小曽根古墳群
栃木県足利市 1998年3月訪問
前方後円墳2他数基残存
永宝寺裏古墳
前方後円墳、TL48,R20,RH5.4,FW23
横穴式石室、全長4.25m
位置:36°16′20″N 139°28′58″E
この地域によくあるチャート割石を使った石室、奥壁は1枚石

左片袖式、羨道埋没、墳丘も下部が埋没しているようだ

浅間山古墳
前方後円墳、TL58,R38,RH9,FW23
周囲をかなり削られているが背の高い墳丘が残っている、背後に短い前方部が僅かに残る

(見学記)
小曽根町の県道278号沿いにある古墳群です。永宝寺本堂裏にあるのが全長48mの前方後円墳永宝寺裏古墳(現地説明板では永宝寺古墳、市史跡)です。寺によって墳丘が少し削られているようですが比較的良好。後円部南側に無袖式石室が開口、奥壁は1枚、側壁はチャートの割石、残存長4.25m,墳丘規模に比べてやや小さいようです。入り口はかなり埋まっていますが腹這いになれば何とか入れる。足から入ろうとしたら猫が飛び出してきてびっくりした。前方部に真新しい石の多層塔が立っているが事前の発掘はしたんだろうか。西側200mに浅間山古墳、前方部の短い全長58m高7mの前方後円墳だが周囲がかなり削られ背の高い円錐状の墳丘が見えるだけ、しかも敷地の境界をなす塀が墳丘上にあるから余計古墳らしく見えない。前方部も敷地内に僅かに残っているようだ。県道南側の民家にも円墳が2基ある。
前方後円墳2他数基残存
永宝寺裏古墳
前方後円墳、TL48,R20,RH5.4,FW23
横穴式石室、全長4.25m
位置:36°16′20″N 139°28′58″E
この地域によくあるチャート割石を使った石室、奥壁は1枚石

左片袖式、羨道埋没、墳丘も下部が埋没しているようだ

浅間山古墳
前方後円墳、TL58,R38,RH9,FW23
周囲をかなり削られているが背の高い墳丘が残っている、背後に短い前方部が僅かに残る

(見学記)
小曽根町の県道278号沿いにある古墳群です。永宝寺本堂裏にあるのが全長48mの前方後円墳永宝寺裏古墳(現地説明板では永宝寺古墳、市史跡)です。寺によって墳丘が少し削られているようですが比較的良好。後円部南側に無袖式石室が開口、奥壁は1枚、側壁はチャートの割石、残存長4.25m,墳丘規模に比べてやや小さいようです。入り口はかなり埋まっていますが腹這いになれば何とか入れる。足から入ろうとしたら猫が飛び出してきてびっくりした。前方部に真新しい石の多層塔が立っているが事前の発掘はしたんだろうか。西側200mに浅間山古墳、前方部の短い全長58m高7mの前方後円墳だが周囲がかなり削られ背の高い円錐状の墳丘が見えるだけ、しかも敷地の境界をなす塀が墳丘上にあるから余計古墳らしく見えない。前方部も敷地内に僅かに残っているようだ。県道南側の民家にも円墳が2基ある。