浦田古墳

福岡県八女市(旧立花町)2015年3月訪問

円墳、R14,H3.3、6C後半
複室横穴式石室、全長8.3m、前室長1.7,幅2.4,高2.45、玄室長2.6,幅3,高2.55m
位置:33°11′57″N 130°36′33″E

道路脇に大きな墳丘と石室開口


横から見た墳丘の様子


羨道上部は壊失


前室玄門、床面にしきみ石


前室、やや胴張りだそうです


〃右側壁、床面に敷石


〃左側壁、概ね平石を積み上げる


前室も天井が高くドーム状


玄室、あまり奥行きがないので左右が撮れない


〃縦位置、奥壁は巨石鏡石+上に2段+小型石材、最上部に天井が見えている


ドーム状、狭い天井


奥から外、両袖式、床面にしきみ石


奥から左方向、胴張りの様子が分かる、袖石は主軸方向に長く玄門が通路状になっている


奥から右方向、こちらも平石を積み重ねる


前室奥から外、右に比べて左袖石がかなり大きい


見学記
立花町山崎、とにかく場所がよく分からない、トンネルを出た先にあるということなのでとりあえずトンネル前の梅林の駐車場に車を止め歩いて探しました。トンネル(手掘りというか地肌剥き出し)を抜けて突き当りを左に行き谷筋に出ると右遠方に説明板が見えていてあったあったとホッ。道路脇にある墳丘はよく残っていて全長8.3mの複室石室も良好です。前室はブロック上の石を積み上げ背もかなり高い。後室も背が高いドーム状、奥壁だけ巨石鏡石と上に2個石材を重ねる。側壁は基部まで小口積みです。一応ここまで車で入って行けますが駐車スペースがない、梅薗駐車場からでも400m程度です。市史跡。
[ 2016年10月13日 19:08 ] カテゴリ:八女市 | TB(-) | CM(0)

