四ツ塚古墳群

兵庫県姫路市 2014年4月訪問

前方後円墳2基(以前は円墳4基と思われていたので名前が四ツ塚)

才北山古墳
前方後円墳
横穴式石室2
前方部石室、全長4.5m、玄室長3.2,幅1.7,高2.1m
後円部石室、全長6.5m、玄室長3.5,幅2,高2.4m
位置:34°49′06″N 134°37′35″E

1号(前方部)
山道から逸れて小道に入ると見えてくる


長い石室の天井部が露出


玄室開口部、玄門上辺り


台形断面の背が高い石室


〃縦位置、それ程巨石ではない


奥から外、右片袖式


〃縦位置、上部石組みが少し変わっている


長い羨道も残っているが殆ど埋没


2号(後円部)
山道脇にある墳丘、これが後円部、表示板は小さいが見逃すことはないでしょう


開口部、”四塚2号墳後円部南石室”等と書かれていて説明も若干混乱


羨道前部が埋まるも良好に残る


背の高い台形断面の玄室、前方部とそっくり


〃縦位置、床面の石は石棺破片なんでしょうか


奥から外、左片袖式と前方部とは逆、玄門上部の石組みが縦2列になっている、これも前方部石室と似ている


〃縦位置


羨道奥から


才山古墳
前方後円墳
横穴式石室2
前方部石室、全長4.5m、玄室長3.2,幅1.7,高2.1m
後円部石室、全長6.5m、玄室長3.5,幅2,高2.4m
位置:才北山古墳下方

3号(前方部)
石室正面、前部は少し壊失か


石室良好だが才北山古墳とは随分違う、無袖式だが両側に埋め込まれたような袖石がある


左側袖石、明らかに周りの側壁材とは違う


縦位置


奥壁下部は埋まっているが多分1枚石


奥から外、側壁は殆ど持ち送りがない


4号(後円部)
山道から見えている石室


ここは奥壁側、右側が奥壁


内部はかなり埋まり天井は傾く等状態は悪い


こちらは羨道入口側、天井石露出


羨道は割と良好、やや右に傾いているか


中間辺りにも隙間がありここからも入れる


この辺りが玄門、右に袖石がある


玄室、ここから奥に行くのは困難


奥壁は下が埋まるが平石3段積みか、前方部石室とも才北山古墳とも異なる


玄門辺りから見た羨道


古墳
中間辺りにありました、天井石っぽい、下の方にも構造があるような


(おまけ)
案内板
鞍部にあるハイキング用案内板、古墳のはその下の小さな板切れ


京見山
古墳群手前のピークから遠望した京見山、標高216m、往復で通ったが古墳群に行くには手前の鞍部経由の方が楽


(見学記)
姫路市広畑区才、太子町とまたがる京見山丘陵にある古墳群です。名前の通り4基の古墳があるので四ツ塚ですが今は前方部後円部にそれぞれ石室を持つ2基の前方後円墳と考えられています。京見山から下っていった鞍部に地名の案内表示がありそこに小さく四ツ塚古墳群の案内もあります。そこから登って行って丘陵平坦面からやや下った場所に四ツ塚古墳の小さな表示があリます。それが前方後円墳の才北山古墳、上側前方部の石室が四ツ塚1号、羨道は殆ど埋まっていますが天井前部から中に入れます。持ち送りの強い一様な傾きを持った側壁で天井部は細長く狭い。奥壁側壁とも小型石材を積み上げています。すぐ下側のが後円部石室で四ツ塚2号で羨道玄室とも良好に残っています。1号とほぼ同様の構造ですが1号が右片袖なのに対してこちらは左片袖です。玄門上部の石組みが縦2列になっているのが変わっている。1号の方も多少その傾向があります。更に山道を下って行くと案内はありませんが右脇に逸れる小道がありすぐ古墳があります。これが前方後円墳の才山古墳、前方部石室の四ツ塚3号は内部にやや土砂が流入していますが石室自体は良好、無袖式で持ち送りもあまりなく奥壁は下部が埋まっているが多分巨石1枚石と他の3基とは随分構造が違っています。下側にあるのが四ツ塚4号羨道は埋まり気味ですが奥壁側の天井隙間から何とか入れるけどかなり土砂で埋まっています。ここは左片袖で奥壁は平石を積み重ねるなどやはり1,2号とはかなり異なっています。3,4号が前方後円墳だとすると前方部が尻尾を持ち上げたようにかなり上になるな。1,2と3,4号の間に天井席らしき平石が露出していました。少し跳ね上がっていて下の石組みを見ても石室かな。私は南側麓にある京見会館から京見山経由で行ったので写真撮影も含めて往復2時間以上かかりましたが有名なハイキングコースのようでいろんなコースがあり鞍部に直接行けば1時間位で済みそうです。帰りは京見山を通らず脇道を行こうかと思いましたが下手に行って迷ったりすると嫌なので結局同じコースで帰りました。ちなみに案内のある鞍部から京見山まで標高差90m,古墳群手前のピークまで60m程の差があります。
[ 2015年10月29日 08:00 ] カテゴリ:姫路市 | TB(-) | CM(0)

