殿脇、塀で厳重に囲まれた敷地内にあり格子戸越しに見学することになります。墳丘流失複室石室が露出しています。ただ太い格子戸がほぼ両目の間隔と同じなので常に片目が塞がれた状態で立体視が出来ずなんだか不思議な間隔に襲われます。線刻があるそうだがとても確認できない。ちなみに側に建っている標柱は「四山古墳」、説明板は「四ツ山古墳」となっています(神社と公園名もこの違いになってるし)。別に問題はないのですが検索全盛のこの時代、検索の仕方しだいで出てこないこともありそう。神社に駐車場有り。市史跡。
[ 2014年06月12日 08:00 ] カテゴリ:荒尾市 | TB(-) | CM(0)

八角目古墳群

熊本県南関町 2013年3月訪問

3基、全て複室石室で石屋形を持つ

1号
石屋形or石棚
位置:33°02′36″N 130°30′10″E

尾根筋緩斜面に立地


石室正面


短い羨道、前室玄門、上部に石を嵌め込む切り欠きがある


後室玄門、こちらも上部に切り欠きがあり嵌め込んだ石も残る


前室後室左袖石


〃右袖石


前室側壁


〃反対側、どちらも手前に敷石


巨石で構成された後室、奥壁上部は石棚か袖石のない石屋形か


天井との隙間はあまりない


天井はそれ程高くはない、何故かこの石だけ真っ黒


奥から外、両袖式


奥から左方向


奥から右方向


前室奥から


2号
墳丘、頂部に天井石露出


石室正面、前は前庭でしょうか


ここも短い羨道


前室玄門、切り欠きはないが棒状の石が架けられてている(半分折れている)


後室玄門、こちらは切り欠きがあるが石材壊失


前室左側


前室右側


石屋形のある後室


〃縦位置、背の高いドーム状


後室左側壁、1号と同じく基部巨石


〃右側壁


狭い天井


石屋形左側


〃右側、内側の石はなんだろ


奥から外、両袖式


奥から左方向


〃右方向


前室奥から


3号
墳丘


石室正面


羨道、前室は刳抜式玄門、よく見ると扉石を嵌め込む溝が彫られている


後室玄門、右は切り欠きがあるが左にはない


石屋形のある後室、2号と違い奥壁は2枚


〃縦位置、背の高いドーム状


左側壁、基本構造はどれも同じ


右側壁


石屋形上部奥壁と天井


狭い天井


石屋形左側、右が奥壁


〃右側


奥から外、両袖式、右側袖石に切り欠きがないのが分かる


〃縦位置


奥から左方向


〃右方向


刳抜式玄門奥から、開口部は穴になっているのか下が開いているのか


(見学記)
南関町久重、県道5号を福岡県側から熊本県側に向かい(道は狭く曲がりくねっている)、峠で右側(南側)に目立たない案内表柱が立っています(反対側からだと気がつきにくいかも)。そこから県道を逸れて脇道を100m程行くと両側に建物があり(犬がしっかり吠えてくれます)そこから未舗装の道を2,30m行くと古墳群にたどり着きます。3基からなる古墳群で尾根筋南側の緩斜面に構築、どれも墳丘石室とも良好に残っています。1番手前にあるのが1号、南に開口する複室石室、前室後室玄門袖石は切石を使い前室両側には床面に平石が置かれています。玄室は巨石を使い奥壁は1枚石の巨石、側壁も同様の巨石が使われています。天井は3枚で初めは中高式かと思いましたが2枚目と3枚目の間に空間があり3枚目のは石棚のようです。大分高い位置にあり天井との隙間もあまりないので袖石のない石屋形かもしれません。。山道を挟んで東側にあるのが2号、墳丘がやや低くなっていて天井石が露出していますが複室石室が良好に残っています。後室玄門袖石上部にはしきみ石をはめ込んだ切れ込みがありますがこれは肥後の石室によく見られる形式です。玄室は背の高いドーム状でこれも肥後でよく見かける石屋形があります。高さが1.8mくらいありますがその割に奥行きはそれ程ありません。更に東隣に3号、墳丘は2号より一回り小さくなっていますがこちらも複室石室が良好に残っています。入り口から見てまず目にはいるのが刳抜式玄門、大分小さく手前に仕切石もあってちょっと入りにくい。前面に扉石をはめ込んだ溝が掘られているが撮るのを忘れてしまった。玄室は2号と同様石屋形を持つドーム状、規模も2号より少し小さいようですが石屋形自体がそれ程変わらず、2号のように天井に隙間がない分見事さが際だってます。車で来るにはちょっと分かりにくい場所ですが1,2号は石室に入りやすいし石屋形や石棚が見られるしお勧めの古墳群です。1号側に駐車スペースあり。
[ 2014年06月05日 08:00 ] カテゴリ:南関町 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

平家蟹

Author:平家蟹
古墳のお部屋
ブログ館

へようこそ。

基本的には

と同じ内容です。

検索フォーム
市町村名、古墳名などを入力して検索してください
旧市町村名は頭に旧をつけてから検索してください/検索で市町村名が出てこないときは頭に県名を付けると出てくることがあります/市町村名で検索するとスポンサーリンクを検出することがあるので県名をつけて検索した方が効果的です/漢字表記の違いで古墳名で検索すると出てこないことがあります、その時は市町村名で検索してみてください
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

クリックして貰うと励みになります
各県市町村別
QRコード
QR