石神古墳群
滋賀県大津市(旧志賀町)2001年3月訪問
円墳4基
1号
墳丘壊失、7C前半
石室埋没、家形石棺
石棺

蓋と底石だけが残る

2号
円墳、R10,H2.4
横穴式石室
墳丘側に古墳群の説明板がある

天井石が露出、内部は埋没、中央奥、祠の脇に1号の石棺がある

奥壁(左側)が僅かに見える

3号
円墳、R10、6C後半
横穴式石室、玄室長4.6,幅2.6,高3m
石室開口部、前面が削られている

玄室

奥から外、両袖式、背が高くかなり持ち送りがある

狭い天井

4号
円墳、R8、6C後半
横穴式石室、玄室長3.9,幅2.7,高3.3m
位置:35°05′57″N 135°55′25″E
石室開口部、羨道はかなり失われている

石室正面

玄室、最上部の石が突き出ている

奥から外、両袖式、こちらも上部の石が突き出て天井が中高式になっている

(見学記)
小野神社南側100mの所にある4基の円墳からなる古墳群です。道路が入り組んでいるため分かりにくいが2号の脇に説明板がありこれを見つければ後は容易です。2号は径10mの円墳で石室天井石が露出していますが内部は埋没奥壁辺りがかろうじて見えています。すぐ下に1号墳がありますが墳丘は壊失、祠の側に家形石棺が保存されていますが残っているのは蓋石と底石だけです。3号は径10mの円墳で竹林の中に背の高い墳丘が残っています。前面を削られ羨道がかなり壊失していますが玄室は完存、長4.62m、幅2.57m、高2.95mで背が高く持ち送りの強い玄室です。4号は径8mの円墳だが墳丘はかなり流失石室も一部露出しています。こちらも羨道はかなり壊失していますが玄室は完存、長3.9m、幅2.66m、高3.27mで平石を使った見事な構造です。奥壁は奈良の塚平古墳タイプ、最上部の石が突き出ていて、玄門上部も同様でその上に天井石を乗せている状態で一見中高式の天井です。重みで袖石にひびが入っていて危険な状態。私有地内で周りを生け垣に囲まれ入れないがお隣の家が在宅で庭先を通させて貰い見学できた。ラッキー。
円墳4基
1号
墳丘壊失、7C前半
石室埋没、家形石棺
石棺

蓋と底石だけが残る

2号
円墳、R10,H2.4
横穴式石室
墳丘側に古墳群の説明板がある

天井石が露出、内部は埋没、中央奥、祠の脇に1号の石棺がある

奥壁(左側)が僅かに見える

3号
円墳、R10、6C後半
横穴式石室、玄室長4.6,幅2.6,高3m
石室開口部、前面が削られている

玄室

奥から外、両袖式、背が高くかなり持ち送りがある

狭い天井

4号
円墳、R8、6C後半
横穴式石室、玄室長3.9,幅2.7,高3.3m
位置:35°05′57″N 135°55′25″E
石室開口部、羨道はかなり失われている

石室正面

玄室、最上部の石が突き出ている

奥から外、両袖式、こちらも上部の石が突き出て天井が中高式になっている

(見学記)
小野神社南側100mの所にある4基の円墳からなる古墳群です。道路が入り組んでいるため分かりにくいが2号の脇に説明板がありこれを見つければ後は容易です。2号は径10mの円墳で石室天井石が露出していますが内部は埋没奥壁辺りがかろうじて見えています。すぐ下に1号墳がありますが墳丘は壊失、祠の側に家形石棺が保存されていますが残っているのは蓋石と底石だけです。3号は径10mの円墳で竹林の中に背の高い墳丘が残っています。前面を削られ羨道がかなり壊失していますが玄室は完存、長4.62m、幅2.57m、高2.95mで背が高く持ち送りの強い玄室です。4号は径8mの円墳だが墳丘はかなり流失石室も一部露出しています。こちらも羨道はかなり壊失していますが玄室は完存、長3.9m、幅2.66m、高3.27mで平石を使った見事な構造です。奥壁は奈良の塚平古墳タイプ、最上部の石が突き出ていて、玄門上部も同様でその上に天井石を乗せている状態で一見中高式の天井です。重みで袖石にひびが入っていて危険な状態。私有地内で周りを生け垣に囲まれ入れないがお隣の家が在宅で庭先を通させて貰い見学できた。ラッキー。