塩見塚古墳群

岡山県岡山市東区 2014年1月訪問

現状見学出来るのは2基

1号
横穴式石室、全長8.4m、玄室長6,幅1.3,高1.2m
位置:34°42′30″N 133°59′27″E

丘陵頂部南側斜面に立地、墳丘も良好に残る


石室正面、切り石状の石を組み合わせた後期仕様


開口部から内部、土砂流入、天井一部落ちかけるも良好に残る


小さな袖石が突き出ている


玄室、やや縦長


若干歪みがあるかな、石材はそれ程大きくない


奥壁は不定形の鏡石、最上部だけ平石


奥から外、玄門辺りで天井が一段下がる


2号
横穴式石室、全長8.2m、玄室幅1.5,高1.5m

1号東側に隣接、こちらも墳丘良好


石室正面、天井石はかなりの巨石


細長い石室が良好に残る


側壁はほぼ垂直に立ち上がる、散乱している石材は何でしょう


ちょっと変わった形の鏡石、右に詰石


奥から外、無袖式、やはり入口辺りの天井石が一段下がる


(見学記)
東区矢津、峠をやくするような丘陵に位置する古墳群です。県道を更に北上すると環太平洋大学がありその少し先に龍の口山登山道入り口(閉鎖)があり更に50m程下に鉄塔補修用の山道があります。そこから登っていくと頂部に鉄塔がありそこから真っ直ぐ南に下るとすぐに2基の墳丘に出会います(この時は周囲の笹藪がトレンチのように刈られていたけど笹藪があって通行困難なときは東から迂回)。共に墳丘良好、南側に開口した石室も良好に残っています。東側の2号は無袖式の細長い石室、石材はそれ程大きくはないが奥壁は1枚石+右側に少し付け足している。西側の1号はほぼ同様の構造、こちらも無袖式と言ってもいいくらいだが袖部片側に小さな平石を突き出していて一応左片袖でしょうか。奥壁も下部に大型石材を据え上に何段か重ねています。
最初頂部から南下しようか東から迂回しようか迷った末迂回しようと東に行ってみたけどどの辺りから林に入っていいか分からず中途半端に戻ってから南下、おかげで墳丘に当たらず麓まで降りてしまった。手書きの分布図も麓の池近くにあるように書いていたのでその辺りを探し回ったが全く見つからず諦めて登ってきて漸く見つけた。危ないとこだったよ、やはり中途半端はよくない。1,2号以外にも石室があるそうだが少なくとも下の方にはなかったな。登山道入り口に駐車可。
[ 2015年10月22日 08:02 ] カテゴリ:岡山市東区 | TB(-) | CM(0)

矢津古墳群

岡山県岡山市東区 2003年4月訪問、14年1月再訪

11基

(2014年)

4号(土井ヶ鼻塚古墳)
横穴式石室、玄室長4,幅1.9,高1.3m
位置:34°42′10″N 133°59′31″E

県道から見えていますが車で走りながらではまず分からない


開口部に石材が一つ見えるだけ


内部は多少埋まるも良好に残る


奥壁も下部が埋まるがまず2段積み


奥から外、無袖かな


9号
横穴式石室、玄室長5,幅1.2m
位置:34°42′01″N133°59′24″E

丘陵中腹尾根筋に立地、大きな墳丘が残っている


下方側に開口、巨石天井石が露出


僅かに開口、入れそうで入れない


カメラを突っ込んで撮影、まぐさ石が見えている


10号(兼平塚古墳)
横穴式石室、全長7.6m、玄室長4.5,幅1.7,高1.9m
位置:34°42′03″N 133°59′26″E

古墳群の中で一番目立つ、石室に入るのも容易


側壁も殆ど露出


石室も良好に残る


中も明るく見学容易、側壁はほぼ垂直に立ち上がる


奥壁は2段+α、鏡石は割れているのかな


奥から外、左片袖式


(2003年)

