岡古墳群
香川県善通寺市 2002年4月訪問、2010年2月再訪
16基、現存9基、6C後半
5号
円墳、R15
横穴式石室、全長9m、玄室長5,幅2,高2m(現状)
線刻壁画
位置:34°12′26″N133°47′41″E (日本測地系)
34.21050615 133.79208241(世界測地系)
石室開口部(02年)10年現在草茫々で分からない状態

立って歩けるような羨道

持ち送りのある玄室

鏡石を据えた奥壁

奥から外、両袖式

線刻壁画

このテントのような模様は割と見かける

魚?、表面が剥落

6号
円墳、R15
横穴式石室、全長8m、玄室幅1.5,高2.5m(現状)
開口部

羨道

玄室、奥壁が抜かれている

玄室(ストロボなし)

奥から外、両袖式、右側の側壁がかなり持ち送りされている

玄門(奥から)

石室背後から、トンネル状になっている

10号
横穴式石室
墳丘正面

羨道

玄室、土砂が流入してかなり埋まる

玄室(ストロボ)

奥から外、片袖式

天井中央がやや高くなる

線刻壁画、人物?

11号
横穴式石室
墳丘正面

開口部、天井部がやや壊失

羨道

玄室、あまり奥行きがない

奥から外、両袖式

ここも天井中央が高い

墳頂部に露出した天井石

線刻壁画

13号
横穴式石室
石室正面、墳丘はかなり流失

石室前部は崩れ気味

天井部が開口

玄室奥は良好に残存

奥壁

奥から外、無袖かな

線刻壁画、彫りが深すぎる気がしないでもない

番号不明
石室(02年)羨道部が崩壊、望遠で撮影

(見学記)
(2002年)
大麻山北東麓近くの緩斜面にある古墳群です。位置が分からず適当に走り回ってやっと藪に隠れた小さな案内表示を発見。近くの墓地近くにあるようで行ってみたが見つからず。果樹園と墓地の間を登っていって適当な場所で果樹園に入っていくと2基の石室を発見。かなり崩壊していたがなんとか玄室の様子が分かる。これに意を強くして探しながら下っていくと奥壁の抜かれた石室を発見。すっかりトンネル状になっています。このすぐ近くに1号墳があった。藪に覆われているが背が高く説明板も立っていてさっきはこのすぐ側を通っているのに何で気づかなかったんだか。もっとも先にこれを見つけていると他を探さなかったかもしれないから運がいいと言えばいいけどね。石室は南側に開口、良好に残っていて線刻壁画もあります。羨道右側の線刻がはっきりしていて一見アメリカインディアンのテントのようです。
ここを探す過程で他の古墳の案内板も見つけましたがかなり古い上にそれに従っていっても後が続かず見つけることが出来なかった。
(2010年)
善通寺市大麻町岡、見落としていた石室があったので再訪してみました。8年前なのでもう場所の見当が付かずウロウロしたけどまずはトンネル状になっている6号を発見、このすぐ側に5号があるがすっかり藪に包まれ古墳とも分かりづらい状態、石室入り口に近づくだけでも大変、入り口脇にある説明板もすっかり意味をなくしています。それでも石室内部は植物が侵入しておらず見学容易です。6号西側山林の中に入ると10,11号があります。ともに墳丘はよく残る。10号は石室完存していますが玄室奥から土砂が流入して玄室がかなり埋没しています。ここだけ片袖式の玄室、天井は中央がやや高くなっているようだ。すぐ側に11号、背の高い墳丘が残り頂部に丸い天井石が露出、こちらも羨道玄室ともよく残っています。ここも天井中央がやや高くなっている。10号から斜面を少し登ると13号石室露出、前部が崩れていますが玄室奥はよく残っています。他より石材がやや小さめ。どの古墳も線刻壁画が見られますがどんな模様なのかよく分からないのが多い。
11号西奥にあるという夫婦岩1,2号は分からず。以前見つけていた石室も分からず。この辺りは果樹園だったんでしょうがもう放置状態で見通しが全然利かないもんな。
16基、現存9基、6C後半
5号
円墳、R15
横穴式石室、全長9m、玄室長5,幅2,高2m(現状)
線刻壁画
位置:34°12′26″N133°47′41″E (日本測地系)
34.21050615 133.79208241(世界測地系)
石室開口部(02年)10年現在草茫々で分からない状態