鬼隈横穴群

福岡県八女市(旧立花町)2015年3月訪問

18基
位置:33°11′36″N 130°35′07″E

案内板、支持板落下、偶々正しい方向に向いていたけどね


全景
小さな谷筋に面した崖面に立地、右端がその1


その2~その7


その3~その7


その9~その11、更に左側にも幾つか横穴があった


その1(13号)
崖面がかなり掘り込まれ前が墓道のようになっている


閉塞石があったのでしょうか


まるで機械で掘ったような見事さ、床一面に敷石、手前に赤い顔料が残っているのかな


その2
ここも前面が墓道状


丸い玄門、単室、敷石は見当たらない


その3
四角い玄門、これだけ少し高い位置にある


その4
丸いが縦長の玄門


その1程ではないが見事な掘り込み


その5
丸い玄門、彫り込みは粗い


その6
前面に前庭のような広場がある、右上がその5


斜め前から見ると前庭の様子がよく分かる


やや家形の玄門、複室構造が分かる、床面敷石


前室、後室も屋根型


敷石はなかったのか取り去られたのか


その7
四角い玄門、内部は複室


内部断面もやはり四角い


その8
前に前庭、その6の前庭に比べてはっきりしない


丸系の玄門


玄門がやや長く通路上、赤い顔料が残っているようだ


玄室はそれ程精巧な作りではない、右側のその7と繋げたのか繋がったのか


その9(8号)
前面が墓道状に掘り込まれている


閉塞石でしょうか、何故これだけ残った


その10(9号)
丸いが縦長の玄門


複室で床面に敷石


前室


家形の後室、敷石が見当たらない


その11
その10と11で前庭が共通


丸い玄門、右側のは閉塞石か


複室のようだが作りは雑、左に隣の横穴への穴が開いている


見学記
立花町山崎、日枝神社社殿脇に案内表示があり(金属製の柱が立っていますが案内板が落ちている、幸いステンレス製だから錆びることはないけどね)そこから痕跡道をたどって100m程谷筋に面した18基からなる横穴群で見学しやすいのは10基程です。入り口は見事なアーチ状をなしているのが多いですが1基だけ四角いのがあって何故かこれだけ一段高い場所にあります。内部も複室構造の横穴があったり閉塞石がそっくり残っていたり墓道が掘られていたりタイプ色々で面白い。興味深いのは横穴前に四角く浅いプール上に掘られているのがあって儀式の場だったんでしょうか。似たような構造は他では見かけた記憶がないですね。横穴内部自体はどちらかと言うと粗い造りですが前面の構造が面白い横穴群です。神社内に車で入っていける。市史跡。
[ 2016年10月13日 19:08 ] カテゴリ:八女市 | TB(-) | CM(0)

上ノ山古墳群

福岡県八女市(旧立花町)2015年3月訪問

全景、右端に4号、左端に5号


4号
位置:33°11′38″N 130°35′03″E
はっきりした墳丘


径10m程度


5号
藪に包まれているが4号と同規模


見学記
鬼隈横穴群のある日枝神社西側尾根筋にも高まりが二つあって多分古墳だと思われます。東側にも一つあるけどこれは単なる盛り土のような気がする。
(追記)上ノ山古墳群と判明したのでタイトル変更。東側のも古墳のようです。
[ 2016年10月13日 19:07 ] カテゴリ:八女市 | TB(-) | CM(0)

曲松古墳群

福岡県八女市(旧立花町)2015年3月訪問

1号
複室横穴式石室

川を望む河岸段丘平坦面端に立地


反対側から見ると背の高い墳丘が残る


激狭の開口部、ここは前室入り口


前室、後室玄門、開口部が狭いので写しづらい


後室、奥壁は鏡石2枚並べ後は小型石材を積み上げる


〃縦位置、床面には敷石


後室上部、ドーム状


狭い天井部、ヤスデが降ってきます


奥から外、両袖式だが左右の袖石が随分違う、床面にしきみ石


〃縦位置、壁面石材は小型だがまぐさ石は大きい


奥から左方向、側壁は下部まで小型石材


奥から右方向


前室奥から、ここも持ち送りで天井が狭く高い


2号
横穴式石室
位置:33°11′21″N 130°34′15″E

道路急カーブの所にあり目立つ、右後方に1号


墳丘は割と残る、上部に石材露出


反対側はかなり削られている


開口部なんですがこれは天井石材


上から見るとかなり胴張りの玄室、床面に丸く扁平な河原石が敷かれている


真上から見たら殆ど床面しか写らない


玄門、入ってみたいけど出られそうにない


3号?(仮)
低いがはっきりした高まり


2号敷石に使われたような扁平な石が露出、石室とも外護列石とも違うような


4号?(仮)
僅かな高まり、石材露出なし


見学記
立花町北山、谷中1号から細い道を北に200m程進み突き当りで左に曲がって更に200m程進むと竹林の中に2基の墳丘があります。前はもう矢部川がつくった崖になっています。北側にあるのが1号、墳丘は大分削られ一部石材が露出していますが複室石室が良好に残っています。羨道は埋没前室から入ることになりますがかなり狭く久しぶりに泥だらけになった入室でした(ガラス瓶や破片があるので注意が必要)。前室は小さく写真が撮りづらい。後室は奥壁だけ基部に中型石材を並べあとは側壁も小口積み上部を持ち送りしたドーム状、やや胴張りです。2号もほぼ同じ規模、石室上部が開口していますがなかに入るのは無理、複室かどうかは分かりませんが1号と同様の構造でかなりの胴張りです。川原の平丸石があって敷石に使われていたよです。寺に帰る途中の竹林の中に二つの高まりが有りました。片方は小さな高まりに石材が囲まれるように露出、石室なのかな。もう一つは1,2号と同じくらいの大きさだが背はすっかり低くなっています。ちなみに読みは”よごまつ”です。
[ 2016年10月06日 19:21 ] カテゴリ:八女市 | TB(-) | CM(0)