10号(兼平塚古墳)
横穴式石室、玄室長4.5,幅2.2m(目測値)

石室開口部、墳丘は流失し石室の一部が露出


玄室は良好、側壁がほぼ垂直に立っている


奥から外


(見学記)
(2014年)
東区矢津、10号以外も探すべく再訪。まずは県道81号から見えている10号を訪ねこの南側尾根筋にあります。尾根筋南側に廻る小道があり適当な所で林の中に入って尾根に至り更に上っていくと巨大な墳丘に出会います、これが9号。2段築成でしょうか墳丘中段南側に石室開口でも入り口は劇狭で入るのは不可能、カメラを突っ込んで撮影しましたが内部も大分埋まり玄門辺りまでしか見えません。集落北端に畑があり更にその北側に4号があります。赤い鉄のスロープが目印、いかにも石室を思わせる石材が1個露出しています。石室前部は壊失していますが後部残存、下が多少埋まっていますが奥壁は2段積みでしょうか。他にも1,3,5,6号がありますがわざわざ探すほどのものでもない、と言うより忘れていた。矢津公民館脇に駐車可、10号はこの真西に見えてます。

(2003年)
あるメーリングリストに岡山市東部の遺跡見学会の報告があってその中の横穴石室の言葉に反応して探してみました(^^ゞ。正確な場所は分からず矢津の地名のみが手がかり。現地に行ってみると南北に長い開けた谷状地形で割と見通しがよいのですがさすがに古墳は見あたりません。集落はあるけど人気はないし取り敢えず中央を走る県道をゆっくり走りながら首をキョロキョロさせながら探していると黒い穴を発見、近寄ってみると間違いなく石室でした。側に神社(らしくない建物)があるのでこれに間違いないでしょう。墳丘はかなり流失し側壁の一部も露出していますが玄室はほぼ完存、側壁もほぼ垂直に立っていてなかなか立派な石室でした。古墳群をなしているそうだがさすがに他を探すのはパス。
[ 2015年10月22日 08:00 ] カテゴリ:岡山市東区 | TB(-) | CM(0)

八塚古墳

岡山県岡山市東区 2014年1月訪問

横穴式石室、玄室長6,幅1.6,高1.9m
位置:34°41′53″N 134°02′25″E

丘陵麓辺りに立地、竹林が一部伐採されて見やすくなっていた


墳丘も割と残っている、穴を塞いでいるのでしょうか、シートが痛々しい


石室正面、羨道は元々なのか短い


玄室は良好に残っているけど水が溜まって中に入れず


〃縦位置、側壁はやや持ち送り


奥壁は鏡石らしい巨石、左右や上に詰石


玄門奥から、右がやや崩れている、両袖式か、はっきりしたまぐさ石はないのかな


背後から見た墳丘


(見学記)
東区沼、丘陵麓に構築された古墳です。古墳群を思わせるような名前ですが現状ではこの1基しかありません。民家の間を入っていくと右手に見えてきます。墳丘はよく残り南に開口、羨道は僅かしか残っていませんが長い玄室は完存でも水が溜まっていて中に入ることは出来ませんでした。古墳奮闘のコメントで水が溜まっていたら嫌だなと書いたけど現実になってしまった(泣)。両袖式ですが袖石はかなり粗い造り。現在石室前の竹林が伐採され見学しやすくなっています。すぐ手前に駐車スペースあり。
[ 2015年10月22日 08:00 ] カテゴリ:岡山市東区 | TB(-) | CM(0)

