広山寺古墳群

長野県上田市(旧真田町)2006年4月訪問

広山寺古墳群

1号(広山寺古墳)
円墳、R20×18、H4.5m
横穴式石室、全長6.73m、玄室長3.33,幅2.2,高2.2m
位置:36°25′38″N 138°18′48″E (日本測地系)
    36.43033587 138.31020691(世界測地系)
墳丘、石室正面、見えている石材は後世の物


入り口から見た内部、羨道に見えるが後世の物


こちらが本物の羨道


玄室はそれ程大きくはない、奥壁は2段積み


奥から外、両袖式、まぐさ石の上に不思議な石が


平石が差し込まれている


何のための石だろう


羨道、奥から、一見片袖式玄室風


2号
横穴式石室
位置:36°25′37″N 138°18′45″E (日本測地系)
    36.43005811 138.30937367(世界測地系)
奥壁と側壁の一部が残るだけ


正面の2段積みが奥壁だろうな


(見学記)
現上田市真田町本原、本原小学校東側に広山寺がありその裏手(東側)墓地の北外れにあります。背の高い墳丘が裸の状態で残っていて南側に石室が開口しています。中に入っていくと途中でまるで片袖式の玄室のように幅が広くなっている。変わった構造だなと思っていたら入り口部分は後世に付け加えられた物のとこと、と言うことが説明板に書いていた。見学が終わった後で読んだもんな(汗)。本物の羨道を前屈みで前進し玄室に入ったので立ち上がったら頭を思い切り石にぶつけた。玄室は真っ暗な中、懐中電灯で照らしてみたら玄門まぐさ石の上に大きな平石が差し込まれていてこれにぶつけたんですね。それにしてもこれは何なんだ、入り口後から付け加えられた部分にも同様の構造があるようだから後世の物かな。それにしても物を置く棚でも無し補強のためでもなさそうだしなんなんでしょうね。玄室自体は長3.33mの両袖式、奥壁は大型の石2段積みですが墳丘の割にはそれ程大きくはありません。町史跡。
墓地の中の駐車スペース側の竹林がなんとなく墳丘っぽい。見に行ったら石室が露出していました。奥壁と側壁の一部しか残っていませんがここも奥壁は広山寺古墳と同じような構造のようです。

(追記)両者併せて広山寺古墳群をなし広山寺古墳が1号、広山寺裏古墳(仮称)が2号となります。

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