西坪古墳群
栃木県益子町 2001年2月訪問
前方後円墳1,円墳3基
1号
円墳、R20,H2.5
横穴式石室
位置:36°30′30″N 140°07′08″E
丘陵頂近くの墳丘、平野がよく望める場所に立地

石室開口部

切石胴張りの玄室

両袖式、側壁の一部が崩壊、まぐさ石にもひびが入り状態は良くない

2号
円墳
西側からの遠望、尾根上部を整地し先端に立地

墳丘

3号
前方後円墳、7C初
横穴式石室、玄室長2.9,幅1.75-2.05
位置:36°30′25″N 140°07′08″E
道路崖面に開口した石室、墳丘は大きく損壊

玄門開口部、羨道は殆ど壊失、突き出た石はそのまま玄室天井石となっている

切石胴張りの玄室、1号より一回り小型、切石に鑿の痕が残っている、左右で加工痕が大きく異なっている

両袖式、天井は1枚石の巨石

(見学記)
前方後円墳1,円墳3基からなる古墳群です。
1号:丘陵頂近くにある現状径20m、高2.5m程の円墳で南側に石室が開口しています。羨道は殆ど壊失しているが切石を使った胴張りの強い玄室が残っています。側壁の一部が崩壊まぐさ石にもひびが入っていて状態はあまり良くない。
2号:1号西側、尾根の上を整地した跡が残っていて先端に背の高い墳丘が残っています。当然石室があると思われるが全く見えず。
3号:麓近くにある全長30mの前方後円墳だが墳形は大きく改変している。崖面に石室が露出、見えているのは玄門部分で玄室は完存、1号をやや小型にしたような玄室で長2.9m、幅1.75-2.05m、高1.6m、切石胴張り奥壁は1枚石です。入り口の玄門上に突き出ている巨石がそのまま玄室天井石となっているのにはちょっとびっくり。切石には鑿を使った痕が明瞭に残っていますが左右では加工の仕方が大きく異なるのが興味深い。加工しやすい凝灰岩を使っているせいで一部にひびが入っている。また落書きがあるのも残念です。
4号:民家庭に小さな墳丘が残っている。
前方後円墳1,円墳3基
1号
円墳、R20,H2.5
横穴式石室
位置:36°30′30″N 140°07′08″E
丘陵頂近くの墳丘、平野がよく望める場所に立地

石室開口部

切石胴張りの玄室

両袖式、側壁の一部が崩壊、まぐさ石にもひびが入り状態は良くない

2号
円墳
西側からの遠望、尾根上部を整地し先端に立地

墳丘

3号
前方後円墳、7C初
横穴式石室、玄室長2.9,幅1.75-2.05
位置:36°30′25″N 140°07′08″E
道路崖面に開口した石室、墳丘は大きく損壊

玄門開口部、羨道は殆ど壊失、突き出た石はそのまま玄室天井石となっている

切石胴張りの玄室、1号より一回り小型、切石に鑿の痕が残っている、左右で加工痕が大きく異なっている

両袖式、天井は1枚石の巨石

(見学記)
前方後円墳1,円墳3基からなる古墳群です。
1号:丘陵頂近くにある現状径20m、高2.5m程の円墳で南側に石室が開口しています。羨道は殆ど壊失しているが切石を使った胴張りの強い玄室が残っています。側壁の一部が崩壊まぐさ石にもひびが入っていて状態はあまり良くない。
2号:1号西側、尾根の上を整地した跡が残っていて先端に背の高い墳丘が残っています。当然石室があると思われるが全く見えず。
3号:麓近くにある全長30mの前方後円墳だが墳形は大きく改変している。崖面に石室が露出、見えているのは玄門部分で玄室は完存、1号をやや小型にしたような玄室で長2.9m、幅1.75-2.05m、高1.6m、切石胴張り奥壁は1枚石です。入り口の玄門上に突き出ている巨石がそのまま玄室天井石となっているのにはちょっとびっくり。切石には鑿を使った痕が明瞭に残っていますが左右では加工の仕方が大きく異なるのが興味深い。加工しやすい凝灰岩を使っているせいで一部にひびが入っている。また落書きがあるのも残念です。
4号:民家庭に小さな墳丘が残っている。