狐ヶ谷古墳群

岡山県岡山市東区 2014年1月訪問

5基中4基残存

1号
横穴式石室、玄室長4.5,幅1.2,高1.2m
位置:34°42′42″N 134°01′37″E

丘陵麓近くの急斜面に立地


南側に石室開口、前部は破壊


開口部正面、天井石下部が平面に加工


石室良好、天井一段下がっているのがまぐさ石か


ここから奥が玄室、側壁材は小型


奥壁はほぼ同大の2段積み


奥から外、閉塞石が残る


斜面をカットした跡が明瞭に残る


東側に小さな墳丘がある


斜め後ろ上方から、前方後円墳か双円墳のようにも見える


3号
横穴式石室

石室正面、封土殆ど流失


天井石露出、内部埋没


最後部の天井石、分厚く加工されているようだ


4号
横穴式石室
位置:34°42′44″N 134°01′33″E

石室開口部、前上部壊失


石室後部は残るも半分以上埋没


ストロボ無しで撮影、奥壁に鏡石があるようだ


奥から外、一応入れるという証拠写真程度


背後から見た墳丘、笹薮に覆われる


5号
横穴式石室、長4.5,幅1.2,高1.2m(現状)
位置:34°42′44″N 134°01′30″E

石室正面、これ以上下がれない、尖った天井石が印象的


小型ながら石室良好


奥壁は変形5角形の鏡石


奥から外、閉塞石が残っているのかな、右側の石は奥壁に使ってもおかしくないような


(見学記)
東区草ヶ部、龍光寺古墳北東にくさかべ大池公園がありその北側丘陵斜面に分布する5基からなる古墳群です。公園から畑の中の小道を上っていき途中で道が左右に分かれているので左へ、300mくらい歩くでしょうか、上側斜面に石室が見えます。これが3号で天井石が露出するも内部は完全に埋没しています。この左上方向に4号があるはずだが藪が酷いけど強行突破なんとか見つけることが出来ましたがアレッさっき見ているよ。実はこの前に4号を見つけていたけど5号と勘違いしていました。4号は斜面をカットした低い墳丘が残り南に開口、間口は大分広いですが石室はかなり埋没しています。僅かな袖のある右片袖かな。更に西側に5号、送電線鉄塔真北杉林と草原の境辺りにあります。尖った三角形の天井石が印象的、無袖式の石室もよく残っていますが若干歪みがあるような。奥壁は不定形の五角形鏡石に小型石材です。3号辺りから左下斜面下方に1号があります。小道を少し戻って竹林辺りから下っていった方がよさそう。墳丘すぐ上に巨大な露岩がありそれが目印。麓近くの急斜面に構築され墳丘良好、南側に開口、巨石の天井石が露出全長4.5mの玄室もよく残っています。無袖式でしょうが手前に閉塞石も残っているよう、奥壁は2段積み。斜面上から墳丘を見ると東側に長く伸び一見前方後円墳風、でもさすがにこの地形で前方後円墳はないだろうな。双円墳かあるいは定東・西古墳のように円墳が2基連接したものか。東側にも未開口の石室がある予感。1号を見るだけでもここに来る甲斐がありますね。公園に駐車スペースあり。
[ 2015年10月15日 08:01 ] カテゴリ:岡山市東区 | TB(-) | CM(0)

大明神古墳

岡山県岡山市東区(旧瀬戸町)2014年1月訪問

横穴式石室、全長7m、玄室幅1.8,高1.5m
位置:34°43′38″N 134°02′05″E

丘陵北側麓近くに立地


ここも立派な石碑があるが放置状態


開口部正面、手前に巨石天井石が落下


石室後部は良好に残る、天井部があるのは半分程


奥壁は巨石2段積み、床面がドロドロで近づけません


奥から外、右が倒れかかっているが無袖かな、天井石が一段下がっている辺りが玄門でしょうか


墳丘はそこそこ残っている


(見学記)
東区瀬戸町篠岡、丘陵麓辺りに構築された古墳です。県道96号に架かる瀬戸橋辺りから南を見ると山裾に工場の建物が見えその右手辺りにあります。山に入る道の右側に椎茸栽培場がありその奥に石碑と墳丘が見えています。手前に大きな穴と屋根型鉄骨があるので注意が必要(落ちることはないと思いますが)。墳丘は前が削られ石室も前部破壊天井石が落下していますが後部は良好に残っています。側壁は持ち送りがなく石材も大型、奥壁も巨石2段積みです。水が滲みだして床面は泥濘状態です。車ですぐ前まで入っていけますが途中短い泥んこ道あり、運転に自信がない人は県道脇に公民館分館があり駐車スペースがあります。300m程歩くことになりますが。
[ 2015年10月15日 08:00 ] カテゴリ:岡山市東区 | TB(-) | CM(0)