谷中1号

福岡県八女市(旧立花町)2015年3月訪問

複室横穴式石室
石屋形
位置:33°11′10″N 130°34′17″E

よく残る墳丘、航空写真で見ると意外と分かりづらかった


背後から見ると奥壁石材が一部露出


石室開口部


よく残る羨道


前室


後室、上部が大きく持ち送り、石棚があるように見えますが


ストロボ無しで撮影


上部に加工跡が見られかなり斜めになっている、簡易型の石屋形天井だと思われます


後室縦位置、狭くなった天井


天井は四角く1枚石


奥から外、両袖式


〃縦位置、画面最上部に天井


奥から左方向


奥から右方向


前室奥から


見学記
立花町北山、開運寺南東100mの所にある古墳です。割と大きな墳丘が残っていますが背後が大分削られて石材が一部露出しています。そのおかげで石室内部は明るい。南向きに開口複室石室で良好に残っています。羨道の途中に石材がありますが仕切り石でしょうか。前室は奥行きはあるが幅はあまりない。後室は全般に大型石材が使われその割にかなり持ち送りがあり天井はやや狭く天井石は1枚です。この石室最大の特徴は奥壁中段の石でしょうか。普通に見れば石棚ですが上部がかなり傾斜していて物など全く置けません(石棚が物を置く場所かどうかも分かっていませんが)。これはむしろ石屋形の屋根だけを設置した簡易型と思うのが妥当でしょうね。寺に駐車場あり。
[ 2016年10月06日 19:21 ] カテゴリ:八女市 | TB(-) | CM(0)

大塚古墳

福岡県八女市(旧立花町)2015年3月訪問

円墳
複室横穴式石室
位置:33°10′24″N 130°33′40″E

民家の間に巨大な墳丘が残る


墳丘は2段築成


民家裏に開口


羨道からして見上げる程の高さ、前室玄門袖石は1本の立石、床面にしきみ石


前室も大きい、袖石はやはり1本の立石、しきみ石も床面から大分出ている


まぐさ石と前室天井


奥室も巨石で構成


奥壁は巨石2段積み、上部に見えているのは天井


右側壁は奥壁鏡石より巨大


奥から外、両袖式、重量感のあるまぐさ石


奥から左方向


〃右方向


前室奥から


羨道奥から、床面に敷石、石積みの様子から先端まで残っているだろうな


見学記
立花町北山、県道4号から少し入った場所にあります。第一印象はとにかくでかい、なにもかもでかい。墳丘も大きいですが石室も石材も何もかもでかい。複室石室で羨道までよく残っていますが羨道入り口からして天井まで手が届きません、なのでむしろ幅が狭く感じられるほどです。前室玄門袖石は天井まで届く柱状の袖石、その前の側壁も1枚だけ他の羨道側壁と違い天井まで届く1枚石です。前室も大きく左右の側壁基部はかなりの巨石、後室玄門袖石も前室のより太く大きくなっています。後室は奥壁に巨石鏡石を据えていますが左右側壁基部の石は鏡石より更に巨石です。上部は多少持ち送りがあリ天井石は1枚石です。壁の巨石は表側しか見えないから重量感を感じないけど(多分大きさの割には薄いだろ)まぐさ石は前後から見られてその重量感巨石ぶりがよく分かります。これは多分個人敷地内、この家の方にとっては家の南側にこんなでかい物があってさぞかし邪魔に思っているんじゃなかろうか(汗)。大塚というと各地にあるので大抵は上に地名字名等がつくのですがこれは何もつかない、付けなくても分かるだろと言いたくなるくらい規模が大きい。前の道路は狭いので南側県道脇に駐車スペース有り。市史跡。
[ 2016年10月06日 19:20 ] カテゴリ:八女市 | TB(-) | CM(0)
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