江釣子古墳群
岩手県北上市(旧江釣子村)1986年3月訪問、1994年4月再訪
八幡、猫谷地、五条丸の各支群からなる、川原石を積んだ横穴式石室
分布図
右赤枠がが八幡支群、中央が猫谷地支群、高速道路西側に五条支群

【八幡支群】
1号

3号

【猫谷地支群】
猫谷地古墳
位置:39°17′18″N 141°05′20″E
川原石を積んだ形式的な横穴石室

石室が大変細長い

石室横から、枕状の川原石を積み上げている

上が石室北側、下が南側、普通の石室と同様の構造をしている

10号
左側が東北自動車道

13号
標札がなければただの石ころ

【五条丸支群】
復元石室

後方の建物が資料館

7号
これでも良好な方

8号
これでも国の史跡

9号

(見学記)
江釣子古墳群
東北自動車道北上江釣子IC南側、和賀側の左岸段丘上に分布する群集墳で3支群からなっています。全て国史跡。
八幡支群
群東側、八幡神社北側に8基分布。一番数が少なく分布もまばら、ただ比較的墳丘が残っている。
猫谷地支群
群中央、高速道東側に十数基有り密集している。全て墳丘は殆ど流れ去り石室石組みが露出、道路脇にあるのは表示板がなければただの川原石の集積と間違えそう。小さな林の中に1号墳の石室が復元されている。丸みを帯びた川原石を小口積みにした縦に長い石室で、北側には小さいながらも平らな石が立てられ南側も玄門風に石が重なられ横穴石室的特徴を示していますが、遺物や遺体は上から搬入しなければ無理で実質的には竪穴石室です。すぐ側の4,9号では墳丘下部が比較的残っている。
五条丸支群
群西側、高速道西側一帯に分布、おそらく100基以上あると思われるが大半は水田下に埋没、民俗資料館敷地に比較的墳丘が残っている4基と道路沿いに数基見える程度。資料館内にも小型の石室が復元されている。ここは普段閉鎖されているようで、東側に新しく史跡センターが建てられここで発掘資料の展示が行われ、敷地内には石室墳丘を復元した模型があります。しかし折角行ったのにこの日は臨時休館、 確か前回来たときも閉まっていたし、ついてないなー。
八幡、猫谷地、五条丸の各支群からなる、川原石を積んだ横穴式石室
分布図
右赤枠がが八幡支群、中央が猫谷地支群、高速道路西側に五条支群

【八幡支群】
1号

3号

【猫谷地支群】
猫谷地古墳
位置:39°17′18″N 141°05′20″E
川原石を積んだ形式的な横穴石室

石室が大変細長い

石室横から、枕状の川原石を積み上げている

上が石室北側、下が南側、普通の石室と同様の構造をしている

10号
左側が東北自動車道

13号
標札がなければただの石ころ

【五条丸支群】
復元石室

後方の建物が資料館

7号
これでも良好な方

8号
これでも国の史跡

9号

(見学記)
江釣子古墳群
東北自動車道北上江釣子IC南側、和賀側の左岸段丘上に分布する群集墳で3支群からなっています。全て国史跡。
八幡支群
群東側、八幡神社北側に8基分布。一番数が少なく分布もまばら、ただ比較的墳丘が残っている。
猫谷地支群
群中央、高速道東側に十数基有り密集している。全て墳丘は殆ど流れ去り石室石組みが露出、道路脇にあるのは表示板がなければただの川原石の集積と間違えそう。小さな林の中に1号墳の石室が復元されている。丸みを帯びた川原石を小口積みにした縦に長い石室で、北側には小さいながらも平らな石が立てられ南側も玄門風に石が重なられ横穴石室的特徴を示していますが、遺物や遺体は上から搬入しなければ無理で実質的には竪穴石室です。すぐ側の4,9号では墳丘下部が比較的残っている。
五条丸支群
群西側、高速道西側一帯に分布、おそらく100基以上あると思われるが大半は水田下に埋没、民俗資料館敷地に比較的墳丘が残っている4基と道路沿いに数基見える程度。資料館内にも小型の石室が復元されている。ここは普段閉鎖されているようで、東側に新しく史跡センターが建てられここで発掘資料の展示が行われ、敷地内には石室墳丘を復元した模型があります。しかし折角行ったのにこの日は臨時休館、 確か前回来たときも閉まっていたし、ついてないなー。