龍光寺古墳

岡山県岡山市東区(旧瀬戸町)2014年1月訪問

横穴式石室、玄室長3,幅1.6,高1.9m(現状)
位置:34°42′30″N 134°01′32″E

立派な石碑が立つが古墳自体は放置状態


石室正面、前部は壊失しているもよう


石室後部は良好に残る、朝日が奥までさしていた


ストロボをつけてもたいして変わらず、奥壁は大中小とある意味標準的


奥から外、閉塞石が残っているのかな


背後から見た墳丘は割と良好、手前の石は外護列石かそれとも現代の石か


(見学記)
東区瀬戸町菊山、ここは随分前にOBITOさんのHPで知っていたが場所が分かりにくいと言うことだし石室も大きくは見えなかったのでパスしていた。その後かまどねこさんが訪れてピンポイントで場所が分かったのでナビに案内させて訪問、楽勝だった。尾根先端に構築竹林の中にこじんまりとした墳丘が残り東南に開口、前部は破壊されているようで天井石が落下しているけど後部はよく残っています。奥壁は基本二段積み。訪問時ちょうど朝日が奥壁まで射し込んで私の影が奥壁に写っていました。天井のある石室で奥壁まで太陽が差し込むのも珍しい。
[ 2015年10月15日 08:00 ] カテゴリ:岡山市東区 | TB(-) | CM(0)

亀ヶ原古墳群

岡山県瀬戸内市(旧長船町)2014年1月訪問

30基以上(番号は仮称、「古墳奮闘」に従う)
前方後円墳の亀ヶ原大塚金鶏塚もこの群に含まれる

1号
横穴式石室
位置:34°40′21″N 134°07′18″E

斜面に大きな墳丘が良好に残る


石室正面側


羨道前上部壊失、閉塞石が残る


羨道後部、まぐさ石が一段下がる


石材は大きくないが良好に残る玄室


拘りの積み方をした奥壁、中央の石が一応鏡石でしょうか


奥から外、右片袖式


2号
横穴式石室

割と良好な墳丘


開口部正面


前部は破壊されているもよう


玄室は良好、床面の石は敷石?


鏡石+平石の奥壁


奥から外、無袖かな


3号
横穴式石室

開口部正面、墳丘はそこそこ残る


天井石が分厚い平石


玄室良好、床面に石材散乱


鏡石+平石と2号とよく似た奥壁


奥から外、ここも無袖かな


5号
横穴式石室

道路下にある墳丘


狭い開口部


小型石室、やや埋まる


6号
横穴式石室

開口部正面、こちらも道路下にある


前部天井壊失


奥の状態は良い


将棋の駒形をした奥壁鏡石


奥から外、ここも無袖かな


(以下「古墳奮闘」に載っていない)