立って歩けるような羨道

持ち送りのある玄室

鏡石を据えた奥壁

奥から外、両袖式

線刻壁画

このテントのような模様は割と見かける

魚?、表面が剥落

6号
円墳、R15
横穴式石室、全長8m、玄室幅1.5,高2.5m(現状)
開口部

羨道

玄室、奥壁が抜かれている

玄室(ストロボなし)

奥から外、両袖式、右側の側壁がかなり持ち送りされている

玄門(奥から)

石室背後から、トンネル状になっている

10号
横穴式石室
墳丘正面

羨道

玄室、土砂が流入してかなり埋まる

玄室(ストロボ)

奥から外、片袖式

天井中央がやや高くなる

線刻壁画、人物?

11号
横穴式石室
墳丘正面

開口部、天井部がやや壊失

羨道

玄室、あまり奥行きがない

奥から外、両袖式

ここも天井中央が高い

墳頂部に露出した天井石

線刻壁画

13号
横穴式石室
石室正面、墳丘はかなり流失

石室前部は崩れ気味

天井部が開口

玄室奥は良好に残存

奥壁

奥から外、無袖かな

線刻壁画、彫りが深すぎる気がしないでもない

番号不明
石室(02年)羨道部が崩壊、望遠で撮影

(見学記)
(2002年)
大麻山北東麓近くの緩斜面にある古墳群です。位置が分からず適当に走り回ってやっと藪に隠れた小さな案内表示を発見。近くの墓地近くにあるようで行ってみたが見つからず。果樹園と墓地の間を登っていって適当な場所で果樹園に入っていくと2基の石室を発見。かなり崩壊していたがなんとか玄室の様子が分かる。これに意を強くして探しながら下っていくと奥壁の抜かれた石室を発見。すっかりトンネル状になっています。このすぐ近くに1号墳があった。藪に覆われているが背が高く説明板も立っていてさっきはこのすぐ側を通っているのに何で気づかなかったんだか。もっとも先にこれを見つけていると他を探さなかったかもしれないから運がいいと言えばいいけどね。石室は南側に開口、良好に残っていて線刻壁画もあります。羨道右側の線刻がはっきりしていて一見アメリカインディアンのテントのようです。
ここを探す過程で他の古墳の案内板も見つけましたがかなり古い上にそれに従っていっても後が続かず見つけることが出来なかった。
(2010年)
善通寺市大麻町岡、見落としていた石室があったので再訪してみました。8年前なのでもう場所の見当が付かずウロウロしたけどまずはトンネル状になっている6号を発見、このすぐ側に5号があるがすっかり藪に包まれ古墳とも分かりづらい状態、石室入り口に近づくだけでも大変、入り口脇にある説明板もすっかり意味をなくしています。それでも石室内部は植物が侵入しておらず見学容易です。6号西側山林の中に入ると10,11号があります。ともに墳丘はよく残る。10号は石室完存していますが玄室奥から土砂が流入して玄室がかなり埋没しています。ここだけ片袖式の玄室、天井は中央がやや高くなっているようだ。すぐ側に11号、背の高い墳丘が残り頂部に丸い天井石が露出、こちらも羨道玄室ともよく残っています。ここも天井中央がやや高くなっている。10号から斜面を少し登ると13号石室露出、前部が崩れていますが玄室奥はよく残っています。他より石材がやや小さめ。どの古墳も線刻壁画が見られますがどんな模様なのかよく分からないのが多い。
11号西奥にあるという夫婦岩1,2号は分からず。以前見つけていた石室も分からず。この辺りは果樹園だったんでしょうがもう放置状態で見通しが全然利かないもんな。