仮仮1号
横穴式石室

道路から開口部が見えている、冬場限定でしょうが


墳丘前部が削られている


開口部、前部は壊失


石室後部は良好、2,3号と似た奥壁


背後から見た墳丘


仮仮2号
横穴式石室

シダに覆われた墳丘、動きまわるだけでも大変


開口部正面、前部破壊かな


開口部、天井は分厚い平石


石室も良好に残る


奥壁は平石積み、手前の巨石はなんだろ、石棺のような構造は見られないが


奥から外、ここも無袖かな


仮仮3号
横穴式石室

前上部を失った石室


石室正面


玄室内にゴミが溜まっているのが残念、分かりにくい場所なのになんでわざわざ


小型鏡石+平石2、上の方が大きい、カメラのせいではなく多分平石が斜めになっている


尻無1号
横穴式石室、玄室長4.3,幅1.7,高1.8m
位置:34°40′13″N 134°07′22″E

斜面下方から見た墳丘


巨石天井石が露出


最前面天井石がずり落ちかけている


開口部から見た内部、ここからは入りにくい


玄室は良好に残る、若干右側に傾いているように見えるけど


変形5角形の巨石鏡石、左下隅に詰石があるので側壁は初めから傾いていたようだ


奥から外、太い竹が玄室内に生えなくてよかった


見学記
(亀ヶ原古墳群)
瀬戸内市長船町西須恵、亀ヶ原大塚古墳北東一帯に分布する30基程の古墳群で亀ヶ原大塚古墳、金鶏塚古墳、尻無1号もこの中に含まれます。。ここは道が狭いのであまり行きたくはないけど石室多数ともなれば行かざるを得ず(汗)。古墳は藪の中にあるのが多いですがその分探しがいがある(笑)。道路東側に金鶏塚がありこの北東にあるのが1号、これが一番分かりやすく大きな墳丘が残っていて斜面をカットした跡も残っている。石室も羨道玄室とも良好、石室全面に残っているのは閉塞石でしょうか。玄門はまぐさ石が一段下がり右片袖式。奥壁は中型の石材を乱雑に積んでいるように見えますが中央の石はやや丸みを帯びていかにも鏡石を意識しているような、その下部や左右の石もかなり意識的に配置しているようにも見えます。この辺りに10基程石室がありますが他では6号がやや大きい程度です。北側少し離れた斜面にも5基程あるようですが藪が酷く断念。峠辺りに駐車スペースあり。
アップに際して改めて古墳奮闘の写真と比較してみるとあの分布図に従って見学し番号付けしていったのだが一致しないのが幾つもあった。まず11-15号は行っていないし7-9号も見逃している。10号は確認している。仮仮1号は道路から見えているからてっきり4号かと思ったが4号は基部だけなので違う。仮仮2号は多分その近く、初めは2号かと思っていたから多分上方辺り。仮仮3号は尻無1号を見た後10号を探そうと思って探したから多分あの辺りかな。

(尻無1号)
道路脇下に開口している亀ヶ原6号辺りから下って行くと墓地がありその下方竹林の中にあります。墳丘はかなり流失巨大な天井石が露出しています。前面で開口していますが天井石が落下しかけ太い竹も生えているので天井隙間から入ったほうが良さそう。玄室はそれ程埋まっておらず良好、天井石が巨石の割には側壁石材はそれ程大きくない。奥壁鏡石が将棋の駒のような形で格好いい。上や右にも詰石。石室全体が下方が側に歪んでいるようだ。ただ鏡石左側にも詰石があるので元々壁面は少し傾けていたかもしれない。
尻無1号とありますが尻無古墳群ではなく亀ヶ原古墳群に属します。なので尻無古墳群1号と書くと間違い。2号以下もないので尻無古墳でもいいと思うんだけどなんで1号とつけたのかな、ややこしい命名だ(2号以下があるかもとして1号と付けることはありますね)。
[ 2015年10月08日 08:03 ] カテゴリ:瀬戸内市 | TB(-) | CM(2)

亀ヶ原大塚古墳

岡山県瀬戸内市(旧長船町)1989年4月訪問、1995年、2004年1月再訪
亀ヶ原古墳群に属する

前方後円墳、TL40,R20,FW20,RH3,FH4
両袖式石室
位置:34°40′18″N 134°07′13″E

(14年)
前方部石室正面


短い羨道


床が多少埋まるが規模の割に背の低い玄室、奥の天井石が切り石のよう


奥から外、右片袖式、前の写真と比べるとカメラが広角になっていて効果は大きい


後円から前方、こちらの方が後円部に見える


(95年)
石室正面、こちらが前方部、後円部はかなり低くなっている


羨道


切石に近い巨石を使った玄室


典型的な右片袖式


(見学記)
西須恵から邑久町に抜ける峠に亀ヶ原の集落があり手前の竹林の中にある全長40mの前方後円墳です。南側の後円部に片袖式石室が開口していて全長7.8m,玄室長3.4m幅1.45m高1.75mと結構大きなものです。なおここで後円部と書きましたが「前方後円墳集成」ではこちらが前方部となっています。しかしどう見てもこちらが後円部に見えるけどなー、北側の墳丘は低いからさらに大きな石室があるとも思えないし。道路を隔てた東側に全長40mの前方後円墳金鶏塚古墳があります。名前のわりには現状は哀れなものでくびれ部は切断され前方部は祠があり後円部は薮に覆われその気になって見ないと判りません。平野を望まない峠で特に交通の要衝と言うわけでない場所に有力な前方後円墳が2基もあるのが不思議です。
[ 2015年10月08日 07:59 ] カテゴリ:瀬戸内市 | TB(-) | CM(0)

金鶏塚古墳

岡山県瀬戸内市(旧長船町)2005年4月訪問、14年1月再訪
亀ヶ原古墳群に属する

前方後円墳、TL40
位置:亀ヶ原大塚東側

(14年)
最新画像と言っても説明板が追加されているだけ


(05年)
名前は立派だが現状は寂しい、祠が乗っているのが後円部、右手に前方部、亀ヶ原大塚と共に峠にある前方後円墳
[ 2015年10月08日 07:57 ] カテゴリ:瀬戸内市 | TB(-) | CM(0)
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平家蟹

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